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目に見えないところで市民の暮らしを支えている下水道、その運営や維持管理はマンパワーによって支えられており、現場の安全は常に確保されていなければならない。ひとたび事故が発生すれば、作業員の命や生活を奪い、また工事を受注した企業の信頼さえ揺るがしかねない。ゆえに事故や労災を起こさないためには、現場の職員だけでなく組織全体が一丸となって安全について「教える・伝える・継承する」ことに真剣で取り組まなければならない。</br> そこで『月刊下水道』2月号では、事故・労災を防ぐ安全教育のあり方について特集する。事故はどのように発生したのかといった分析や、現場に安全文化を根づかせる最新の取組み、官民それぞれでの対策事例を紹介する。事故ゼロに向けて、安全な機材、教育支援、管理システムなどのほか、管路内作業や処理場での事故を未然に防ぐための教育・訓練の重要性について考えていく。 |
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老朽化する管路や施設の増加、人口減少に伴う技術者不足、災害リスクの高まり、維持管理コストの上昇など、下水道事業はこれまでにない複合的な課題に直面している。これらに対応するため、近年ではデータの利活用、センシング技術、遠隔監視、ロボットによる点検、AI 解析など、DX を軸とした多様な取組みが広がりつつある。 2025 年6月に発表された「上下水道DX 推進検討会」最終取りまとめでは今後の方向性として「2027年度末までに、上下水道DX 技術カタログに掲載されたDX 技術などがメンテナンスの標準的なツールとして活用され、台帳システム等により管路情報を電子化することを目標とし、取組みを推進する」とされた。 そこで今回は下水道事業が直面するさまざまな課題を解決することが期待されるDX 技術について、すでに実装段階にある技術を中心に取り上げ、下水道DX の今後を展望する。 |
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