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団体の動き/ゼニス羽田、油水分離ユニフィルターをトヨタ自動車と共同開発 2019年08月09日
 ゼニス羽田鰍ヘこのほど、無電力で水中の夾雑物を取り除くスクリーン装置「ユニフィルター」に油水分離機構を付加した新タイプを開発した。中水利用で要求される水質を確保するための雨水前処理装置として、油分と水中の夾雑物を無動力で除去・回収するためのもの。トヨタ自動車鰍ニ共同開発した。今年度中の販売を目指す。トヨタ自動車の工場内で実際に雨水を用いて行ってきた実験では、油分除去に加え水質も砂濾過装置を省略できるレベルにまで高められた。ゼニス羽田では「砂濾過装置は逆洗にかかる手間やコスト、時間も多く要する。ここを省略できるメリットはとても大きい。雨水利用の拡大にも貢献できると考えている」と話す。完成後は、広く一般に向けても販売する方針だ。
団体の動き/管路協、台北市衛工処との意見交換会を開催 2019年08月08日
 (公社)日本下水道管路管理業協会(管路協)は8月8日、東京・千代田区の管路協本部で、台湾・台北市の下水道事業を担う職員と意見交換会を行った。管路協からは長谷川健司会長ら役員7名が参加。台北市からは台北市政府工務局衛生下水道工程処(衛工処)の李建賢処長ら幹部7名が参加した。李処長は冒頭の挨拶で、30年前、下水管の布設や維持管理技術を学ぶために日本に留学した経験に触れ「留学当時に学んだことを、台北市の下水道事業の発展に生かすことができた。現在、市の下水道の普及率は78%となっているが、施工から50年を経た下水管もあり、管更生が喫緊の課題になっている。日本の下水道も管更生の課題に直面し、技術開発も積極的に行われていると聞いている。その経験を、ぜひ私たちにも伝えてほしい」と協力を求めた。管路協の長谷川会長はこれに対し「私たちの技術と実践を、台北市の管路網の管理に役立ててほしい。台北市にはまた、管路管理を行う民間事業者が数十社あると聞いている。実践や直面している課題について、ぜひ情報を共有させていただきたい」と語った。
団体の動き/JERコンクリート補改修協会、第15回定期総会を開催 2019年08月07日
 JERコンクリート補改修協会は8月7日、東京・港区のTKPガーデンシティー品川において第15回定期総会を開催した。同協会の会員数は7月17日現在、157社・事業所・団体。令和元年度事業では、新工法・新材料充実化のため、ジックボード工法(耐用年数50年対応)の準備、耐有機酸工法(ジックレジンKG工法)およびビニルエステル樹脂工法(ジックコートVE工法)関係の下水道への普及、「コンクリート防食技士」資格取得会員の増加とコンクリート防食工事賠償責任保険制度の市場啓発活動のための説明会・研修会の開催等の活動を予定している。同総会では役員の改選が行われ、日本ジッコウ鰍フ佐藤匡良代表取締役が会長に再任された。
団体の動き/JERコンクリート補改修協会管路部会、第4回総会を開催 2019年08月07日
 JERコンクリート補改修協会管路部会は8月7日、東京・港区のTKPガーデンシティー品川で令和元年度(第4回)総会を開催。同部会は平成30年度、認定工法に関する専門技術者試験を福岡、広島、東京、宮城等7会場で開催したほか、施工に関する技術研修会を開催するなどの活動を行った。令和元年度は、認定工法に関する専門技術者試験、技術研修会、部会員・施主・コンサルタントを対象とした説明会・講習会・勉強会等の活動を予定している。また同総会では役員の改選が行われ、日本ジッコウ鰍フ井上敬介執行役員が部会長に再選された。
団体の動き/グッドモール工法研究会、第18回総会を開催 2019年08月06日
 グッドモール工法研究会は8月6日、東京・渋谷区の渋谷東武ホテルで第18回総会を開催。平成30年度は、グッドモール工法の認知度を上げるため、普及・広報活動を、東京都や新潟市、倉敷市などの自治体に加え、コンサルタントおよび建設会社に対して実施する等の活動を行った。令和元年度は、同工法普及に向けた活動を地方自治体やコンサルタントに対して積極的に行っていくほか、年間を通して研修会・工法勉強会を開催していく予定。同工法の平成30年度施工実績は、223ヵ所・1,117.8mで、累計では6,774ヵ所・3万2,920.7mの施工実績となった。
団体の動き/クリスタルライニング工法協会、第21回定例総会を開催 2019年08月05日
 クリスタルライニング工法協会は8月5日、横浜市西区の横浜ベイホテル東急で第21回定例総会を開催し、五つの議案を可決・承認した。それによると平成30年度は神戸市をはじめ各地の自治体等に出向いて工法PR活動を行ったほか、同工法専門技術者認定講習会やコンサル技術研修会を開催するなどした。令和元年度は、「下水道管更生技術施工展2019金沢」への出展や修繕・改築工法説明会の開催、マンホールの耐震化技術の推進など、多彩な宣伝活動を予定している。総会では役員改選も行われ、菊池理事長が再任された。
団体の動き/組立式マンホール団体協議会、35周年記念全体会議を開催 2019年08月01日
 組立式マンホールの技術基盤の確立や規格等の制定を図る組立式マンホール団体協議会は8月1日、東京・港区の浜松町東京會舘で35周年記念全体会議を開催。全体会で可決承認された平成30年度事業報告によると同協議会は昨年度、多機能型マンホール検討会議へ参画したほか、組立式マンホール等について審議する(公社)日本下水道協会のコンクリート製二次製品小委員会へ参加するなどした。令和元年度も引き続き、多機能型マンホール検討会議や下水道協会の委員会へ参加するなどして、組立式マンホールの規格制定を図るなどしていく方針。また全体会では任期満了に伴う役員選任では、大黒寛代表幹事を含む全幹事が再任された。
自治体の動き/新潟市、しゃべるマンホールを設置 2019年07月26日
 新潟市下水道部は7月26日から、センサーで人の動きを検知し、地元プロサッカーチームの選手がお気に入りの市内の観光地などをPRする音声メッセージを再生する「しゃべるデザインマンホール」を、新潟駅南口と万代広場の2ヵ所に設置した。新潟開港150周年記念事業の一環で、8月30日まで設置される。マンホール蓋には、人感センサーと防水スピーカーが組み込まれており、その側を人が通ると、蓋に埋め込まれたセンサーが検知し、裏面に設置したスピーカーから5秒間、市を拠点に活動するプロサッカーチーム「アルビレックス新潟」の選手が吹きこんだメッセージが流れる。メッセージを吹き込んだ選手は14名で、南口6名、万代広場8名のメッセージが順に再生される。サッカースタジアムへ向かうバスが発着する南口の蓋からは勝利に向けた意気込みを語るメッセージを流し、観光客が多く訪れる万代広場では新潟市の名所や特産品を紹介するメッセージを流す。
団体の動き/エコ防食工法研究会、第12回通常総会を開催 2019年07月25日
 エコ防食工法研究会は7月25日、横浜市中区のメルパルク横浜で第12回通常総会を開催。同研究会は平成30年度、新製品の技術開発等に取り組んだ。そのうち製品化に成功した「水系ハイブリッド型ノンスチレン樹脂塗り床材」は特定化学物質を含まず、従来のスチレンフリー塗り床材より現場開放までの時間を大幅に短縮させている。また、止水剤にスチレンフリー型ビニルエステル樹脂を使った「KSライニング工法」は東京都下水道局や同交通局、横浜市道路局などで受注されるなどの実績を上げている。令和元年度は、水系ハイブリッド型ノンスチレン樹脂塗り床材を、下水処理施設だけでなく、食品加工場向けに展開を図る。また、「KSライニング工法」の上水用を製品化し、浄水池や配水池、受水池、暗渠などの上水道施設などへの導入を図っていく方針だ。
国の動き/国交省、下水道工事等に係る事故防止重点対策を通知 2019年07月18日
 国土交通省は7月18日、「下水道工事等に係る事故防止重点対策の実施について」の通知を、都道府県下水道担当部長、政令市下水道担当部長、日本下水道事業団(JS)事業統括部長、都市再生機構都市再生部長宛てに発出した。平成28年〜30年度に実施された下水道工事および維持管理作業において発生した事故を国交省で分析した結果、墜落・転落による死亡事故が最も多く、そのすべてでハーネスや安全帯などの墜落制止用器具が使われていなかった。また、高所・開口部の仮設材についても、国が定めた労働安全衛生規則に基づく安全対策がなされず、負傷事故に至る事例が散見されたため、国交省は事故防止の重点対策項目を定めることとした。通知では、作業従事者に墜落制止用器具の着用や、適切な仮設材の設置の徹底を求めるとともに、墜落・転落事故の未然防止を目的に作成した注意喚起ポスターを、高所作業を伴う工事現場や維持管理作業員詰所などに掲示することを求めている。ポスターを掲示する期間は、通知の発出日から令和2年3月31日までで、期間を超えての掲示も可能とした。
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