団体の動き/管路協、管路管理技士実技試験を実施 |
2018年09月06日 |
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(公社)日本下水道管路管理業協会(管路協)は9月6、7の両日、埼玉県朝霞市の同協会管路研修センターで下水道管路管理技士資格認定試験(下水道管路管理専門技士(専門技士))の平成30年度実技試験を実施した。専門技士の「清掃」および「調査」部門の資格取得を目指す東京会場の受験者120名(清掃69名、調査86名)が試験に臨んだ。今回の実技試験は、そのうち清掃および調査の2部門。清掃部門では、センター内に布設している管路を使って試験を行った。高圧洗浄車と汚泥吸引車をそれぞれ2台用いて、洗浄と吸引各2名の試験官が受験者の操作について35項目を判定。一方の調査部門ではTVカメラ車3台を使い、試験官各2名が操作に関する22項目を判定した。実技試験2日目には国土交通省下水道部から2名が同試験会場を見学に訪れ、試験のようすを見学するなどした。 |
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団体の動き/アイスピグ研究会、平成30年度定時総会 |
2018年08月29日 |
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スラリー状の特殊シャーベットをピグに用いて配管内の洗浄を行うアイスピグ研究会は8月29日、東京・新宿区の東亜グラウト工業鰍ノおいて平成30年度定時総会を開催し、平成29年度事業報告や平成30年度事業計画案など4議案いずれをも満場一致で可決承認した。総会開会にあたり挨拶に立った大岡伸吉会長は、「アイスピグの歴史はまだ浅い。パイプを氷で洗う工法は今までにないものなので、これから増えていくと思われる。マーケットにどう売り込んでいくか、営業のしかた次第で近い将来大きな市場になる。実績は、物件数では昨年秋に100件を突破し、この7月末で127件。洗浄距離では累計60kmを突破した。ひとつの区切りとなる100kmを目指して頑張ろう」などと話した。 |
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国の動き/国土交通省、2019年度下水道事業予算概算要求 |
2018年08月29日 |
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国土交通省は8月29日、2019年度予算の概算要求をとりまとめた。下水道関係では、社会資本総合整備に関する交付金(国費)として対前年度1.20倍となる2兆4,094億6,300万円(内、社会資本整備総合交付金:1兆663億2,900万円、防災・安全交付金:1兆3,431億3,400万円)、また下水道事業費関係(国費)として同1.20倍の64億5,100万円(内、下水道事業費補助:17億8,000万円、下水道事業調査費等:43億600万円、下水道防災事業費補助:3億6,500万円)を要求した。平成30年7月豪雨など水災害の激甚化を受けて排水ポンプ車の整備や下水道施設の耐水化を図るほか、人口減少傾向のなかで進む施設老朽化を踏まえ下水道リノベーションの推進などを図っていきたい考えだ。@安全・安心の確保(国土強靭化の推進)、A快適な生活環境・水環境の向上(潤いのある地域づくり)、B下水道事業の持続・成長(次世代を支える下水道の推進)――の3点が予算要求の大きな柱。 |
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団体の動き/管路協関東支部栃木県部会、デモ施工見学会を実施 |
2018年08月29日 |
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(公社)日本下水道管路管理業協会(管路協)関東支部栃木県部会は8月29日、栃木県河内郡上三川町の県下水道管理事務所県央浄化センターにおいて「『下水道清掃調査・更生・耐震化技術』デモ施工見学会」を開催した。同見学会には栃木県下水道管理事務所や開催地である上三川町をはじめ宇都宮市、日光市、壬生町など栃木県内10市町の自治体関係者のほか、コンサルタントら民間企業関係者など、約100名が参加した。見学会では、日本スナップロック協会、管路品質評価システム協会(ピケスト協会)、日之出水道機器梶A光硬化工法協会、日本SPR工法協会などがそれぞれデモ施工を行い、参加した自治体関係者からは多くの質問が寄せられていた。 |
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団体の動き/JS、技術開発に関するHPをリニューアル |
2018年08月27日 |
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日本下水道事業団は8月27日、「基礎・固有調査研究」の内容を広く紹介するとともに、これまでに蓄積された技術開発の成果をわかりやすく公開することを目的として、ホームページ内の「技術開発・研究」を全面リニューアルし、「JS-TECH〜基礎・固有・技術開発の扉〜」として公開した、と発表した。アドレスは、https://www.jswa.go.jp/g/gi.htmlで、今回のリニューアルでは「基礎・固有調査研究」の掲載や各事業体の課題に応える「受託調査メニュー」の新設を行うとともに、技術開発に関する要望を直接伺うページを開設した。 |
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団体の動き/全国非開削普及協議会、第15回定時総会 |
2018年08月24日 |
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全国非開削普及協議会は8月24日、東京・港区のメルパルク東京において平成30年度(第15回)定時総会を開催した。総会で可決承認された平成29年度事業報告によると同協議会は昨年度、推進工法および道路集水桝浸透化技術(EGSM工法)、マンホール浮上防止技術(インナーウェイト工法)のPR活動を全国展開するなどし、東京都杉並区や同狛江市、兵庫県姫路市等での本格採用に結びつけた。平成30年度については、関東地区を重点地区としてEGSM工法、推進工法、インナーウェイト工法の受注拡大を図るほか、環境保全普及促進部会では、さらなる技術開発によるニーズの掘り起しを行い、環境保全に寄与できる各種水処理技術の向上に努める方針だ。 |
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団体の動き/土壌浄化法連絡協議会、第19回全国大会 |
2018年08月22日 |
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全国市町村土壌浄化法連絡協議会は8月22日、東京・千代田区の全国町村会館において第19回全国大会を開催した。齋藤文英会長(福島県会津坂下町町長)は開会にあたり、「汚水処理普及率は約90%の水準にあるものの人口5万人未満の中小市町村での普及率は50%台で低迷し、未普及地域の早期解消は喫緊の課題といえる。我が国の下水道は建設・長寿命化からストックマネジメントへと変遷している。最近の動向として下水道の分野にもグローバル化の波が押し寄せ、今や我が国において下水道は世界のブランド化を目指すべく、グローバルビジネスチャンスの時代が到来している。本大会の成果が国内外に発信され土壌浄化法のさらなる発展に繋がることを期待している」と挨拶した。 |
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自治体の動き/横浜市ほか、高校生向け連続講座「下水道マニア」開講 |
2018年08月20日 |
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高校生のキャリア教育を目的に神奈川県立舞岡高等学校が実施する夏季連続講座「下水道マニア」が8月20〜22日の3日間、横浜市戸塚区の同校ほかで開かれた。横浜市環境創造局と下水道広報プラットホームのほか、民間事業者5者(メタウォーター梶A水ing梶A虹技梶A管路情報協同組合、日之出水道機器梶jが協力して実施された。講座第1日は、日之出水道機器、横浜市、メタウォーターの3者が、マンホール蓋のPR、横浜市の下水と環境、舞岡高校周辺の下水管・雨水管等をテーマに講義を行ったほか、管内入坑体験を実施した。翌2日目午前中は、メタウォーターおよび水ingの2社が、水と人々の暮らし、じゅんかん育ち・ビストロ下水道について講義を実施。また昼食として「じゅんかん育ち」食材をマンホール蓋型鉄板で焼いて味わうバーベキュー企画を実施。講座3日目は会場を校外へ移し、横浜市栄区にある市栄第二水再生センターで見学会を行った。 |
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国の動き/国交省、「広域化・共同化」計画の事例集を作成 |
2018年08月13日 |
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国土交通省は今年1月、総務省、農林水産省、環境省の関係3省と連名で、各都道府県に対し、平成34年度までに「広域化・共同化」計画の策定を要請しているが、8月13日、計画策定が円滑に進められるよう先行的に計画策定に取り組む事例をとりまとめ事例集にした、と発表した。この事例集は、スケールメリットを活かして効率的な管理が可能となる下水道事業の広域化・共同化を推進するため、広域化・共同化に取り組む461事例の中から20事例に焦点を当て、課題とその解決策について、検討過程や施策効果等をとりまとめたもので、国交省HPで公開している。 |
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自治体の動き/橿原市、管路協と災害復旧支援協定締結 |
2018年08月09日 |
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奈良県橿原市は8月9日、同市役所において、(公社)日本下水道管路管理業協会(管路協)と、「災害時における下水道管路施設の復旧支援協力に関する協定」の締結調印式を行った。調印式では冒頭、森下豊橿原市長が「今年は災害が多く発生しており、もし橿原市で西日本地域のような豪雨が発生すれば、ほとんど同じようなことが起こっているのではと危機感を感じている。今回災害時にご協力をしていただけるというのは力強くて心強い限りであり、一日も早く市民の皆様の生活が早く安定できるように協定を結んだ」などと挨拶した。 |
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