団体の動き/プレキャスト雨水地下貯留施設協会、第24回通常総会 |
2018年06月29日 |
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プレキャスト雨水地下貯留施設協会は6月29 日、第24回通常総会を東京・文京区のホテル東京ガーデンパレスで開催。平成29年度の施工実績は26件・貯水量9万4,700m3と過去最高となった。昨年度までの累計施工件数は888件、累計貯水量は136万7,406m3。平成30年度は、@プレキャスト遊水池の中間梁付や内高の大きな構造への対応および用途拡大への取組み、A都市河川流域における雨水の一時貯留施設としてのPR、Bプレキャスト遊水池の製造・施工にかかる合理化や技術の向上を図るための調査研究、情報収集等の活動を予定だ。また総会では伊藤恒充会長が退任し、新会長に鶴見コンクリート椛纒\取締役社長の伊藤伸泰氏が就任することが報告された。 |
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団体の動き/日本下水道協会、第7回定時総会 |
2018年06月29日 |
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(公社)日本下水道協会は6月29日、東京・千代田区の砂防会館で第7回定時総会を開催した。総会では、財政制度等審議会で下水道施設の改築費用は排出者が負担すべきと指摘されたことを受けて、国費支援がなくなれば市民生活に重大な影響が及ぶ恐れがあることから国庫補助制度の堅持を国土交通省と財務省に強く求めることなどを盛り込んだ提言案を決議するなどした。大森雅夫会長(岡山市長)は、「6月18日の大阪府北部地震で被災された方に心からお見舞いを申し上げたい。地震により、多くの方が避難生活をなさっている。災害時に不便さを感じることとしてトイレの問題が挙げられる。下水道を片時も止めずに運営する各自治体や企業の皆様方の日々のたゆまぬ努力に改めて敬意を表するとともに、これからもずっと続けていただきたい」などと述べた。 |
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団体の動き/JS、磐南浄化センター敷地内でヤギ除草試行 |
2018年06月29日 |
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日本下水道事業団(JS)は6月29日、JSが維持管理業務を受託している静岡県磐田市にある磐南浄化センターにおいて、潟Eォーターエージェンシーの協力の下、環境に配慮したヤギによる除草を試行する、と発表した。同センターの敷地内の除草にガソリンを燃料とする草刈機を使用しているが、化石燃料由来のCO2発生量削減や草刈機の騒音等低減を期待し、今年6月下旬から12月中旬まで、一部敷地においてヤギ除草を試験的に実施する。除草対象地は第4系列予定地の3,500uで、除草してもらうヤギは3頭。このヤギたちにはお手製の職員証を交付し、毎年同センターで行われる磐田市下水道探検イベントにも登場してもらい、参加者へ環境について考える機会を提供する。 |
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国の動き/国土交通省、再生水活用推進で事務連絡発出 |
2018年06月28日 |
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国土交通省下水道部は6月28日、下水再生水等の利活用を推進するよう、事務連絡を都道府県および政令指定都市宛てに発出した。近年、渇水問題が全国的に顕在化していることから、課題解決に向けて下水再生水等の一層の活用を働きかけた。事務連絡では、下水再生水の活用にあたっては国の「下水処理水の再利用水質基準等マニュアル」(平成17年)を踏まえるとともに、関係者や市民らへの広報に努めるよう求めている。また、近年取水制限が行われた地域に対しては、渇水が発生する前から関係者らと情報を共有し下水再生水の供給可能箇所や供給方法に関して周知を図るよう求めるとともに、平成29年に国交省が公表した「渇水時等における下水再生水利用事例集」を参考に既存の再生水利用設備の一般への開放などできるだけ短期間で対応可能な暫定的な供給方法についても検討するよう求めている。 |
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自治体の動き/東京都下水道局、JR新木場駅舎内店舗で排水設備の誤接続が判明 |
2018年06月27日 |
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東京都下水道局は6月27日、JR新木場駅舎内の排水設備の誤接続により、雑排水(食器洗浄や手洗い後の排水などで、トイレ排水は流入していない)の一部が下水道局の管理する雨水管に流入し、公共用水路に流れていたことが判明した、と発表した。同局は雑排水の雨水管への排除を直ちに停止するとともに、JR東日本へ東京23区内全駅舎排水設備の点検・報告を行うよう指示した。誤接続が発生していた場所は、東京・江東区のJR新木場駅舎内の2店舗で、ファストフード店は駅舎改良工事の際に誤って雑排水を雨水系統に接続し、駅売店は手洗い排水を誤って雨水系統に接続していた。同局ではJR東日本への対応として、東京23区内全駅舎内排水設備について、下水道関係法令に基づく適正な接続の点検・報告を7月末までに行うよう指示したうえ、今後も排水設備について下水道関係法令遵守を徹底するよう指示した。 |
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団体の動き/日本SPR工法協会北関東支部、第18回定時総会 |
2018年06月25日 |
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日本SPR工法協会北関東支部(徳山良一支部長)は6月25日、さいたま市大宮区のパレスホテル大宮で第18回定時総会を開催した。同支部の平成29年度施工実績は、SPR工法5,461m、オメガライナー工法8,215mと過去最高の実績となった。同支部はデモ施工7会場、展示会1会場、各種説明会6回、追跡調査2現場等の活動を行った。平成30年度は昨年度活動継続として、デモ施工や現場見学会、展示会、説明会等の活動をより有意義な実施方法・費用負担を検討しながら実施するとしている。任期満了に伴う役員改選では徳山支部長が再任された。 |
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団体の動き/日本SPR工法協会北関東支部埼玉分会、第19回定時総会 |
2018年06月25日 |
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日本SPR工法協会北関東支部埼玉分会(猪股和則分会長)は6月25日、第19回定時総会をさいたま市大宮区のパレスホテル大宮で開催した。同分会は平成29年度、SPR工法はさいたま市や所沢市等で10件約2,470m、オメガライナー工法をさいたま市および埼玉県営繕等で19件約5,108mの受注実績をそれぞれ上げ、過去最高実績を記録した。平成30年度は、埼玉県の荒川左岸南部流域下水道事業が着工から50年経過していることから下水道総合地震対策事業に多くの都市が参画してくることを予想し、発注者・コンサルタント等に積極的なPRを実施、デモ施工・現場施工説明会および追跡調査による普及促進等の活動を予定している。 |
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団体の動き/超流セミシールド協会、平成30年度総会 |
2018年06月22日 |
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超流セミシールド協会は6月22日、福岡市博多区のホテルセントラーザ博多で平成30年度総会を開催。開会にあたり挨拶に立った三浦栄会長は「当工法は、現在では管路構築工事には欠かせない役割を果たすまでに成長したが、来たるべき新時代は、大深度に埋設された既設シールドへの直接到達施工や巨石・岩盤層の長距離施工など、さらなる専門性の要求や責任性の追求により施工条件・施工環境など今以上に困難な状況になると思う。それら工事を安全・確実に完工するためにも当工法の優位性である『貫入リング(回転切削型)接続工法』や『長寿命型ビットを装着した破砕型掘進機』を前面に押し出し、少しでも我が国のインフラ整備に貢献できればと考えている」と述べた。 |
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団体の動き/全国LB工法協会、第21回総会 |
2018年06月22日 |
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全国LB工法協会は6月22日、大阪市北区のリーガロイヤルホテル(大阪)で第21回総会を開いた。総会冒頭に挨拶に立った畑中浩会長は施工実績が累計5万3,000ヵ所を記録したことなどを報告したほか、新たに導入した入札情報サービスなどについて説明した。また、国が求めた下水道施設の災害対策に触れ、点検対象がマンホールや雨水調整池やポンプ場にも及ぶ点を指摘。「マンホールでは、蓋と受枠の連結部の劣化状況について明記されている。劣化状況によっては、今後取替工事の対象が増加するのではないか」との見通しを示した。総会で承認された今年度の事業計画案によると、平成30年度は自治体・建設コンサルタントへのLB工法・LBフラット工法のPR、入札情報サービスの試験的運用の継続――などを予定している。 |
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団体の動き/ボックス推進工法技術協会、平成30年度通常総会 |
2018年06月22日 |
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(一社)ボックス推進工法技術協会(旧称:ボックス推進工法協会)は6月22日、福岡市博多区のホテルセントラーザ博多で平成30年度通常総会を開催した。酒井栄治会長は総会冒頭の挨拶のなか、一般社団法人化および名称変更の理由について「設立10年を節目に公益性と継続性を求め一般社団法人への移行を図るとともに名称を替えて新たに舵を切った」と述べた。またその背景について「本工法の公益性・公共性重視の姿勢を明確化すること、工法としての認知度の向上とその位置付けを確保すること、機械施工・函体・検証等の協力体制を明確にして工学的なさらなる技術革新へ産学一体となった地下土木技術としての施工法の一部として確立すること」などを挙げた。 |
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