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団体の動き/JSTT、第28回非開削技術研究発表会を開催 2017年10月18日
 (一社)日本非開削技術協会は10月18日、東京・港区の発明会館で第28回非開削技術研究発表会を開催した。今回の発表会では、@非開削施工事例(曲線施工、障害物対応、既設構造物への直接到達)、A非開削技術(位置検知、補助工法、シミュレーション技術、改築、耐震化、長寿命化、下水熱利用、空洞探査、劣化診断、他分野技術の応用等)に関する20件の研究発表が行われた。また併せて開催されたルイジアナ工科大学レイモンド・スターリン名誉教授による講演では、ニューヨークやヒューストンなど北米都市で供用中の更生下水道管について実施した経年劣化調査ではほとんどの更生管が健全な状態を保っていること、そして“50年”という設計寿命を十分に超え得るものであるとの結果などが報告された。
団体の動き/管路協関東支部、平成29年度技術セミナーを開催 2017年10月16日
 (公社)日本下水道管路管理業協会関東支部は10月16日、東京・千代田区の損保会館で「平成29年度下水道管路施設管理技術セミナー」を開催した。セミナーでは最初に国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道企画課の末久正樹課長補佐が「新下水道ビジョン加速戦略について」と題し、この8月に公表された新下水道ビジョン加速戦略策定の背景・経緯、概要、平成30年度予算要求への反映について講演。次に、厚生労働省東京労働局雇用環境均等部指導課の山岸勉働き方・休み方改善コンサルタントが「ワーク・ライフ・バランスの活用 職場の働き方・休み方改善のために」をテーマに、仕事と生活の調和憲章やワーク・ライフ・バランスにおける国の数値目標とともに、その必要性やイメージ、長時間労働抑制のための諸施策、労働時間削減のための工夫、働き方・休み方改善の進め方(五つの領域)などを紹介した。
団体の動き/センフィニティーシステム研究会、廃棄物ゼロに向けさらに研鑚 2017年10月16日
 センフィニティーシステム研究会は10月16日、東京・千代田区のホテルルポール麹町で平成29年度定時総会と講演会を開催した。昨年度同会では、同システムを導入する中川ヒューム管工業渇ェ崎工場に対して設備改良支援を行ったほか、九州中川ヒューム管工業鰍ィよび潟fィーシー、土佐屋コンクリート工業鰍サれぞれに対し同技術導入に向けた説明会を開催するなどした。また総会後には、同研究会技術顧問で東京工業大学大学院の坂井悦郎特任教授が「これからのセメント系材料を考える」と題して講演を行い、廃棄物を利用したセメント系材料や長期耐久性を有するセメント系材料、分散剤の技術・研究開発において諸外国をリードしていくべきと訴えた。総会後の懇親会で挨拶に立った中川喜久治会長は、「将来に憂いのない素晴らしいコンクリート製品を作っていくべく研鑚を積んでいこう」と会員らに訴えた。
企業の動き/長島鋳物、オリジナルキャラクターを「ナガピー」「イーモン」と命名 2017年10月16日
 長島鋳物鰍ヘ10月16日、同社マンホール鉄蓋の長寿命化をイメージしたオリジナルキャラクターのカメ2匹について「ナガピー」「イーモン」とそれぞれネーミングしたと発表した。8月1日〜同4日に東京・江東区の東京ビッグサイトで開かれた「下水道展'17東京」の同社展示ブースにおいて公募し、900件を超えるネーミング案が期間中に寄せられた。今回ネーミングされたキャラクターは、@安全・安心なマンホール鉄蓋、A長寿命でライフサイクルコストに貢献する鉄蓋、B皆に親しまれるデザイン鉄蓋――をコンセプトに考案されたもの。同社の長島社長は「想像を超える応募の数に驚いている。わが社のキャラクターにふさわしい名前を付けていただいた。ご応募くださったすべての皆様に改めて深く感謝申し上げます」と述べた。
企業の動き/NTT西日本、神戸市水道局、ミライト・テクノロジーズ、工業用水自動検針の実用化に向け共同フィールドトライアル実施へ 2017年10月10日
 西日本電信電話梶iNTT西日本)、潟~ライト・テクノロジーズ、および神戸市水道局は10月10日から2018年3月末までを実施期間として、水道スマートメーターとLPWA(280MHz帯)を利用した工業用水における自動検針の実用化に向け、技術・業務運用検証の共同フィールドトライアルを実施する。国内初の取組み。同トライアルでは、神戸市内(長田区、中央区、灘区、東灘区の工業用水提供エリア)の工業用水契約企業のうち今年度に取替予定の一部の水道メーターをスマートメーターに更新し、検針から料金設定までの実運用を想定した実験を行う。これにより、水道事業の業務フローを検証(効果、付加価値等)するとともに、運用面で発生する課題を明確にする。さらに、遠隔検針システムの導入および運用・保守に必要となる技術情報を体系的にまとめ、水道スマートメーターの本格導入を目指す。
企業の動き/鶴見製作所、東京五輪カヌー競技場の水流発生用設備受注 2017年10月06日
 樺゚見製作所はこのほど、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたカヌー・スラローム競技の会場整備において、東京都から水中ポンプの設備工事を受注した。揚水ポンプ(φ1,350o程度)4台と起流ポンプ(φ300o程度)15台を、東京・江戸川区の都立葛西臨海公園隣接地に整備されるカヌー・スラローム会場に納入・設置する予定。工事期間は2017年10月6日〜2019年5月31日で、工事請負金額は7億3,764万円。カヌー・スラローム競技は水中ポンプによって流れを発生させた水路において技術を競うもの。国内初のカヌー・スラロームコースとなる。大会後は、ラフティングも楽しめるレジャー・レクリエーション施設として利用される予定だ。
国の動き/国交省、処理水再利用の法令遵守徹底等で通知 2017年10月04日
 国土交通省下水道部は10月4日付で「下水道施設の維持管理及び処理水の再利用に係る法令遵守等の徹底について」を全国の下水道管理者に発出した。下水処理場において下水処理水の再利用のための配管が水道の給水装置に誤って接続されるなどの事故が複数自治体で判明したことから、水道法に違反するこれら事態の再発防止を目的とする技術的助言として行われたもの。水道法をはじめとする関係法令を遵守した下水道施設の適正な維持管理および再生水利用を徹底すること、水道水以外の配管設備であることを示す表示を見やすい方法で水栓および配管にするか、または他の配管設備と容易に判別できる色とする、給水開始前に誤接続防止の検討を行う等の、誤接続防止対策をただちに実施すること、再生水利用や冷却水の循環利用等において、水道水の補給設備を設置する場合には、逆流防止のため吐水口空間を確保する等の対策を講じること、などが促されている。
企業の動き/日立システムズ、「マンホールの防犯・安全対策ソリューション」を販売 2017年10月04日
 鞄立システムズは10月4日から、潟gミス、潟Cートラストなどとともに、マンホールを所有、管理しているさまざまな業種の企業や自治体に向けて、蓋の開閉状態や、内部の有毒ガス発生有無、水質・水量などを監視する「マンホールの防犯・安全対策シリューション」の販売を開始した。顧客の監視目的に合致するセンサを既設マンホール内に後付けで設置し、マンホールの防犯・安全対策をトータルにサポートするもの。マンホール蓋の開閉を監視することでテロ行為などの早期発見を支援するほか、マンホール内のガス濃度や水位を遠隔監視することで作業中の事故を未然に防ぐ。さらに工場などでは、従来から実施されている公共下水道への有害物質排出監視に加えて、工場の建屋ごとに設置されているマンホールで水質監視を行うことで、万一、有害物質が排出された場合でも、早期発見と対策を実施することが可能となる。通信手段にはLPWAを活用する。
企業の動き/KDDI、日立システムズ、トミス、イートラスト:人孔遠隔監視の実証実験を実施 2017年10月01日
 KDDI梶A鞄立システムズ、潟gミス、潟Cートラストはこのほど、福島市でマンホールの遠隔監視におけるIoT向け通信規格LTE-M(Cat,M1)の有用性検証を共同で実施した。今回の実証実験は、今後水道事業体などにおいて、設備保全や運用をより円滑に進めるための基盤としてLTE-Mが活用されていくことを見据え、技術の検証を目的に福島市水道局と4社で2017年10月に行ったもの。基地局から2q以上離れたマンホール内の遠隔監視が可能であることが確認できた。今回LTE-Mの有用性が確認できたことから4社は、日立システムズとトミス、イートラストが2017年10月から提供を開始した「マンホールの防犯・安全対策ソリューション」において、KDDIのLTE-Mの活用を目指していく。
企業の動き/日立製作所、日立キャピタルオートリース、屋内外位置情報活用サービスを提供開始 2017年10月01日
 鞄立製作所は、端末に搭載されたセンサから取得される情報だけを用いて自己位置を推定する測位技術である自律航法などを用いて、GPSの電波が届かない屋内においても搬送車両や作業員の高精度な位置情報を計測・可視化しデータ分析を行う屋内外位置情報活用サービス「Tracking View」の提供を開始する。事業化の第一弾として、同社と日立キャピタルオートリース鰍ェ協業し、フォークリフトのリース事業と組み合わせて10月から同サービスの提供を開始する。「Tracking View」により、屋内外におけるフォークリフトの運行・稼働状況や作業者の動線を分析することで、適正な保有台数を算出するとともに、安全性の確保を図ることが可能となる。屋内において誤差約3.0m以内という高精度で位置情報を計測可能。
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