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自治体の動き/東京都、「東京下水道 見せる化マスタープラン」を策定 2017年04月10日
 東京都下水道局は4月10日、都民に下水道事業への理解をより深めてもらえるよう、これまで取り組んできた下水道の「見える化」をより効果的な取組みへと深化させ、東京下水道の役割や課題、魅力を積極的に発信していく「見せる化」を戦略的に推進するため、「東京下水道 見せる化マスタープラン」を策定した、と発表した。“見えにくい”“あって当たり前”の下水道を見せる化するため、その基本的な方向性を明らかにした。東京下水道の見せる化の理念を描き、その実現への大きな道筋を示すことで、今後の指針とすることを目的としており、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会とその後の東京のあり方を見据え、将来の東京下水道を展望して策定されている。●開く/OPEN:東京下水道を見やすくオープンにします、●伝える/APPEAL:東京下水道のすばらしさや想いをアピールします、●魅せる/PRODUCE:東京下水道の新たな魅力をプロデュースします、の三つが柱。
企業の動き/オートマチックシステムリサーチ、ポータブル型蛍光式DO計でJIS取得 2017年04月01日
 潟Iートマチックシステムリサーチはこのほど、光学技術を用いて溶存酸素(DO)濃度を計測するポータブル型蛍光式溶存酸素濃度計の性能や試験方法などについて日本工業規格(JIS B 7921)を取得した。蛍光式溶存酸素濃度計でのJIS準拠は国内初。今回のJIS化では、家庭排水や河川水などを扱う水環境分野、乳製品などを扱うバイオ・発酵醸造・食品産業分野、トルエンなどの有機溶剤を扱う化学工業分野などで用いる携行型蛍光式溶存酸素濃度計に関する応答性や安全性などの性能および校正、試験方法などが規定された。携行型DO計については電極式酸素計が先行し主流を占めているが、低濃度の場合では測定値の信頼性が低いことや流速のある環境でしか測定できないなどの課題があった。
自治体の動き/豊中市、猪名川流域・原田処理場で消化ガス発電を開始 2017年04月01日
 大阪府と兵庫県が共同で設置し、豊中市に管理を委託している猪名川流域下水道原田処理場(大阪府豊中市)では、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)を活用した消化ガス発電事業を行っており、このほど発電施設の建設を終え4月1日、発電を開始した。同事業は、民間の資金で消化ガス発電施設を建設し、FIT制度を活用して電力会社へ売電するもの。公募型プロポーザル方式で発電事業者に選ばれたJFEエンジニアリング鰍ニ潟tソウは、消化ガスを豊中市から購入し、自ら建設した発電施設によって発電、売電を行い、事業運営する。発電機は1,000kW1台、想定発電量は261万kWh/年(一般家庭約790世帯分の年間電力消費量に相当)。事業期間は2037年3月31日までの20年間で、豊中市では、消化ガスの売却費などを維持管理費の財源に充て、コスト削減を図る意向。
企業の動き/タキロン・シーアイ化成、経営統合しタキロンシーアイへ改称 2017年04月01日
 プラスチック製品の製造・加工・販売を行うタキロン鰍ニシーアイ化成鰍ヘこのほど経営統合し、4月1日付けで「タキロンシーアイ株式会社」と名称を変更した。新会社の代表取締役社長には旧タキロンの南谷陽介代表取締役副社長が就任し、旧シーアイ化成の石塚哲士代表取締役社長は取締役副会長に就いた。本社は大阪市北区梅田3−1−3ノースゲートビルディングに置いた。
団体の動き/FRP内面補修工法協会、「FRP工法協会」へ名称変更 2017年04月01日
 管路修繕工法を展開するFRP内面補修工法協会(大岡伸吉理事長)は、4月1日付で協会名を「FRP工法協会」へ変更する。下水道法や(公社)日本下水道協会の「下水道維持管理指針」においては「補修」という言葉が維持管理用語として定義されていないため。また、熱硬化型および光硬化型の2種類ある工法名も併せて名称を改める。新工法名は以下のとおり。FRP内面補修工法は「FRP内面補強工法(熱硬化)」へ、FRP光硬化内面補修工法は「FRP内面補強工法(光硬化)」へ改称。なお、取付管更生工法のFRP光硬化取付管ライニング工法は名称変更は行わない。
自治体の動き/神戸市、人孔デザインコンテスト表彰式を開催 2017年03月25日
 神戸市は3月25日、神戸市東灘区にある神戸市東水環境センターで開催した「アーモンド並木と春の音楽会」において第1回マンホールデザインコンテストの表彰式を行った。このコンテストは、神戸市の下水道をPRするために同市建設局の下水道若手広報プロジェクトチームが「形に残る広報」をテーマに昨年12月に実施したもの。小中学生の部で最優秀賞を受賞した島田優羽さんは「神戸の大好きな場所を絵にした。沢山の人に見てもらえたら嬉しい」と挨拶。続いて一般の部で受賞した赤堀健吾さんは「明日は私の誕生日。偶然ですが選んでいただいた方に感謝」と述べた。このほか、優秀賞の表彰式も行われた。最優秀賞を受賞した島田さんのマンホールは神戸市中央区の朝日ホール北側周辺の歩道、赤堀さんのマンホールは同区・大丸神戸店西側の栄町通り入口周辺の歩道に設置されている。
自治体の動き/浜松市、下水道コンセッションでヴェオリアグループを優先交渉権者に 2017年03月21日
 浜松市は3月21日、コンセッション方式を導入する「公共下水道終末処理場(西遠処理区)運営事業」を実施する民間事業者として、ヴェオリア・ジャパン鰍代表企業する企業連合を優先交渉権者に決定したと発表した。コンセッション方式による下水道事業の運営は日本初。同企業連合はヴェオリア・ジャパンのほか、ヴェオリア・ジェネッツ梶AJFEエンジニアリング梶Aオリックス梶A東急建設梶A須山建設鰍ナ構成される。同企業連合では事業遂行のための特別目的会社(SPC)を設立した後に今年10月に同市と実施契約を締結し、2018年4月から事業を開始する予定。運営期間は20年間。同グループは運営権対価として25億円を提案した。競合者は鞄立製作所と潟Eォーターエージェンシーから成る企業グループのみで、運営権対価で大きく差をつけたこととSPCに地元企業を加えた点等が高く評価され、交渉権を獲得した。
企業の動き/日立システムズ、無線通信技術を活用したMHの安全対策技術の実証実験 2017年03月16日
 鞄立システムズは3月16日、潟gミス、潟Cートラストとともに、新潟市水道局および新潟市の協力を得て、マンホールの防犯・安全対策ソリューションの提供に向けた実証実験を実施し、無線通信技術「LPWA(Low Power, Wide Area)」を使用し、1q以上の無線通信が可能であることを確認した、と発表した。今回の取組みは、日立システムズとトミス、イートラストが2016年5月に開始した実証実験の一環で、マンホール内に危険物を設置されることや設備点検の作業員を事故から守るため、蓋の開閉状態や、有毒ガスの発生有無、水質・水量などの状態をセンサーやIoT技術を活用して監視し、マンホールの防犯・安全対策をトータルにサポートするのが目的。当初は特定小電力無線を活用していたが、マンホールを閉じた状態では通信距離に課題があり、実証実験を進めていく中で、この課題を解決する技術が求められていた。
企業の動き/ゼニス羽田HD・鶴見コンクリート、経営統合も視野に包括的業務提携 2017年03月16日
 ゼニス羽田ホールディングス鰍ニ鶴見コンクリート鰍ヘ3月16日にそれぞれ取締役会を開催し、両社の経営統合を視野に入れた包括的業務提携に関する基本契約書を締結した。雨水貯留施設の整備に向けて、生産拠点の効率的な運用、一体的販売体制の強化拡充、原材料調達の共同化実現のために業務提携を行うもの。さらに、この提携によって収益力を高めて競争力の強化を図る目的から、経営統合を目標に協議を進める方針だ。両社では生産・販売提携および原材料の共同購入を進めるほか、資本提携も実施する。具体的には、ゼニス羽田ホールディングスが鶴見コンクリートの普通株式20〜30%を取得し、鶴見コンクリートを持分法適用関連会社とする。また鶴見コンクリートは、今回の株式売却で得た金額同等額でゼニス羽田ホールディングスの株式を市場から取得する。
企業の動き/環清工業、東北初のアイスピグ用製氷機を設置 2017年03月13日
 下水道管路施設の維持修繕等を行う環清工業梶i酒田市、青山武社長)は3月13日、アイスピグ管内洗浄工法用製氷機「特殊アイスシャーベット製造機」を同社遊佐事業所に設置した。これは同工法で用いるスラリー状の氷を製造する装置で、東北地域では初、国内では5台目の設置となる。環清工業では今後、年内にもアイスピグ東北地域協会を立ち上げ、東北地域での同工法の普及を図っていく方針だ。同様の組織は関東地域協会(会員11社)および中部地域協会(会員12社)がすでに活動を始めており、2017年3月末時点で、デモ洗浄も含め全国で90件(約40km)の施工実績を上げている。同工法はイギリスのブリストル大学で発明された特許工法で、スラリー状の氷でできたピグ(洗浄用固形物)を用いて管内に付着したバイオフィルムなどの汚れを擦り取るとともに管底に堆積した夾雑物をシャーベット内に包みこんで管外へ運び出す技術。配管の曲がりや管径の変化にも追従でき詰まりを生じさせないなどの特徴を持つ。
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