| 団体の動き/センフィニティーシステム研究会、総会後に特別講演「ジス イズ マネー」 |
2016年11月02日 |
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| センフィニティーシステム研究会は11月2日、東京・千代田区のホテルルポール麹町で平成28年度定時総会と講演会を開催した。昨年度同会では、同工法の第2技術(成形ノロ低減剤と高性能減水剤改良タイプ使用)導入の製造ライン他の見学会を2度開催したほか、同研究会技術顧問で東京工業大学大学院教授の坂井悦郎氏と共同で技術開発を進めた。総会後の懇親会で中川喜久治会長は、「総会後の特別講演で首都大学東京の國府勝郎名誉教授からヒューム管業界は2度居眠りをしていたと指摘を受けた。教授から『ジス イズ マネー』と話があった。JIS規格に安心していたということだが、現状のピンチをチャンスに生かしていかないと同じことだと思う。ハロウィンはバレンタインよりも経済効果が高まっていると聞く。何事もバカにせず世の中の流れを感じとりながら取り組まなければならない」と挨拶した。 |
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| 団体の動き/中本至さん追悼集企画委員会、『中本至さんを偲ぶ』を刊行 |
2016年11月01日 |
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| 平成27年9月29日に81歳で永眠された、第5代建設省下水道部長、第9代日本下水道事業団理事長を務められた中本至さんの追悼集『中本至さんを偲ぶ』が刊行された。口絵には、中本さんの幼少時代から建設省下水道部長時代、日本下水道事業団理事長時代、そして永眠されるまでを写真等が紹介され、「我が国の下水道史に輝かしい足跡を刻まれた偉大な功労者」(結びにかえて)のありし日の姿が映し出されている。本文冒頭にはご家族3名(中本万里子さん、中本太衛さん、中本正明さん)の「思い出」が綴られ、それに続いて綿貫民輔氏から始まる追悼文100編余が寄せられている。いかに「中本ファン」が多いかを示す追悼集となった。発行は「中本至さん追悼集企画委員会」。菊判、254ページ、函入り。 |
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| 団体の動き/管診協会、将来の担い手確保等に引き続き注力 |
2016年10月28日 |
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| (一社)管路診断コンサルタント協会は10月28日、東京・千代田区の霞山会館で第8回社員総会を開催した。同協会では平成28年度、協会活動方針を示した「新中期ビジョン」に則り事業を展開。中でも注力したのは将来に向けた担い手確保に向けた取組みで、土木工学を専攻する教員や学生に向けて下水道管路施設の再構築に必要な調査診断等の技術を網羅的に解説した『再構築工学・下水道管路施設編』を発刊するなどした。今年度も新中期ビジョンに則り事業展開を図る計画。そのうち技術講習会については、6月に地方都市、7月に東京都内で、会員のほかインフラ関係学科専攻の学生等を対象に開催予定。総会開催にあたり挨拶に立った角田五郎代表理事(会長)は「下水道分野では施設再構築が事業の中心になってきた」と、同協会の需要の高まりに期待感を示した。 |
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| 企業の動き/機動建設工業、創立70周年記念祝賀会を開催 |
2016年10月26日 |
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| 機動建設工業鰍フ「創立70周年記念祝賀会」が10月27日に大阪市福島区のホテル阪神で開かれ、約200名が祝った。冒頭、中野正明代表取締役社長は、「数々の歴史を踏まえ本日、70周年を迎えた。創業者である木村又左衛門氏の言葉『この会社の基本路線は新技術の開発とその事業化である。新技術を開発すれば、同業他社と互角以上に戦える。そして、有利なうちに新技術を開発して事業化していくこと。この回転が止まると会社の経営が困難になる』を心に留め、我々現役は、各分野で日々の業務に創意工夫や改善をするとともに、新技術の開発に努める必要がある。明日からの事業に生かし、80年、90年、100年に向かって奮闘していきたい」と述べ、新たな一歩を踏み出した。 |
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| 団体の動き/EICA、「第28回研究発表会」を開催 |
2016年10月25日 |
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| 環境システム計測制御学会(EICA)は10月25〜26日の2日間、横浜市中区の横浜市開港記念会館において「第28回研究発表会」を開催した。1日目には、名古屋大学大学院環境学研究科の高村ゆかり教授による基調講演「パリ協定とパリ後の温暖化対策」とそれを受けたかたちでEICA副会長で京都大学大学院地球環境学堂の高岡昌輝教授を座長に国土交通省下水道部の石崎隆弘下水道国際・技術調整官らをパネラーとするディスカッションを、2日目に上下水道などの水環境・廃棄物分野から維持管理・エネルギーなどに関する幅広い分野について、計測・制御・機械・管理に関する40の研究発表を行った。 |
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| 団体の動き/土木学会ほか、関西2地域でマンホールイベント開催 |
2016年10月23日 |
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| 巷でブームになっている“マンホール蓋”に関するイベントが今秋、関西2地域で行われた。10月23日には(公社)土木学会関西支部FFCが滋賀県大津市の大津港業務用地で「土木カフェ」を開催し、マンホール研究家の垣下嘉徳氏が「マンホール蓋は路上の芸術」をテーマに講演を行った。また11月5、6日には、下水道広報プラットホーム(GKP)および奈良県大芸術際実行委員会、奈良県共催による「マンホールサミット関西2016」が奈良県大和郡山市のイオンモール大和郡山において開催された。初日のトークイベントでは、出水享氏(長崎大学大学院工学研究科技術職員)による「マンホールGO!」や竹田由実氏(堺市上下水道局下水道計画課)による「地面のフタ……あけるとトイレに!?〜マンホールトイレってなあに?〜」等の講演が行われた。 |
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| 団体の動き/東京湾大感謝祭、「生態系サービス」でシンポジウム |
2016年10月21日 |
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| 官民が東京湾再生のために協働する唯一のお祭りである「東京湾大感謝祭2016」が10月21〜23日の3日間、横浜市中区の横浜赤レンガ倉庫および周辺海上において開催された。3日間で約9万8,000名を集めたこの大感謝祭では、初日の21日に横浜赤レンガ倉庫1号館3階ホールにおいて「沿岸域の生態系サービスの定量化」をテーマに「第17回東京湾シンポジウム」が開催されたほか、2〜3日目には同じ会場で東京湾の水循環を支える下水道の取組みが官・民・NPOによってパネルや模型などを用いて紹介され、石井啓一国土交通大臣も展示内容を視察に訪れた。 |
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| 団体の動き/管路協、「下水道管更生技術施工展2016千葉」過去最多43社・団体出展で開催 |
2016年10月20日 |
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| (公社)日本下水道管路管理業協会および同関東支部主催は10月20日、千葉市美浜区の千葉県印旛沼流域下水道花見川終末処理場で「下水道管更生技術施工展2016千葉」(事務協力・滑ツ境新聞社)を開催した。過去最多の43社・団体が出展したこの展示会には下水道行政関係者ら1,506人が来場した。来賓として訪れた千葉県県土整備部の伊藤稔都市整備局長は開会式で「千葉県では下水道施設の戦略的な更新・維持管理を市町村と連携して取り組んでおり、管路維持管理全般にわたる最新技術を一堂に展示する施工展は下水道行政にとって有意義」と期待感を示した。また千葉市の永名淳悟建設局長は「管更生工法は、市民にとって大切なライフラインを維持するための技術。施工展を毎年開催するなど技術力の研鑽に務めていることに頭が下がる。今後のさらなる発展を期待している」と述べた。 |
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| 自治体の動き/埼玉県・埼玉県下水道公社、流域下水道事業着手50周年記念し「荒川・下水道フェスタ2016」を開催 |
2016年10月15日 |
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| 埼玉県および(公財)埼玉県下水道公社は10月15日、流域下水道事業着手50周年を記念し、戸田市の荒川水循環センターにおいて「荒川・下水道フェスタ2016」を開催した。過去最多の5,329人が来場した。同フェスタは、快適な生活に欠かせないインフラで、環境の保全に大きな役割を果たしている下水道を市民等に身近に感じてもらうとともに、その大切さを理解してもらうため、下水道探検ツアー、水質実験や微生物観察コーナーを設けて下水道をPRするイベントで、今年で20回目を迎えた。テレビで人気のヒーローショーなども行われた。下水道関係でパネル展示などを行ったのは、日本下水道事業団研修センター、(公社)日本下水道管路管理業協会、日本グラウンドマンホール工業会、NPO法人21世紀水倶楽部など。 |
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| 自治体の動き/堺市上下水道局、災害時の下水道関連復旧拠点が始動 |
2016年10月09日 |
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| 堺市上下水道局は堺市堺区の三宝下水処理場内に「災害対策センター」を建設し、10月9日に同センターで完成記念式典を行った。式典冒頭、竹山修身・堺市長は、「このセンターはスーパー堤防の上に建設されている。津波の影響を受けず、停電時に自家発電を行い、災害時に下水道に関する復旧施設となる」と述べ、さらに「三原区に防災拠点の中核となる総合防災センターを設け、現地である同センターでしっかりと防災対応をしていただきたい。二つの拠点を結んで市の安全・安心対策を進めていきたい」と挨拶した。同センターは、市の地域防災計画において臨海部での支援拠点として、また一時避難所を兼ねた防災拠点として整備された。 |
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