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企業の動き/ポリエチレンライニング工法協会、第9回循環のみち下水道賞受賞祝賀会開催 2016年10月03日
 ポリエチレンライニング工法協会は10月3日、「平成28年度国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)」アセットマネジメント部門受賞祝賀会を、神戸市中央区のANAクラウンプラザ神戸で開いた。同賞では、端材のポリエチレンを現場で再度利用できる材料にリサイクルすることで、管更生工事における材料資源の循環を実現しつつゴミの少量化に貢献することが評価された。前阪進二会長は祝賀会冒頭、「現場で発生する端材を投棄するのではなく再生して環境に優しい取組みはできないかという考えから、再利用に向けた取組みを実施した。受賞を契機に、下水道管路施設をはじめ処理施設や農業用水路などで管更生工事を展開していけるよう、日々研鑽する」と挨拶した。
企業の動き/東邦車輛、糞便臭を芳香に変えるバキュームカー用潤滑油を発売 2016年10月01日
 東邦車輛鰍ヘシキボウ梶A山本香料梶A凸版印刷鰍フ3社と共同で、糞便臭を芳香に変えて消臭するバキュームカー用潤滑油「デオマジックVC1オイル」を開発。10月1日から販売を開始した。予定販売価格は20L入1缶3万5,000円で、初年度約3億円の売り上げを目指す。同製品は、バキュームカー作業時に使用する真空ポンプ用潤滑油で、糞便臭が加わると芳香に変わる香料が添加されている。近隣へ飛散する糞便臭を防止できるため、作業時の労働環境や地域環境の改善が期待される。芳香品の多くには糞便臭に似た成分が含まれていることに着目し、あらかじめ糞便臭成分を除いた香料を調合することで糞便臭成分が加わったときに良い香りに変化させる消臭技術。
団体の動き/光硬化工法協会、アルファライナーのデモ施工を神戸市で実施 2016年09月23日
 光硬化工法協会は9月23日、神戸市垂水区の神戸市建設局西水環境センター垂水処理場内で「管きょ更生工法『アルファライナー工法』デモ施工」を実施した。見学に訪れた神戸市や近隣自治体の職員ら約70名に模擬施工を実演してみせた。同工法は、老朽化や破損した埋設管の内面に光硬化技術を利用して強固なFRP製パイプを構築し、管きょを蘇らせる技術。今年3月に(公財)日本下水道新技術機構の建設技術審査証明を取得している。主な特徴は、塩ビ管への施工が可能なことや、氷点下での施工も可能なことなど。対応管径はφ200o〜1,000o(自立管仕様は800o)となる。現在、呼び径1500における審査書を申請中。
団体の動き/管路協関西支部、第27回修繕・改築工法説明会を開催 2016年09月16日
 (公社)日本下水道管路管理業協会関西支部は9月16日、神戸市中央区の神戸サンセンタープラザ西館で「平成28年度第27回修繕・改築工法説明会」を開催した。冒頭、三品文雄同協会理事兼改築委員会委員長は「今まで、管路と言えば更生工法だったが、腐食の問題などもあり、今回は防食に関することも含めた。ポイントを押さえて帰っていただきたい」と挨拶した。説明会では、佐々木育夫・神戸市建設局下水道部管路課長による基調講演「神戸市における下水道管きょの改築更新について」が行われ、下水道事業を取り巻く状況と今後の検討課題などについて説明がなされた。続いて、17団体による工法説明が行われた。現在、老朽管の破損による道路陥没等の危険性がいわれていることを受け、これまで発表していた更生工法に加え、クリスタルライニング工法協会など複数の団体は、耐食性能などについても説明した。
団体の動き/グッドモール工法研究会、新会長に協和日成の福島取締役が就任 2016年09月09日
 グッドモール工法研究会は9月9日、東京・渋谷区の渋谷東武ホテルで第15回総会を開催した。平成27年度同協会では、グッドモール工法の認知度を上げるため普及・広報活動を、東京都、新潟市、倉敷市など自治体に加えコンサルタント、建設会社に対して実施するなどした。今年度は、同工法普及に向けた活動を地方自治体やコンサルタントに対して積極的に行っていくほか、年間を通して研修会・工法勉強会を開催していく予定。また総会冒頭には、鈴木正会長(当時)が5月に病死されたため、急きょ理事会で福島博喜氏(葛ヲ和日成取締役建築土木事業本部副本部長)が新会長に選任されたことが報告された。福島新会長は、「下水道は大都市部においてはほぼ概成になったが、まだまだ当工法の活躍する場面はある。研究会発足15年を迎える。会員各社の尽力もあり社会的に認知されてきている。今後当研究会のさらなる発展のためには新技術開発も考えなくてはならない」などと挨拶した。
国の動き/国交省、循環のみち下水道賞最優秀賞は再生水フル活用の堺市に 2016年09月09日
 国土交通省は9月9日、東京・千代田区の国土交通省内において平成28年度「国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)」の表彰式を行い、グランプリを含む10件・14団体を表彰した。最優秀賞にあたるグランプリには、下水再生水を熱源および水源として複合利用する堺市の取組みが選ばれた。グランプリ以外では、「パワートレインチームによる国際貢献活動」横浜市、「下水熱を利用した歩道融雪」新潟市、「下水道と河川の一体整備による浸水対策効果の発現」大阪府、「熊本地震におけるマンホールトイレの活用」熊本市、「リサイクル可能な材料を用いた管更生技術」ポリエチレンライニング工法協会、「下水道公社を活用した下水道事業の広域化・共同化」(公財)長野県下水道公社などの取組みが受賞した。
自治体の動き/東京都、M7.3の想定で総合防災訓練を実施 2016年09月04日
 東京都は9月4日、東京湾北部を震源とするM7.3の直下地震が発生したという想定で、葛飾区、墨田区との合同総合防災訓練を行った。主な会場は、東京都立水元公園および周辺地域、東京スカイツリー周辺など。自治体関係機関のほか、地域住民や小中学生ら約1万人が参加。メイン会場となった東京・葛飾区の都立水元公園において東京都下水道局は、下水道管の応急復旧訓練、マンホールトイレの設置訓練のほか、管路の耐震化や移動電源車の展示などを行った。応急復旧訓練では、被災した下水道管に土砂が詰まったという想定のもと、設置した模擬管路に高圧洗浄を行い、TVカメラで管内調査したうえで管更生工法によって復旧するという一連の作業を説明、実演した。今回は、耐震化や復旧に関わる部材を見学者に手渡しし、強度などを体感してもらうなどの工夫を凝らした。
団体の動き/管路協、管路管理技士認定試験を実施 2016年09月01日
 (公社)日本下水道管路管理業協会は9月1日、同協会の管路研修センター(埼玉県朝霞市)において平成28年度(第19回)下水道管路管理技士認定試験(専門技士)を実施した。同試験は、清掃、調査、修繕・改築について実地で行われ平成10年開始以来昨年度までに各々3,617名、3,197名、3,057名が全国で認定を受けている。今回の東京地区での受験者数は9月1、2日の2日間で150名弱であった。同試験会場には国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道企画課管理企画指導室より3名が視察に訪れた。木村英雄課長補佐は「これからのメンテナンス社会において管路協の担っている仕事は重要。今回のようにしっかりとした試験体制で資格認定を行ってもらうことは心強い。国交省へは日本全国から事故報告が上がってくる。今後も厳格な対応での認定を期待している」と感想を述べた。
自治体の動き/神戸市、「万年暦」人孔蓋のお披露目式開催 2016年09月01日
 神戸市建設局と神戸・三宮センター街1丁目商店街振興組合は9月1日、神戸市中央区にある三宮センター街において「『万年暦』デザインマンホール蓋お披露目式」を開催した。神戸市では、整備から50年が経過した下水道の改築更新工事を市内各所で進めており、三宮センター街でも今年1月から行っている。同更新工事ではマンホール蓋の更新も併せて実施。同センター街においては、今年で誕生70年を迎えることから、1丁目商店街の路面に描かれている「万年暦」をモチーフにしたデザインマンホール蓋を採用することにした。永遠の時を刻む暦という意味が込められている。
国の動き/国土交通省、2017年度下水道事業予算は防災対策と国際展開柱に要求 2016年08月29日
 国土交通省は8月29日、2017年度予算の概算要求をとりまとめた。下水道関係では、社会資本整備総合交付金として前年度比1.17倍となる1兆549億4,100万円、防災・安全交付金も同率の1兆2,926億9,900万円(いずれも国費)を要求。また下水道事業費補助については12億8,100万円(対前年度倍率1.17)、下水道事業調査費等で44億900万円(同1.08)、下水道防災事業費補助については前年度比3倍の6億円をそれぞれ計上した(いずれも国費)。新規要求事項は次の5件。@下水道総合地震対策事業の拡充、A特定地域都市浸水被害対策事業の拡充、B下水道老朽管の緊急改築推進事業の重点化、C下水道地域活力向上計画策定事業の創設、D新世代下水道支援事業制度の拡充。またB-DASHプロジェクトでは、@地産地消型エネルギーシステムの構築に向けた低コストなバイオマス活用技術、A徹底した省エネ社会の実現に向けた低コストな地球温暖化対策型汚泥焼却技術、B既設改造で省エネ・低コストに処理能力(量・質)を向上する技術――の実証を進めていきたい考えだ。
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