| 団体の動き/BISTRO下水道推進戦略チーム、「レシピブックVer.2.0」を発表 |
2015年04月17日 |
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| 国土交通省と(公社)日本下水道協会が設置している「BISTRO下水道推進戦略チーム」は「BISTRO下水道〜レシピブックVer.2.0〜」をとりまとめたと発表。「Ver.2.0」は、農業・食品に関わる資源の現状とともに、下水道資源が農業に有用であることを伝え、下水道資源が安全で、農家から好評を得ている地域があることを紹介している。また、下水道資源を活用して栽培した作物を、日本地図を利用してわかりやすく説明している。さらに、再生肥料を使って栽培される長いもやアスパラガス、バイオガスから精製したCO2を使って栽培される海藻、再生水や熱・CO2を使って栽培されるトマト、再生肥料を使って栽培される生姜やアーティチョーク等を用いた美味しいレシピを紹介している。 |
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| 国の動き/政府、春の叙勲で建設功労者として市村訓男氏、鈴木宏氏が受章 |
2015年04月17日 |
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| 平成27年春の叙勲受章者が閣議決定した。下水道関係では、建設行政事務功労者として元建設省土木研究所下水道部長の市村訓男氏(71歳)、国土交通行政事務功労者として元東京都下水道局長の鈴木宏氏(71歳)がそれぞれ瑞宝小綬章を叙賜された。市村氏は、昭和18年生まれ、福井県出身。昭和42年建設省入省。茨城県、地域振興整備公団などを経て建設省土木研究所下水道部長に就任。平成6年退官し、同年オリジナル設計鰍ノ入社。平成22年営業本部上席執行役員、同年退職。鈴木氏は、昭和19年生まれ、埼玉県出身。昭和43年東京都入都。板橋区下水道課長、下水道局事業計画課長、同流域下水道本部計画部長などを経て平成13年7月東京都下水道局長に就任。退官後は、東京都下水道サービス椛纒\取締役社長などを経て、現在はエス・ピー・アール・レンタル褐レ問。 |
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| 自治体の動き/東京都、管きょ補修工事における間接工事費の諸経費率割増を開始 |
2015年04月15日 |
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| 東京都下水道局は、不調が多く発生している地区における管きょ補修工事の間接工事費について、標準的な積算金額と実際にかかる費用との間にかい離があると考えられることから、共通仮設費率と現場管理費率の割増を行うと発表した。「管きょ補修工事」の間接工事費(共通仮設費・現場管理費)の標準的な率に、共通仮設費では1.5、現場管理費では1.2を乗じる割増を行う。これにより、1件当たりの積算金額の総価で3〜6%の上昇が見込まれるとしている。管きょ補修事業促進割増は、4月20日公表の「品川区戸越一丁目付近外管渠補修工事(南部下水道事務所発注)」から適用し、入札情報の公表時に管きょ補修事業促進割増の対象工事であることを明示していく。 |
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| 団体の動き/管周混合推進工法協会、平成26年度は約4,500mの施工実績 |
2015年04月14日 |
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| 管周混合推進工法協会は東京・千代田区のホテルルポール麹町で平成27年度通常総会を開催。雨水貯留管等の大口径案件が増えつつある最近の傾向に合せて工法PRを展開するなどした平成27年度同事業計画を決定した。白井豊会長は挨拶のなか「災害防除のため大規模雨水幹線・貯留管の拡充が現在行われている。長距離・曲線推進は当協会の得意分野であり、昨年度は4,456mの施工実績があった。特に2,400oクラスが多くなっている。他工法に比べ安価であるということと雨水幹線工事が多く出ているためと思う。得意分野である大口径・曲線・長距離を武器に飛躍していきたい」と期待感を示した。 |
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| 団体の動き/ユニコーン塩ビ泥水推進工法研究会、代表幹事に須山建設の金原常務が就任 |
2015年04月14日 |
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| ユニコーン塩ビ泥水推進工法研究会は、東京・千代田区のホテルルポール麹町において平成27年度通常総会を開催した。総会で可決承認された平成26年度事業報告によると、昨年度は青森県や熊本県等で48件・5,319.78mを施工している。平成27年度は、@工法技術の改善および積算に関する調査研究、A同工法に関する技術情報の収集・交換、オペレーター等実務者を対象にした勉強会・研修会の開催――等を図る。また、昨年度代表幹事を務めた岡本彦一氏が名誉顧問になり新代表幹事に須山建設鰍フ金原秀明常務取締役が就任したと報告があった。金原新代表幹事は「推進工法は昨今、下水道以外でも採用されている。会員各社の持つ技術を共有し、本研究会を盛り上げていきたい。新たな道を切り拓いていくよう努力し、本研究会の発展に寄与していく」と抱負を述べた。 |
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| 団体の動き/ユニコーン協会、平成27年度定期総会で災害に強い街づくりへの貢献を確認 |
2015年04月14日 |
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| ユニコーン協会は、東京・千代田区のホテルルポール麹町において平成27年度定期総会を開催した。平成26年度は大阪市で開催された「下水道展'14大阪」で泥濃式DHM-800型推進機の実機展示や掘進機納入実績(国内・海外)およびDH3000o型機等のパネル展示を行ったほか、JSTTが運営する工法NAVIの掲載情報を更新するなどした。今年度の「下水道展'15東京」では泥濃式ユニコーンM工法掘進機の展示等を予定している。総会冒頭に挨拶に立った菊地眞会長は「近年多発する豪雨による浸水、土砂崩れ等の災害を防ぐためにも貯留管などの雨水対策が進められている。災害に強い街づくりに資するべく協会事業を進める」と述べた。 |
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| 団体の動き/ベビーモール協会、平成27年度はビートリガー工法の普及など図っていく |
2015年04月14日 |
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| 一重管ボーリング方式の鋼管削進による本管および枝管等の構築工法を展開するベビーモール協会は、東京・千代田区のルポール麹町において平成26年度定期総会を開催した。総会で可決承認された平成26年度事業報告によると、昨年度同協会本部では役所やコンサルタントを対象に技術解説を35ヵ所で実施したほか、電話による解説を同じく役所やコンサルタント向けに4,500件以上行うなどした。平成27年度は、47都道府県それぞれで新規会員1者以上の入会を図るほか、玉石や岩盤土質の粉砕削進を目的に開発した「ビートリガー工法」の普及を進めていく方針。平成27年3月31日時点での会員数は56社。 |
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| 団体の動き/PIT&DRM協会、第17回定期総会で俵会長の続投など決定 |
2015年04月14日 |
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| PIT&DRM協会は、東京・千代田区のホテルルポール麹町において第17回定期総会を開催した。同協会は平成26年度、東京消防庁および茅ケ崎市で「PIT+1工法」の説明会、高岡市および刈谷市で「MVP1600C」等のデモ施工を行うなどした。今年度は@積算資料・技術説明会の開催、A設計積算の基準化に向けた基礎資料作成等を予定。また役員改選では全役員が再任された。体調不良により欠席した俵豊光会長に代って挨拶に立った中村利一郎理事は「当協会では技術開発、積算基準の整備、工法普及の3点に重きを置いて活動している。今後も会員各社の利益となるよう協会運営に努めていく」と挨拶した。 |
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| 企業の動き/積水化学北海道、岩見沢市で道内初の下水管路の包括的管理を実施 |
2015年04月13日 |
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| 積水化学北海道鰍ヘ、岩見沢市が包括的に発注した下水道管路施設の管理業務を開始した。管路施設の調査・清掃からマンホールポンプの清掃・修繕、住民対応など6種類の業務を請け負う。同市公共下水道区域全域(約2,361ha)が対象で、契約期間は2015年4月10日〜2017年3月31日までの2年間。包括的管理業務の発注は北海道内では初めてのケース。積水化学グループでは河内長野市および大阪狭山市(ともに大阪府)に続く3件目の受託事例となる。受託したのは@下水道管路施設の調査・清掃、A下水道管路施設の修繕、Bマンホールポンプの清掃・修繕、C住民対応および事故対応、D緊急時および災害対応、E下水道管路施設維持管理計画策定――の6業務。 |
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| 企業の動き/積水化学工業、AMシステム国際規格ISO 55001の認証取得 |
2015年04月06日 |
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| 積水化学工業鰍フ環境・ライフラインカンパニーは、アセットマネジメントの国際規格「ISO 55001」の認証を取得した、と発表。同社は2014年2月、同社を代表とする共同企業体が「河内長野市下水道管路施設包括的管理業務」を受託し業務を実施しているが、今回の認証取得は、この河内長野市での業務を実証サイトとしたもの。認証取得の組織名称は「積水化学工業株式会社 環境・ライフラインカンパニー 包括事業部門 河内長野下水道ステーション」、登録番号は「AS14J0006」。国内製造業でISO 55001の認証取得は初めて。同社では今回の認証取得により、さらに高度なマネジメント力の構築を図り、今後ますます拡大するストック市場におけるエンジニアリングメーカーとしての役割を発揮し、包括事業をはじめとする官民連携の取り組みを積極的に推進していく方針。 |
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