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自治体の動き/東京都下水道局、神田下水130周年記念し記念講演会等開催 2015年02月27日
東京都下水道局は2月27日、明治17年に建設された神田下水が建設から130年を迎えたことを記念し、記念講演会やJR神田駅への大型パネル設置など、地域住民を対象とした地域連携行事を開催した。千代田区内神田の日本下水道協会で開催された記念講演会では、NPO法人日本下水文化研究会の谷口尚弘評議員が近代下水道の嚆矢となった神田下水の歴史について講演するなどした。その後、JR神田駅西口に大型パネルを設置し、協力を得たJR東日本の神田駅長とともに大型パネルを見学し、さらに、千代田区鍛治町付近の道路上のマンホールを開け、普段は見ることができないレンガ造りのマンホールと下水道管を直接見学した。
国の動き/国土交通省、水害分野の気候変動適応策中間とりまとめ 2015年02月27日
国土交通省が設置した社会資本整備審議会河川分科会の気候変動に適応した治水対策検討小委員会は2月27日、「水災害分野における気候変動適応策のあり方について」の中間とりまとめを公表した。行政界をまたぐ浸水被害が想定されるケースでは当該自治体同士が共同で施設整備を図ることを求めたほか、海面上昇など将来的に予測される数値を考慮して施設整備や維持管理等を図るべきとするなど、従来より数歩も踏み込んだ提言内容となっている。気候変動に関する具体的な計画を打ち出すのは国内で初めて。他省庁に先駆けて、一定の道筋をつけるかたちとなる。
団体の動き/日本水フォーラム、第7回WWF準備会合を開催 2015年02月20日
NPO法人日本水フォーラムは2月20日、4月12〜17日に韓国・テグ市等で開かれる第7回世界水フォーラム(WWF)に向けた準備会合を東京・千代田区の衆議院第一議員会館において開催した。WWF韓国大会を見据えながら、世界の各流域における健全な水循環の確保、そして“水の視点”からのグリーン経済実現のための具体策などについて話し合おうと開かれた。会合には世界水パートナーシップのキン・ニニ・テイン運営委員やアジア・太平洋水フォーラム(APWF)のウー・チャンファ執行審議会副議長らのほか、韓国からイ・スンタク第7回世界水フォーラム国際運営委員会共同議長も出席した。
団体の動き/管路協関西支部、フォーラム「震災の復興から未来の下水道へ」開催 2015年02月20日
(公社)日本下水道管路管理業協会関西支部(山本克支部長)は2月20日、大阪市東淀川区の新大阪丸ビル別館において、「震災の復興から未来の下水道へ」と題した研究集会を開催した。阪神・淡路大震災の発災から20年という節目にあたり、この間の震災復興の道筋を辿るとともに今後に向けた課題を探ろうと開催したもの。会場には管路協会員のほか関西地域の自治体職員ら約100人が聴講に訪れた。集会では、阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた兵庫県および神戸市、西宮市、大阪市の下水道関係職員から、震災復興の歩みと現況、そして現時点での耐震化の評価と課題などをそれぞれ聞き、災害に負けない未来の下水道へ向けた道筋を探すべく参加者で話し合った。
団体の動き/前澤工業・石垣・JS・埼玉県共同研究体、B-DASH省エネ型水処理施設を稼働 2015年02月18日
前澤工業梶E叶ホ垣・日本下水道事業団・埼玉県の共同研究体は2月18日、国土交通省の下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)として昨年1月に採択された「高効率固液分離技術と二点DO制御技術を用いた省エネ型水処理技術」の実証研究を行っている埼玉県利根川右岸流域下水道「小山川水循環センター」(埼玉県本庄市)において通水式を行った。同実証研究は同センターの既設標準活性汚泥法施設8水路の内の1系列(処理能力3,750m3/日)を改造して実施する。実証施設では、反応タンクを無終端水路(循環水路)に改造し、好気と無酸素ゾーンを設け、硝化液循環設備/動力の不要化、高窒素除去率を得ることを可能とした。また、実下水を用いた本格的な実証試験を開始し、各種データの取得・解析を行う。
団体の動き/上下水道関連6団体、第6回合同講演会を開催 2015年02月17日
水道用鉄蓋工業会および日本ダクタイル鉄管協会、日本ダクタイル異形管工業会、水道バルブ工業会、日本グラウンドマンホール工業会、日本レジン製品協会の上下水道用資器材にかかわる6団体は2月17日、東京・千代田区の学士会館において合同講演会を開催した。このなかで日本マンホール文化研究会の石井英俊代表は、国内各地で撮影した富士山をモチーフとした人孔蓋の写真を映写しながら解説。また日之出水道機器鰍フ山田秀人氏は最近Web上で話題となっているデザインマンホールについて話すとともに、マンホール蓋への関心が下水道を理解してもらう切っ掛けになれば下水道界にとって良いことだと思うと述べた。また第二部では拓殖大学大学院の武貞秀士特任教授が、自らの経験を交えながら、昨今の朝鮮半島情勢を解説した。
団体の動き/石川・田野氏叙勲祝賀会実行委員会、石川、田野両氏の叙勲祝賀会開催 2015年02月16日
2014年秋に瑞宝中綬章を受章した元建設省都市局下水道部長の石川忠男氏と同じく瑞宝双光章を受章した元建設省都市局下水道部流域下水道課建設専門官の田野嘉男氏の叙勲を祝う会が2月16日、東京・千代田区のホテルルポール麹町で開かれた。会場には、両氏の叙勲を祝う117人が出席し、思い出話や苦労話に花を咲かせたほか、両氏を支えてきた両夫人の労をねぎらった。石川氏は「多くの方の支えでいただけたもの」と謝辞を述べ、旧建設省下水道部長時代に迎えた2000年の省庁再編の思い出などを話した。一方、田野氏は、「夢のような気持ち」と叙勲を受章した気持ちを表した。下水道部に携わる前、建設省京浜工事事務所に所属していた当時に目の当たりにした多摩川、鶴見川の水質汚濁を振り返り、その後下水道に携わってきた思いを語った。
団体の動き/愛知水と緑の公社、平成26年度下水道技術講習会を開催 2015年02月10日
(公財)愛知水と緑の公社は2月10日、名古屋市中区の愛知県東大手庁舎において平成26年度下水道技術講習会を開催した。県や県内市町村に対する下水道に関する技術援助、情報提供等を目的に開催しているもの。自治体職員や公社の職員など約80名が聴講した。講習会では、メタウォーター葛Z監で下水道広報プラットホーム企画運営副委員長の栗原秀人氏と仙台市建設局下水道経営部経営企画課の加藤亮一氏がそれぞれ講演を行った。そのなかで栗原氏は、高普及率となった下水道に対して「事業は終わった」との声があちこちで聞こえるとし、下水道事業の目的は何だったのかを今一度捉え直し、さらに下水道の価値を問いかけ、その価値を活かして魅力ある下水道の仕事をしていくことの必要性を強調した。
団体の動き/管路協、平成26年度下水道管路管理研究会議を開催 2015年02月09日
(公社)日本下水道管路管理業協会は2月9日、東京・台東区のコンベンションルームAP秋葉原において平成26年度下水道管路管理研究会議を開催した。同会議には国土技術政策総合研究所、札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市が出席したほか、オブザーバーとして管路協から長谷川健司会長をはじめ理事、県部会長らも参加した。会議では、管路管理に関わる最新動向や課題などについて議論された。冒頭に挨拶に立った管路協の長谷川会長は「地方公共団体が財政逼迫状態にあるなか、管路管理に関わる課題を、官民が連携して具体的にどのように解決していくか議論していただきたい」と語り、続いて座長の国総研下水道研究部の榊原隆下水道研究官が「率直な意見交換を行っていただき、各々の立場で連携を今まで以上に進めていきたい」と挨拶した。
企業の動き/日立、JVでホーチミン市の大型下水処理場拡張工事プロジェクト受注 2015年02月07日
鞄立製作所と、韓国の大手建設会社POSCO Engineering and Construction社、フランスの大手環境サービス会社Veoliaグループの水処理プラント会社OTV社で構成する共同企業体は、ベトナム・ホーチミン市建設投資管理局からホーチミン市における大型下水処理場の拡張工事プロジェクトを受注し、2月7日、同市ビンフン下水処理場において起工式を行った。このプロジェクトは、POSCO Engineering and Construction社を代表企業とし、OTV社と日立の3社共同企業体で受注したもの。既設下水処理場の処理能力を14万1,000m3/日から46万9,000m3/日へ増大させる。これは人口140万人分の下水量に相当し、東南アジア最大級の下水処理場となる。受注金額は総額約154億円。プロジェクトは日本政府による有償資金協力により行われる。
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