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団体の動き/下水道事業支援センター・日防協、防食技術セミナー 2013年09月18日
(一財)下水道事業支援センターと(一社)日本コンクリート防食協会は、東京と大阪で「コンクリート防食技術セミナー」をそれぞれ開催した。このうち9月18日に東京・渋谷区の東京塗料会館で開催されたセミナーでは、自治体関係者やコンサルタント、施工事業者など約130人が受講。京都大学大学院工学研究科の宮川豊章教授が「防食技術の標準化で世界へ」と題して基調講演を行ったほか、8月に改訂された「下水道コンクリート防食工事施工・品質管理の手引き(案)」の要点と運用に関する解説、コンクリート防食分野における技術開発の動向、コンクリート防食工事の賠償責任保険制度の説明等が行われた。また会場の一隅では、防食材料や各種工法を紹介する展示コーナーが設けられ、休憩時間には受講者が説明を求め人垣をつくっていた。なお大阪会場では9月25日に大阪市中央区の府立労働センターを会場に開催された。
自治体の動き/東京都下水道局、2018年第11回IWA世界会議の東京開催 2013年09月17日
東京都下水道局は、2018年9月に行われる第11回国際水協会(IWA)世界会議が東京で開催されることが決定した、と発表した。14日のIWA理事会で決定した。この世界会議は、世界中の上下水道、水環境分野に関する国、事業体、産業界および学術界等が参加し、6日間の日程で行われる。会場場所は東京ビッグサイトで、参加人数は海外2,000名、国内4,000名の合わせて6,000名の見通しで、論文発表350編、パネルディスカッション等の開催約90件が行われるほか、出展数約200団体の展示会も開催される。9月現在の開催主体は、東京都水道局、同下水道局、(公社)日本水道協会、(公社)日本下水道協会、(公社)日本水環境学会で、今後、国内に会議準備委員会(仮称)を設立し、開催準備を進めていく。
国の動き/国土交通省、「100mm/h安心プラン」本格スタート 2013年09月12日
国土交通省水管理・国土保全局は、住宅地や市街地における浸水被害等の軽減を図ることを目的とした「100mm/h安心プラン」登録制度を創設し、その第一弾として、富山県高岡市が策定した計画など5件を登録した。同プランは、従来の計画降雨を超える「ゲリラ豪雨」が発生した場合に備えて、下水道と河川のハード整備や住民の避難行動を支援するためのソフト対策を一体的に定めた行動計画。下水道管理者と河川管理者、住民、民間企業等が連携して計画策定に参画することが特徴。今回登録された「100mm/h安心プラン」は、富山県高岡市および石川県金沢市、静岡県沼津市、静岡県焼津市、浜松市がそれぞれ策定した5件。
国の動き/国土交通省、「循環のみち下水道賞」表彰式 2013年09月10日
国土交通省下水道部は、「下水道の日」に平成25年度(第6回)「循環のみち下水道賞」の表彰式を行った。中央合同庁舎3号館10階の共用大会議室には、受賞者のほか、関係者、自治体の下水道キャラクターなども集まり、持続可能な循環型社会の構築に向けた21世紀型下水道の優良事例に関する表彰式と受賞団体による発表が盛大に行われた。選定されたのは「水のみち部門」「資源のみち部門」「サスティナブル活動部門」「特別部門」の4部門を合わせて11事例。国土交通省下水道部の岡久宏史部長は、「今年度は特別部門が多く、取り組みが多様化している」と講評を述べた。
自治体の動き/広島市・広島市都市整備公社、下水道ふれあいフェア 2013年09月08日
広島市下水道局は、同市西区の西部水資源再生センターにおいて「平成25年度下水道ふれあいフェア」を開催した。およそ2,000人の市民が参加した。太田川放水路に面した同センターでは、下水処理のしくみを見学する“施設見学ツアー”や水質検査体験、下水道事業計画のパネル展示、地元写真家によるマンホール等の写真コレクション展、市民バンドらによる“ミニライブ”などが実施されたほか、市の下水道広報を側面支援するボランティア組織「広島市下水道サポーター協議会」による工作コーナー、デザインマンホールストラップの販売なども行われた。
国の動き/国土交通省、2014年度下水道関連概算要求 2013年08月27日
国土交通省は、総額5兆8,591億円(国費)から成る2014年度予算の概算要求をとりまとめた。下水道事業関連でみると、社会資本整備総合交付金として要求限度枠一杯となる前年度比1.17倍の1兆558億4,300万円、防災・安全交付金に同じく1.17倍の1兆2,227億2,500万円、国が直接行う技術開発費等を含む下水道事業調査費等として同1.17倍の62億6,000万円(いずれも国費)をそれぞれ要求した。国交省下水道部では、部がめざす主要テーマとして、@震災復旧・復興の支援の強化と全国的な安全・安心対策の実施、A施設管理・運営の適正化、B下水道経営の健全化、C水環境マネジメントの推進、D低炭素・循環型社会への取り組み推進、E未普及地域の早期解消、F国際貢献と官民連携による水ビジネスの国際展開――の7点を整理し、来年度予算の重点事項を定めた。
団体の動き/全国非開削普及協議会、第10回定時総会・創立10周年記念式典 2013年08月23日
推進工法や既設道路集水桝浸透化工法「EGSM工法」など非開削技術の普及拡大を図っている全国非開削普及協議会は、東京・港区のメルパルク東京において第10回定時総会を開催した。総会冒頭に挨拶に立った岡本州雄会長は「先般の下水道展ではブース来場者が1,200名と過去最高になり関心の高まりを感じている。EGSM工法を含め、環境に優しい掘らない技術・推進工法の普及促進に努めていく」と話した。なお、EGSM工法の2012年度の採用実績は、(公社)雨水貯留浸透技術協会の技術評価認定取得が好要因となり、対前年度比209%となる1,970基を施工。2013年7月31日時点での施工累計は6,656基となった。また総会後には創立10周年記念式典が行われ、元日刊工業新聞社社長で電気通信大学産学官連携センターの千野俊猛特任教授による講演が行われた。
団体の動き/コーケン・エコ防食研、リークストッパー止水材工法研究会設立 2013年08月15日
防食材メーカーの潟Rーケンとエコ防食工法研究会は、非ウレタン系の材料を用いた止水工法の全国展開を図る「リークストッパー止水材工法研究会」を設立した。地下水位上昇に伴って顕著になってきた地下構造物の水由来腐食防止に向けた止水技術等の普及・向上を図ることが目的。会長にはコーケン技術顧問の飯森博氏が就き、事務局は同社内に置いた。エコ防食広報研究会が、樹脂設計と固液二相計の相構造比の最適化を図るなどして、従来型止水材では実現できなかった恒久性をもたせることに成功。止水材注入機メーカーのハタ防水建設鰍ェ実用化した軽量・高圧二液等量型注入機との組み合わせによって、同止水材を用いて施工する汎用システム「リークストッパー止水材工法」を確立させた。
自治体の動き/東京都下水道局、下水管原因のくぼみで転倒事故 2013年08月08日
東京都下水道局は、8月7日午後7時頃に北区の区道(赤羽西4−35−15)を歩行中の男性(77歳)が下水道管が原因となるマンホール脇の舗装のくぼみにつまずき転倒したとみられ、頭部を打ち、意識不明となり病院に搬送された、と発表した。くぼみは、マンホールに接続する下水道管の老朽化により土砂が引き込まれて発生したもので、広さ1.0m×1.0m×深さ10pだった。男性は8日午前9時頃に頭部の手術を完了し、同日午後4時頃に意識が回復した。また、現地は8日午前1時50分にくぼみの補修の緊急対応を完了。同局では、今後は再発防止に向け、巡視・点検を強化していくとしている。
大学の動き/長岡技術科学大学、地産地消めざす実証実験施設見学会 2013年08月04日
長岡技術科学大学環境・建設系資源エネルギー循環研究室(姫野修司准教授)は、「生ごみバイオガス化施設見学及び実証実験施設見学会」を新潟県長岡市の長岡浄化センター等で開催した。このうち実証実験施設見学会では、同研究室が実施している「地域分散型のエネルギー循環システム形成に向けた高分解性アルカリ処理稲わらを用いた混合嫌気性消化実験」および「高性能気体分離膜および膜分離法による消化ガス精製システム開発」にかかる各実験施設を見学した。「稲わらバイオガス化実験」は農業系の未利用バイオマスを活用して下水汚泥からのバイオガス発生量を増加させるもので、米どころならではの試み。実験では、アルカリ溶液に稲わらを浸すことで稲わら中の難分解性成分リグニンを溶出させて分解性の向上が図られた。また、「高性能気体分離膜を用いた消化ガス精製施設」では、メタンと二酸化炭素の分子径の差を利用する膜分離法を用いることでメタンガスの濃度を高め、天然ガスと同程度の純度98%以上のメタンガス精製に成功している。
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