| 企業の動き/ウォーターエージェンシー、「OHSAS18001」の適合証明取得 |
2011年12月16日 |
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| 潟Eォーターエージェンシー(榊原秀明社長)は、労働安全衛生マネジメントシステムに関する規格「OHSAS18001」の適合証明を取得した。適合証明機関は(一社)日本品質保証機構、適合活動範囲は浄水処理施設、下水処理施設のオペレーション&メンテナンス事業。上下水道施設の運営管理事業を営む企業としては初となる。今回の取得はマネジメント力向上の一環。その基本理念としては、従業員が安全で安心して働ける職場環境の形成ばかりでなく、事業活動に関連するすべての人々の安全と健康を守ること。 |
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| 団体の動き/日本下水道事業団、リン除去・回収技術の技術評価を開始 |
2011年12月16日 |
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| 日本下水道事業団(JS)は、JS技術評価委員会(会長:松尾友矩東洋大学常勤理事)が、茨城県から国土交通省への評価実施の申請を受けて、茨城県霞ヶ浦湖北流域下水道霞ヶ浦浄化センターにおける新たなリン除去・回収技術の適用について評価を開始した、と発表した。今回の評価は、JSと旭化成ケミカルズ鰍ニの共同開発による「高速吸着剤を用いたリン除去・回収技術」を霞ヶ浦浄化センターに導入するにあたって行われるもの。 |
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| 自治体の動き/横浜市・藤沢市、災害時汚泥処理の相互協力協定 |
2011年12月13日 |
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| 横浜市環境創造局は、隣接する同市西部水再生センターと藤沢市大清水浄化センターの間で被災時汚泥処理の相互協力を図る協定を締結した。震災等により西部水再生センターまたは大清水浄化センターの汚泥処理施設に大きな支障を生じた場合に、汚泥処理の相互協力を行うというもの。費用分担は、緊急処理の汚泥量および両市の通常の汚泥処理費用実績等を参考に災害発生時に協議を行い定める。今回の協定で、下水処理を継続することにより、放流先の境川への水質を確保する効果がある。 |
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| 団体の動き/品確協、長野で反転形成5工法の施工実演会 |
2011年12月01日 |
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| (一社)日本管路更生工法品質確保協会(品確協)は、(一社)長野県下水道建設管理業協会(建設管理協)との共催で、長野県安曇野市にある(財)長野県下水道公社中信管理事務所(アクアピア安曇野)において管更生工法の施工実演会を開催した。品確協が主催する施工実演会は9月に引き続き2度目で、今回は品確協の会員工法のうち反転・形成工法5工法が参加し、約30分ずつ順番に工法説明や実演等を行った。会場には、同県や周辺市町を含め約80名が参加。建設管理協の棚田稔総務技術委員長は、「それぞれの技術を知り、現場に合った技術を採用するための参考にしてほしい」と挨拶した。実演等を行った工法は、SDライナー工法、SGICP工法、ポリエチレンコンパクトパイプ工法、オメガライナー工法、インシチュフォーム工法。 |
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| 団体の動き/日本下水道事業団、記者クラブ視察会 |
2011年12月01日 |
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| 日本下水道事業団(JS)の記者クラブ加盟社を対象とした施設見学会が仙台市で行われた。この日一行が訪れたのは、東日本大震災で甚大な被害を受け、復旧に向けた工事が行われている仙台市南蒲生浄化センター。同センターは、貞山堀運河を挟んで、水処理施設と管理・汚泥処理施設に分かれているが、特に貞山堀の東側、太平洋側に位置する水処理施設は、大津波により土木・建築構造物の基礎杭や壁が損傷し、ほとんどの機械・電気設備が水没して使用不能となったことから、施設全体の改築が急がれている。 |
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| 団体の動き/センフィニティーシステム研究会、平成23年度定時総会 |
2011年11月22日 |
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| センフィニティーシステム研究会は、東京・千代田区のホテルルポール麹町で平成23年度定時総会と東京工業大学大学院理工学研究科の坂井悦郎教授による「ポリカルボン酸系分散剤の作用機構から見た特性」と題した講演会を開催した。総会では、ヒューム管製造時のスラッジのリサイクル率をより高めるための技術開発を進めていくことなどを盛り込んだ平成23年度事業計画案が満場一致で承認された。中川喜久治会長は懇親会の席で、「優れたコンクリート製品を生み出す遠心成形の製造技術をしっかりと伝承し、世の中に浸透させていくには、センフィニティーの技術が不可欠。すでに実績も上がっており、成果も出始めている」と挨拶した。 |
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| 自治体の動き/東京都下水道局、震災被災地の公共団体に車両を無償譲渡 |
2011年11月18日 |
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| 東京都下水道局は、東日本大震災被災地の地方公共団体の要請に基づき、下水道局所有の車両を無償譲渡することとした、と発表した。譲渡車両は、小型乗用1両、小型貨物11両、軽貨物2両合わせて14両で、譲渡先は岩手県、宮城県および福島県内の6地方公共団体。搬出開始日は11月9日。東京都下水道局では今回譲渡する車両のほか、今年度中にさらに7両を譲渡する予定のため、全体では9団体に対し21両となる予定。 |
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| 企業の動き/東亜グラウト工業、新洗浄と漏水検知の新工法デモ施工 |
2011年11月18日 |
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| 東亜グラウト工業鰍ヘ、同社浦安技術センターにおいて、水道管路の維持管理に関わる新工法「アイスピグ管内洗浄システム」と「スマートボール漏水検知システム」のデモンストレーションと説明会を開催した。「アイスピグ管内洗浄システム」は、シャーベット状の氷をポンプで管内に挿入し、氷を移動させることで管内の付着物や夾雑物を除去するシステムで、デモ施工では、管内底部の砂がアイスピグとともに移動し、きれいに洗浄されたことが確認された。一方、「スマートボール漏水検知システム」は、音響センサーや磁気センサーを内蔵したスポンジ状のボールを水流を使って移動させ、漏水のノイズなどを検知するシステム。デモ施工では、スマートボールが垂直管を一気に上るのが確認できた。 |
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| 団体の動き/ビックリート製品協会、第16期定時総会 |
2011年11月16日 |
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| ビックリート製品協会は、東京・千代田区の帝国ホテルにおいて第16期定時総会を開催した。総会では、(社)日本下水道協会のU類認定資器材の範囲の拡大を行い、「外殻鋼管付きコンクリート管」等を新たに認定範囲に加えるなどした第16期事業報告が承認されたほか、今回の認定範囲拡大やライフサイクルの長さなどの特徴を積極的に採用拡大に生かしていくことなどを盛り込んだ第17期事業計画案が満場一致で採択。野村会長は、「ビックリート製品は前年度よりも出荷量を対前年度比125%の成長を遂げることができた。自信を持って世の中に広めていってほしい」と会員らに呼びかけた。 |
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| NPOの動き/21世紀水倶楽部、水処理から発生するN2Oで秋の研究集会 |
2011年11月15日 |
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| NPO 21世紀水倶楽部は、東京・新宿区の(財)下水道新技術推進機構において、秋の研究集会「下水道による窒素除去と地球環境保全」を開催。研究集会ではまず、国土技術政策総合研究所の小越真佐司下水処理研究室長が「下水の窒素除去とエネルギー消費および温室効果ガス発生率」を、次に秋田工業高等専門学校環境都市工学科の増田周平助教が「下水処理場におけるN2Oの発生特性と制御に関する考察〜水処理からの発生を中心に〜」をテーマに講演。続いて花木教授が登壇し、最近のN2Oに関わる動きなども捉えて、「水処理における亜酸化窒素の排出についての論点」と題して総括コメントを述べた。その後、21世紀水倶楽部の佐藤和明理事を司会として総合討議が行われた。 |
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