団体の動き/日本衛生動物学会、ヒトスジシマカ発生源の雨水マスで議論 |
2011年04月16日 |
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日本衛生動物学会の第63回大会が4月14〜16日、東京・新宿区の国立感染症研究所と千代田区の学術総合センターで開催され、16日、「ヒトスジシマカ防除対策における雨水マスの問題点」をテーマとしたワークショップ2が学術総合センターで行われた。この中で、渇。浜コンサルティングセンターの巽良雄氏が「雨水マスのどろだめ不要論」の演題で講演した。 |
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国の動き/国交省、東日本大震災の津波対策などの技術的提言 |
2011年04月15日 |
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国土交通省は、津波対策など東日本大震災の特徴を踏まえた技術的提言を、被災した都県・政令市に通知した。これは、国交省と(社)日本下水道協会が共同で設置した「下水道地震・津波対策技術検討委員会」(濱田政則委員長)の第1回会合(4月12日開催)で取りまとめられた「下水道施設の復旧にあたっての技術的緊急提言」を受けたもの。当面必要となる技術的事項として、@緊急措置、A応急復旧、B本復旧、の段階ごとに復旧の進め方が整理されている。 |
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企業の動き/富士電機、下水消化ガス利用燃料電池の寒冷地冬季屋外運転実証実験 |
2011年04月11日 |
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富士電機鰍ヘ、山県市浄化センターにおいて下水消化ガスを利用した燃料電池による寒冷地冬季屋外運転実証実験に成功した、と発表した。今回の実証実験では、新型100kW燃料電池(型式:FP-100i)×1台を屋外に設置し、冬季寒冷地における消化ガスによる発電について、起動停止試験やパターン運転試験などを行い、冬季寒冷地においての運転性能に問題がないかを検証した。実証実験期間は、2011年1月から3月までで、約2,000時間の運転で運転性能に問題がないことを確認した。 |
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団体の動き/管路協、更生管に働く土圧に関する講演 |
2011年04月06日 |
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(公社)日本下水道管路管理業協会は、大阪市立大学東田淳教授を講師に迎え、「更生管に働く土圧の考え方」をテーマに講演会を同協会会議室において開催した。今回講演会では、更生管について、自立管、複合管、二層構造管の土質力学の面からそれぞれの問題点を指摘し、それらを確認するために行った研究内容のほか、老朽化したカルバートを更生する設計提案、これからの耐震設計指針に必要な新たな視点などを披瀝した。 |
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団体の動き/日推協、公益社団法人に |
2011年04月01日 |
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(社)日本下水道管渠推進技術協会は公益社団法人へ移行し、併せて組織名称を「公益社団法人日本推進技術協会」へ改めた。なお、会長等役員人事や事務局所在地等の変更はない。中野正明会長は、「当協会では、推進工法の技術向上や推進工事技士の育成などを通じて、社会基盤整備における品質向上に大きく貢献している。このような自負心から、公益法人制度改革では、一般法人ではなく迷うことなく公益法人への移行を目指した」と、公益団体移行への動機を語った。 |
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団体の動き/JS、23年度事業計画 |
2011年04月01日 |
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日本下水道事業団(JS)は、組織再編や、東日本大震災の復旧支援などを含む平成23年度事業計画を発表した。組織再編は、事業統括部、技術開発部、品質管理センターの2部1センターを改め、新たに「技術戦略部」を設置、事業統括部と技術戦略部の2部に再編した。また、経営企画部内に「法務・コンプライアンス課」を、「国際室」をそれぞれ設置。さらに、東日本設計センター内に「震災復旧支援室」を設置した。23年度事業予算は、受託建設事業1,456億円、技術援助事業61億円、維持管理事業1億2,800万円、研修事業は3億1,300万円、技術検定等事業は7,000万円、試験研究事業4億7,000万円の予算を計上。 |
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自治体の動き/浜松市上下水道部、イメージアップコンクール表彰式 |
2011年03月29日 |
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浜松市上下水道部は、平成22年度に行った下水道工事現場において、施工業者が実施した工事現場周辺の環境改善のうち、優れた取り組みを表彰する「イメージアップコンクール」を行い、表彰式を上下水道部住吉庁舎で行った。最優秀賞は、潟}ットによる施工現場で、工事件名は「井伊谷処理区(引佐)南神宮寺処理分区枝線管きょ築造工事(第1工区)」。 |
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団体の動き/施設協、第34回通常総会 |
2011年03月29日 |
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(社)日本下水道施設業協会は、東京・中央区の馬事畜産会館において第34回通常総会を開催し、4月1日付での一般社団法人移行に伴う平成22年度更生収支予算書案の審議・承認および23年度事業計画案、同予算案等を審議し、いずれも満場一致で可決した。総会は、先の東日本大震災の犠牲者へ出席者全員で黙祷を捧げた後に開会。幡掛大輔会長は総会冒頭の挨拶で「被災地の復旧作業にご尽力いただいていることに敬意を表する。本協会と会員企業は力を合わせて、被災地の復旧と復興に最優先で取り組み、一日も早く安心して暮らせる生活が取り戻せるよう全力を傾けたい」と述べ、被災地と連帯していく姿勢を示した。 |
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大学、企業の動き/横浜国大、日之出水道、鋳物イノベーション寄附講座 |
2011年03月11日 |
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日之出水道機器鰍ニ横浜国立大学は、3月1日付で「高信頼性鋳物イノベーション寄附講座」を設置し、これを記念して横浜市保土ヶ谷区の同大大学会館において記念シンポジウム「材料の高信頼性とそれを取り巻く問題点」を開催した。寄附講座は、同大・工学研究院に置かれ、鋳鉄を中心にして、その耐食性の改善のみならず、構造材料としての高強度化や高靱性化を飛躍的に向上させるための基礎研究を行う。講座責任者は八高隆雄教授で、客員教授に独立法人 物質・材料研究機構の篠原正博士、朝倉祝治名誉教授、客員准教授に宮田義一博士の講師陣で開かれる。設置期間は平成23年3月1日から26年3月31日。 |
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団体の動き/管路協、日中韓の管路管理標準化会議 |
2011年03月10日 |
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(公社)日本下水道管路管理業協会が事務局を務める「第一回日中韓3ヵ国下水道管路管理の標準化に関する会議」が、東京・千代田区の同協会本部において開催された。出席者は、中国側から3名、また韓国側から3名で、日本からは管路協の長谷川健司会長、田中修司専務理事、鎌田修顧問が参加し、田中専務が議長を務めた。会議ではまず、日中韓3ヵ国の下水道管路管理の現状と課題について情報交換を行い、下水道管路管理計画について標準化の方策を話し合った。日本側から、下水道管路管理計画の原案が提出され、協議の結果、この原案をベースに3ヵ国で共通の標準化原案を作成することが合意された。さらには3ヵ国で下水道管路管理の計画に関する標準化の成案ができた段階で、ISOへの提案も視野に入れることが確認された。 |
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