団体の動き/日本下水道光ファイバー技術協会、技術講習会 |
2010年11月11日 |
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(社)日本下水道光ファイバー技術協会は、東京・千代田区の同協会内において「下水道光ファイバー技術講習会」を開催した。最初に国土交通省都市・地域整備局下水道部下水道企画課の原田洋平環境技術係長が「我が国下水道を取り巻く最近の動向について」の講演を行い、次に、古河電気工業鰹報通信カンパニーファイテル製品部の小川雅英アクセスシステム部担当部長が「下水道光ファイバーセンシング技術と活用事例について」の演題で講演した。この後、同協会専門委員会講師による「下水道光ファイバーの設計・施工・維持管理の技術マニュアル」について、同協会専門委員会講師による講習を行った。 |
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団体の動き/JS、堺市三宝処理場見学会 |
2010年11月10日 |
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日本下水道事業団(JS)は、堺市・三宝下水処理場で進めている、膜分離活性汚泥法(MBR)を活用した大規模改築プロジェクトの現場視察会を開催した。これは、敷地に余裕のない都市部の処理場において汚水処理を中断させることなく処理施設の移転・改築を実現させたウルトラC級の改築計画の現場を視察するもの。今回の改築計画の立役者であるMBR施設のほか、建設が進む8万m3/日の新2系処理施設、同処理場から供給する再生水を活用しているサッカー・ナショナルトレーニングセンターなどを訪れた。 |
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団体の動き/大阪市下水道技術協会、カ大浅野名誉教授らの『WATER REUSE』を翻訳刊行 |
2010年11月09日 |
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(財)大阪市下水道技術協会は、水のノーベル賞ともいわれる“ストックホルム水賞”受賞者であるカリフォルニア大学の浅野孝名誉教授らによる著書『WATER REUSE:Issues, Technologies, and Applications』の翻訳出版を記念して、東京・千代田区の明治大学の紫紺館において、同名誉教授による記念講演会と意見交換会を開催した。記念講演会では、浅野名誉教授が同書をもとに、「水の再生、リサイクル、再利用における道標」の演題で講演した。 |
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自治体の動き/アジア大都市ネットワーク21、総会 |
2010年11月07日 |
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アジアの大都市の国際会議「アジア大都市ネットワーク会議(ANMC21)」の総会が11月7〜10日まで行われ、バンコク、デリー、ハノイ、ジャカルタ、クアラルンプール、マニラ、ソウル、シンガポール、台北、ヤンゴンの代表がこれまでの活動を紹介するとともに、今後のネットワークの展開について率直かつ友好的な議論を交わし、9日には、環境問題について「我々は、都市間で具体的な経験やノウハウを共有していくとともに、企業や住民を含めた幅広い層と協力・連携し、環境と調和した社会の実現を目指す」などとする「東京宣言」が採択された。 |
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世界の動き/ISO/TC 224、危機管理とAMのWG |
2010年11月02日 |
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上下水道サービスの国際規格ISO/TC 224 のWG7第6回会議が11月2日〜3日に、WG6第4回会議が11月4日〜5日に、いずれもドイツ・ボン市で開催された。WG7では、危機管理の国際規格づくりを進めており、第5回TC224の総会で承認された新規業務項目提案の内容について、TC224メンバーによる投票を行った。賛成16ヵ国、反対1ヵ国の結果で承認された。一方、上下水道のAM規格の実行等検討グループWG6では、すでに検討が進められているPC251(アセットマネジメント予備会議)について報告。「下水道のアセットマネジメントはPC251の対象から除外すべき」との意見を出したが、受け入れられず、PC251に則しつつ上下水道の技術面に特化したアセットマネジメント文書を作成する方針にし、そのために「TG3」を設置して作業を進めていくことを決議した。 |
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団体の動き/SPR工法協会、初の安全大会 |
2010年11月01日 |
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日本SPR工法協会は、西日本地区会員を対象に、大阪市のホテル大阪ベイタワーにおいて「安全大会」を開催した。これまで行ってきた教育研修会に加え、安全対策に秀でて熱心な会員を表彰する初の試みで、関係者ら約180人が参加した。大会では、安全表彰として6社が前田会長から表彰状が授与された。また、安全対策・工事事故例の報告のほか、全国の建設現場を熟知している落語家・柳亭金車師匠をゲストに迎え、労働災害問題をテーマに「安全落語」を行った。 |
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団体の動き/日本下水道協会、第47回研発口頭発表最優秀賞表彰 |
2010年11月01日 |
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(社)日本下水道協会は、東京・千代田区の同協会内において下水道研究発表会企画運営委員会(委員長:津野洋京都大学大学院教授)を開催し、今7月に名古屋市のポートメッセなごやにおいて開催された「第47回下水道研究発表会」口頭発表の優秀発表者を正式決定し、3名の最優秀発表賞の表彰式を行った。今回の最優秀発表賞は、「連絡管を活用した下水処理施設の効果的運用」(東京都下水道局・佐藤研三)、「千住関屋ポンプ所におけるケーソン工事について─ケーソン二函の同時施工─」(東京都下水道局・山田洋平)、「肥料利用を目指したリン吸着剤の開発」(鞄月ナ・辻秀之)。 |
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団体の動き/水コン協、平成22年度受託調査報告会 |
2010年11月01日 |
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(社)全国上下水道コンサルタント協会は、東京および大阪の2会場において「平成22年度受託調査報告会」を開催し、平成20年度および同21年度に(社)日本下水道協会、(財)下水道新技術推進機構、日本下水道事業団等から受託した26件の調査業務のなかから、水コン協が特に重要と考える5つの調査業務を演目として報告した。11月1日に東京・渋谷区のけんぽプラザにおいて開かれた報告会では約40名の参加者に向けて、日本下水道協会から平成20年度に受託した「下水汚泥の建築資材利用マニュアル改定準備に関する補助業務」のほか平成21年度にJSから受託した「平成21年度下水道施設の安全設計マニュアル策定業務その1」などの説明を行った。 |
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自治体の動き/横浜市、JBICと海外業務協力締結 |
2010年10月29日 |
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横浜市と国際協力銀行は、新興国等における環境に配慮した都市づくりに向けて相互協力を行うため、「環境・都市インフラ全般に関する業務協力協定」を締結した。互いの持つノウハウやネットワークを活用することによって、国内企業の国際展開をより強力に支援し、国際協力の進展と国内経済の発展に貢献することがねらい。JBICが、自治体との間で環境分野での相互協力に関する覚書を締結するのは、東京都、北九州市に次いで全国で3番目。 |
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団体の動き/日本下水道事業団、第2回技術報告会 |
2010年10月28日 |
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日本下水道事業団(JS)は、東京・新宿区の四谷区民ホールで、第2回日本下水道事業団技術報告会を開催した。国や地方自治体、民間企業などから300名を超える関係者が聴講に訪れ、この間にJSが民間企業らと取り組んできた膜分離活性汚泥法(MBR)や創エネルギー技術などに関する開発事例の報告を聞いた。来賓特別講演では国土交通省下水道部の佐々木一英流域管理官が、下水道分野における国際展開の動向や水質水系リスクの低減に向けた国の取組みを紹介した。 |
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