団体の動き/日本下水道事業団、22年度新規共同研究者を募集 |
2009年12月02日 |
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日本下水道事業団(JS)は平成22年度の新規共同研究課題を決定し、共同研究者の募集を開始した、と発表した。新規共同研究課題は、(1)低炭素社会構築の実現に向けた下水処理技術の開発、(2)低炭素型汚泥有効利用技術の開発、(3)管路施設におけるコンクリート腐食対策技術の開発──の3課題。 |
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団体の動き/浮上防止マンホール工業会、国内第1号の試験施工 |
2009年12月01日 |
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浮上防止マンホール工業会(福原勝会長)は、山梨県甲斐市で人孔浮上抑制技術「浮上防止マンホールフランジ工法」の試験施工を実施した。今回が同工法の国内初施工ということもあり、地元甲斐市のほか山梨県関係者や周辺5市1町の自治体関係者、建設コンサルタントら約50名が現場を訪れた。隣接する自治体の下水道課に勤務しているという男性は「(所属する市では)浮上防止対策の必要性は認識されているが、まだ検討段階。施工時にどの程度の作業スペースをとる必要があるのかが気になっている」と話していた。 |
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団体の動き/センフィニティーシステム研究会、平成21年度定時総会 |
2009年11月30日 |
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ヒューム管等製造時におけるスラッジの発生量低減とセメント原料の有効利用を図るセンフィニティーシステム研究会は、東京・千代田区のホテルルポール麹町で平成21年度定時総会を開催した。総会冒頭に挨拶に立った中川喜久治会長は会発足からこれまでの1年を振り返り、「セメントを完全に使い切るという観点から技術を高めていけば、製造原価を下げられるということ以上の価値が見出せるということに気付かされた。我々会員の価値はもっと高められる」と熱く語った。 |
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国の動き/国土交通省、第1回SM検討委 |
2009年11月30日 |
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国土交通省下水道部は、東京・新宿区の(財)下水道新技術推進機構において、「第1回下水道施設のストックマネジメント手法に関する検討委員会」を開催した。この検討委(委員長:滝沢智東京大学大学院工学系研究科教授)は、既存施設のストックマネジメント(SM)手法の諸課題を検討し、SM手法の導入のための手引きとしてとりまとめることを目的として設置されたもの。今回は、委員会設置趣旨やSMに関する最近の動向が紹介されたほか、検討範囲とSMの実施フローや主な検討課題が議論された。 |
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国の動き/国土交通省、A-JUMPが新体制で本格始動 |
2009年11月30日 |
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国土交通省(国土技術政策総合研究所、下水道部)が進めている「日本版次世代MBR技術展開プロジェクト」(A-JUMP)が本格的に動き出した。東京・新宿区の(財)下水道新技術推進機構で開かれた2009年度第1回「下水膜処理技術会議」(委員長・山本和夫東京大学環境安全研究センター教授)では、同省および経済産業省所管の(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構が愛知県や北九州市等と共同で実施している実証事業や国内外での知見を取りまとめ、2009年5月に「下水道膜処理技術会議」が発刊した『下水道への膜処理技術導入のためのガイドライン[第1版]』に反映させて同ガイドラインの第2版を作成する方針が確認された。 |
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団体の動き/下水文化研究会、第10回研究発表会 |
2009年11月28日 |
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NPO日本下水文化研究会は、東京・千代田区の日本水道会館において、第10回下水文化研究発表会を開催した。発表は2会場に分かれて行われ、江戸時代の下水組合、バングラデシュにおける安全と衛生に関するアンケート調査結果、世界の浄水場に関するレポートなど、国内外にわたる11編の発表のほか、講演集だけの誌上発表も5編紹介された。 |
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団体の動き/ディスポーザ生ごみ処理システム協会、設立10周年記念懇親会 |
2009年11月27日 |
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NPOディスポーザ生ごみ処理システム協会は、東京・港区の芝パークホテルにおいて、設立10周年記念懇親会を開催し、約60名が10周年を祝った。懇親会では冒頭、小川正晃理事長が設立前後からの経緯を述べるとともに、「ディスポーザ生ゴミ処理システムは、適切な維持管理を行うことで、わが国のごみ問題の一助になると確信している。また、将来的には生ごみリサイクルシステムの発展に貢献できると思っている。常に新しい、時代に合ったものになるよう研究調査を重ねていきたい」などと今後の抱負を語った。 |
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JSTT、第20回非開削技術研究発表会 |
2009年11月26日 |
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一般社団法人日本非開削技術協会は、東京・港区の発明会館において、第 20回非開削技術研究発表会を開催した。「非開削技術の海外展開」「非開削 耐震性強化技術」「非開削 管更生技術」など、7つのセッションに分けられた合計23技術の発表が行われた。閉会時に飛ISTT会長のデック・ダウニー氏が飛び入り参加し、「日本の推進工事技術は欧米においての基準となっている。なかでもイギリスと日本は国際技術協力を行っており、良い成果を出している。世界不況を克服するためにも非開削技術をもっと採用してほしい」と世界における日本の技術力の高さを評価した。 |
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団体の動き/日本水フォーラムほか、水事業での国際貢献を考えるセミナー |
2009年11月26日 |
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NPO日本水フォーラムと国際連合人間居住計画(UN-HABITAT)は、東京・千代田区のアジア開発銀行研究所において、「21世紀の水事業の国際貢献のあり方を考えるセミナー(第2回)」を開催した。国際連合人間居住計画のバート・ディフォーン居住・資金統括部長が「国際ネットワークを通じた水事業体の国際貢献」、WOPsに関するアジアでの活動を行っているWaterLinksプログラムマネージャーのニールズ・ファン・ダイク氏が「アジア地域における水事業体パートナーシップの実例」などの講演のほか、直面している課題や、よりよい国際貢献に向けての各主体間の連携などについてパネルディスカッションも行った。 |
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団体の動き/日本下水道協会、22世紀見据えた研究会 第2回 |
2009年11月25日 |
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(社)日本下水道協会は、東京・千代田区の日本下水道協会第1会議室にて第2回「22世紀型都市の水循環と下水道研究会」(座長・松尾友矩東洋大学大学院国際地域学研究科教授)を開催した。今回は、今後の研究テーマを選定するために、オブザーバーとして日本下水道協会経営委員会幹事会幹事6名も出席、意見交換を行った。 |
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