団体の動き/水制度改革国民会議、基本法修正案を審議 |
2009年11月12日 |
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水制度改革国民会議は、11回目の水循環基本法研究会を東京・千代田区の衆議院第一議員会館内の会議室で開催し、前回の会合で提示した水循環政策大綱案と同基本法要綱案の原案に寄せられた意見や修正案をもとに審議した。審議後、琵琶湖の環境保全と地域の未来に不安を持ったことから知事選に立候補したという滋賀県の嘉田由紀子知事が講演し、人と水との関わりを社会学的立場から研究してきた経緯、琵琶湖・淀川水系における“流域自治”の考え方などを紹介した。 |
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団体の動き/管路協、平成21年度下水道管路管理技術発表会 |
2009年11月11日 |
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公益社団法人日本下水道管路管理業協会は、東京・千代田区の損保会館・大会議室において、平成21年度(第11回)下水道管路管理技術発表会を開催した。11回目となる今回は、管路管理の点検・調査・診断の手法、現場施工の事例など、8編の論文発表が行われた。 |
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企業の動き/東亜グラウト工業、次世代の下水道リハビリ技術等を発表 |
2009年11月04日 |
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東亜グラウト工業梶i山崎恵一郎代表取締役社長)は、次世代の下水道リハビリ技術を含む研究開発中の技術とともに、それらの技術を事業化すべく「新規事業推進室」を立ち上げたことを発表した。今回発表された新技術は、現在同社が進めている技術開発14技術のうち5技術がメインで、うち下水道リハビリ関連が3技術、法面関連が2技術。下水道リハビリ関連は、農業用水路・下水管路向けの耐震・更生工法の「被膜鞘管工法」、上下水道、石油化学、ガス等のパイプライン向けの音波による漏水調査・検出システム「スマートボールシステム」、上下水道、ビル配管、食品加工場向けの管内洗浄工法の「アイスピグ洗浄工法」の3技術で、いずれも各分野で現在抱えている課題を克服する次世代型技術。 |
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団体の動き/下水道機構、平成21年度技術マニュアル活用講習会 |
2009年11月04日 |
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(財)下水道新技術推進機構は11月4日、5日に東京・新宿区の同機構内にて、「平成21年度技術マニュアル活用講習会」を開催した。「分流式下水道における雨天時浸入水対策計画策定マニュアル」「合流式下水道の改善における夾雑物対策を対象とした水面制御装置技術資料」「らせん案内路式ドロップシャフト技術マニュアル」「下水道用レジンコンクリート製管路施設技術マニュアル」「シールド発進立坑用地の省面積システム技術マニュアル(改訂版)」など9技術マニュアル等が紹介された。 |
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国の動き/国交省下水道部、リン資源化検討会初会合 |
2009年11月04日 |
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国土交通省下水道部は下水汚泥等からのリン回収・資源化を促進するために『下水道における資源化の手引き』を策定することとし、そのための組織「下水道におけるリン資源化検討会」(座長・津野洋京都大学大学院教授)を設置した。東京・新宿区の(財)下水道新技術推進機構で開いた初会合では、事業化に向けた技術的、経済的課題を洗い出すための調査を、大阪府および岐阜市、島根県がそれぞれ行っている事業をモデルに実施することが公表された。 |
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自治体の動き/横浜市水道局・環境創造局、水道・下水道初の水質意見交換会 |
2009年10月30日 |
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横浜市水道局水質課と環境創造局水再生水質課は、横浜市保土ヶ谷区の西谷浄水場において、「第1回水道・下水道水質意見交換会」を開催した。意見交換会は、会場となった西谷浄水場の浄水処理工程および水道水質検査室を見学した後に行われ、まず水道局水質課の坂内明氏が「浄水処理の概要」について紹介し、続いて環境創造局水再生水質課の倉田賢志氏が「下水処理の概要」を解説した。次に、水道局水質課の増野美奈子氏が「洗濯時における水道水の適切な使用に関する調査」について報告し、最後に、環境創造局水再生水質課の折目孝子氏が「再生水の利用状況〜他都市と比較して」の発表を行った。 |
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企業の動き/韓国バイオシステム、微生物燃料電池技術を販売へ |
2009年10月29日 |
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日韓の中小・ベンチャー企業の海外技術マーケティング支援を行う韓国技術ベンチャー財団は、東京・港区のロイヤルパーク汐留タワーにおいて、水環境全般にわたるソリューション企業、韓国バイオシステム鰍フヒョン・ムンシクCEOを交え、メディア懇親会を開催した。このメディア懇親会では、韓国バイオシステム(設立:1999年10月、資本金:1,487百万ウォン、本社:ソウル市城北区、http://www.korbi.com)が世界展開している、「微生物燃料電池型BOD計測器」および「微生物燃料型生物警報装置」を紹介した。 |
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自治体の動き/横浜市環境創造局、下水道施設の地震対策技術研修会 |
2009年10月29日 |
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横浜市環境創造局は、神奈川区の神奈川水再生センターにおいて、下水道施設の地震対策に関する技術研修会を開催した。この研修会は、市職員が新潟県中越地震、新潟県中越沖地震の復旧支援に従事したことを機に始められたもので、今年で3年目となる。2つの地震の損傷調査に携わった職員が、横浜市環境創造局と土木事務所職員約50名を対象に、下水道施設が被災した際の復旧支援の方法、横浜市の耐震化事業の概要などを語った。 |
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団体の動き/JS、初めての外部向け技術報告会 |
2009年10月28日 |
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日本下水道事業団(JS)は、東京・新宿区の四谷市民ホールにおいて、地方公共団体や下水道関係者に広く情報発信することを目的とした初めての技術報告会を開催した。技術報告会では、アセットマネジメントのコスト縮減効果の比較のほか、87団体、128ヵ所で導入(19年度版下水道統計より)されている維持管理の包括的民間委託の状況のほか、さまざまな開発プロジェクトが絡んでいる堺市三宝下水処理場の建設プロジェクト等、JSが支援している先進的な取り組み状況等が報告された。また、技術開発部からは、「水処理・高度処理技術」「コンクリート腐食抑制・防食技術」「資源・エネルギー回収技術」に分類し、民間企業との共同研究成果と合わせて12の技術成果が紹介された。 |
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学の動き/関東学院大、「水」をテーマに公開シンポジウム |
2009年10月24日 |
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関東学院大学は、「水と人との関わり―多様な水環境と生活―」をテーマに、横浜市金沢区の同大学八景キャンパス内において公開シンポジウムを開催した。今回は、同大学のキリスト教文化研究所「国際理解とボランティア」研究プロジェクトの主催によるもので、実践的な活動を展開しているNPO関係者らをパネリストに迎え、タイ国の話題を中心にパネルディスカッションを展開した。 |
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