国の動き/平成20年度末の下水道普及率は72.7% |
2009年08月20日 |
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国土交通、農林水産、環境の3省は、平成20年度末の「汚水処理人口普及状況」を発表。汚水処理施設の利用人口は前年度比139万人増の1億774万人、汚水処理人口普及率は前年比1.1ポイント増の84.8%となった。施設別の処理人口は、下水道9,241万人(72.7%)、浄化槽1,127万人(8.9%)、農業集落排水施設等374万人(2.9%)、コミュニティ・プラント31万人(0.2%)。このうち下水道処理人口普及率は前年比1.0%増の72.7%、下水道整備人口は130万人増加し、約9,241万人となった。 |
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団体の動き/全国カテシステム工法協会、定時総会 |
2009年08月18日 |
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協会名を新たにした全国カテシステム工法協会(旧ブラボ・KA-TE工法協会)は、東京・中央区の八重洲富士屋ホテルにおいて、定時総会を開催した。デモ施工などの普及活動を進め、平成20年度には9件を受注。総会後の懇親会の席で田嶋順三会長は、「小口径の下水道本管を補修するのに、カテシステム工法は非常にいい工法である。ただ、宣伝が行き届いていないので受注はまだ少ない。認知されれば、どんどん採用されていくものと確信している」と、工法のPRに関する課題を述べた。 |
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団体の動き/新下水収集システム研究会、管路施設の新たな方向性を提案 |
2009年08月18日 |
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管清工業梶A積水化学工業梶A鞄水コン、日本上下水道設計梶A潟nネックス、日之出水道機器梶A前澤化成工業鰍フ7社からなる「新下水収集システム研究会」は、これまで議論を進めてきた新たな下水収集システムに関わる提案を中間報告として発表した。現有施設の課題を5つの視点で整理し、問題解決の方向性として8つの提案としてとりまとめたものだが、研究会ではこの中間報告を情報発信して外部からの反応を見て、さらに議論を進めて来年3月には最終提案をまとめる。 |
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国の動き/国土交通省、平成21年度新世代下水道支援事業新規採択3ヵ所
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2009年08月11日 |
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国土交通省は、平成21年度(第2回)新世代下水道支援事業の新規採択を公表した。今回採択されたのは、岡崎市雨に強い都市づくり事業、東海市浄化センター 汚泥リサイクル推進事業、空見スラッジリサイクルセンター(仮称)汚泥リサイクル推進事業の3ヵ所。平成11年度の制度創設以来、合計278ヵ所において事業が実施されることになる。 |
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国の動き/国土交通省、日本版次世代MBR技術展開プロジェクト実施者決定 |
2009年08月11日 |
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国土交通省は、膜分離活性汚泥法(MBR)の国内外での普及のために行う「日本版次世代MBR技術展開プロジェクト(通称:A-JUMP)」の実施者を発表した。このうち、「既設下水処理施設の改築における膜分離活性汚泥法適用化実証事業(改築MBR実証事業)」はクボタ環境サービス梶A「膜分離活性汚泥法を用いたサテライト処理適用化実証事業(サテライトMBR実証事業)」はメタウォーター鰍ナ、事業実施期間は、契約締結日から平成22年3月26日。 |
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団体の動き/日本水環境学会他、日独MBRワークショップを開催 |
2009年08月05日 |
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膜分離活性汚泥法(MBR)の先進国であるドイツから専門家を招き、日本大学工学部会議室でワークショップが開催された。講演では、Gelsenkirchen応用科学大学のヴィンフリード・シュミット教授が、ドイツ膜協会で立ち上げたDE-brainというプロジェクトについて説明。日本からは、膜分離活性汚泥法技術振興協会の植村忠廣代表理事が、日本の膜が世界にどのように貢献しているかをアピール、「膜の市場は世界にある」ことを強調した。 |
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団体の動き/水の安全保障戦略機構、「水ファイナンスチーム」が参加 |
2009年08月05日 |
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国内外の水問題解決をめざす「チーム水・日本」の活動を支援している水の安全保障戦略機構は、東京・文京区の中央大学理工学部後楽園キャンパスにおいて、第2回技術普及委員会と分野連携委員会を合同で開催し、ファイナンス面における水ビジネス活動の支援を行い、日本の水ビジネスの成長を支えていくことを目的とした「水ファイナンスチーム」の参加を発表した。今回の合同委員会ではまた、特に重要で緊急に対処すべき@災害時・災害後における水供給・衛生対策、A需給関係を含めた水関連物質循環促進方策、B水援助・水ビジネスの海外展開強化方策──の3課題について、これまでチームの枠を超えて行われてきている意見交換を集約するかたちで、各関連行動チームの代表により関係省庁・自治体への要望などが発表された。 |
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団体の動き/ 下水道機構、平成21年度技術委員会で2件を諮問 |
2009年08月04日 |
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(財)下水道新技術推進機構は、東京・新宿区の同機構内にて「平成21年度第1回技術委員会」を開催し、「合流式下水道改善対策としての水面制御装置の性能評価研究」と「沈殿池高速ろ過施設の性能評価研究」の2件を委員会に諮問した。 |
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学の動き/長岡技術科学大学、下水汚泥の肥料化・燃料化実験を公開 |
2009年08月04日 |
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国立大学法人長岡技術科学大学環境・建設系廃棄物・有害物管理工学研究室の姫野修准教授らは新潟県長岡市の国営越後丘陵公園において、「下水汚泥焼却灰から作製したリン肥料の実証実験」および「高性能気体分離膜による下水汚泥バイオガスからの自動車燃料化技術の開発」公開実験を開催した。実験には、長岡市周辺自治体やメーカー関係者ら多数が参加した。 |
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国の動き/国交省、東京都の誤接調査踏まえ都道府県等に緊急点検要請 |
2009年08月03日 |
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東京都下水道局が進めていた23区内の雨水放流きょの全件接続状態調査と、JR東日本以外の鉄道事業者に対して要請していた23区内の全駅舎の排水設備の調査の結果において5ヵ所の誤接続が発見されたのを受けて、国土交通省は各都道府県下水道担当部長と各政令指定都市下水道担当局長に対し、誤接続の有無についての緊急点検の実施等を要請する通知を発出した。 |
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