団体の動き/下水道グローバルセンター(GCUS)発足、地球規模の水問題解決へ第一歩 |
2009年04月28日 |
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「下水道グローバルセンター(GCUS:Japan Global Center for Urban Sanitation)」が発足、東京・千代田区の(社)日本下水道協会において第1回審議会を開催した。GCUSは、@世界の水・衛生問題等の解決に向けた国際貢献、A下水道関連企業のビジネス展開支援、B国内の下水道施策への還元──の三つを活動目的とし、国際協力活動の展開支援および情報共有プラットホームの構築、国際ネットワークの形成を活動内容とした組織。GCUSは、国土交通省国土技術政策総合研究所下水道研究部、日本下水道事業団、(社)日本下水道協会、(財)下水道業務管理センター、(財)下水道新技術推進機構によって構成される。そして、運営方針や活動の対応方針等に関する調整を行うため、これらの機関および国土交通省下水道部から構成される対応方針調整会議(座長:藤木修下水道機構下水道新技術研究所長)と、活動に関する重要な方針等について助言を得るため、有識者等からなる審議会(座長:楠田哲也北九州市立大学大学院国際環境工学研究科教授)が設置された。また、センターの事務局は日本下水道協会に設置し、センター長は同協会の安中徳治理事長が務める。 |
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団体の動き/日本管路更生工法品質確保協会、一般社団化第1回定時総会 |
2009年04月27日 |
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4月1日に一般社団法人へ移行した日本管路更生工法品質確保協会は、東京・港区の浜松町東京會舘において、第1回定時総会を開催した。総会では、管路更生工法全般にわたる技術の向上等に関する調査・研究のほか、穿孔技術競技会や「管路更生工法 技術者研修会必修テキスト」研修会の開催、施工技術維持向上に向けた資格試験や技術認定の実施等を盛り込んだ2009年度事業計画案が承認された。前田正博会長は総会の席で挨拶に立ち、「最終目標は公益法人化。そのステップを一段上がったいまは、まさに正念場だ。全力投球で臨んでいく」と意気込みを示した。 |
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団体の動き/日本SPR工法協会、設立20周年記念式典 |
2009年04月24日 |
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日本SPR工法協会は設立20周年を記念し、東京・港区の明治記念館において記念式典と祝賀懇親会を開催した。先に開催された第20期定時総会では、昨年新会長に就任した東京都下水道サービス(株)の前田正博代表取締役社長が改めて会長として承認された。前田新会長は、記念式典において「さらにユーザーの信頼に応え、公共の福祉に貢献することを旗印に、安全かつ良好な品質管理を目指し、着実な前進を図りたい」と挨拶した。また、記念講演ではプロゴルファーの坂田信弘氏が、元気が出る悲喜こもごものエピソードを話した。 |
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団体の動き/日本下水道既設管路耐震技術協会、第8回通常総会 |
2009年04月23日 |
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既設管路と既設人孔の接合部の耐震化施工を非開削で行う下水道既設管路耐震技術協会は、東京・港区の虎ノ門パストラルホテルにおいて第8回通常総会を開催した。総会では、平成20年度の施工実績として、既設人孔耐震化工法(通称「ガリガリ君」)が仙台市や静岡市、名古屋市ほかでの新規採用分を含む2,613人孔にのぼり累計1万4,049人孔に達したほか、フロートレス工法が東京都区部で380人孔・1,852ヵ所、静岡市で13人孔・50ヵ所であったことなどが報告された。このほか総会では役員の改選が行われ、新会長に日本ヒューム鰹務取締役の宮野川繁男氏が選任された。総会後の懇親会で挨拶に立った宮野川新会長は、「協会保有の各種工法をブランドとして前面に押し出し全国展開をすすめていきたい」と意気込みを示した。 |
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団体の動き/THパイプルーフ技術協会、第12回定時総会・懇親会 |
2009年04月23日 |
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オーケーモール協会の一部会から独立し、12年目に入ったTHパイプルーフ技術協会は、東京・千代田区の東海大学校友会館において第12回定時総会に伴う懇親会を開催した。懇親会では、先に開催された総会において選任された日特建設鰹務取締役事業本部長の荒井民雄新会長が挨拶に立ち、「近年、国の財政の厳しさからか、施工実績が低迷している。THパイプルーフ工法は、山岳トンネルの補助工法、都市部における仮設工法として活躍してきた。最近では、競合する工法も出てきたが、構造物を安全に造り、近接する重要構造物に影響を与えないという点では、他方法より勝っていると自負している。現状を打破するために、会員が一丸となって、一層の努力が必要」と述べ、PR活動に力を入れていく意向を示した。 |
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団体の動き/東京下水道設備協会、第31回通常総会 |
2009年04月23日 |
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(社)東京下水道設備協会は、東京・千代田区の東京會舘において第31回通常総会・懇親パーティーを開催した。今年は、同協会が社団法人化されて25周年を迎えるため、通常総会において平成20年度の事業報告・決算および21年度事業計画・予算が審議され可決承認されたほか、協会発展に尽力した会員を対象に功績賞3名、功労賞8名の表彰を行った。通常総会後に行われた懇親パーティーで挨拶に立った片岡啓治会長はそのことに触れた後、「当協会では、21年度においても内外の環境を踏まえ新たな技術提案を行い、東京都の下水道事業に寄与していきたい」などと力強く語った。 |
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団体の動き/水の安全保障戦略機構、第1回技術普及委員会等を開催 |
2009年04月23日 |
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国内外の水問題の解決を図る「チーム水・日本」の中核となる策提言機関「水の安全保障戦略機構」は、東京・文京区の中央大学理工学部後楽園キャンパスにおいて、技術普及委員会および分野連携委員会の初会合を開催した。会合では、技術普及委員会の委員長にグローバル・ウォータ・ジャパンの吉村和就代表を、分野連携委員会の委員長に中央大学の山田正教授をそれぞれ選任した後、各委員会の担当領域での課題整理と分析、その対応策等について話し合われた。 |
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自治体の動き/東京都下水道局、玉川高島屋SC本館の汚水排出是正工事を実施 |
2009年04月23日 |
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東京都下水道局は、玉川高島屋SC本館(世田谷区玉川3―17―1)の汚水の一部が、排水設備の誤接続により1年にわたって周辺河川に流れていた、と発表した。河川への流出は、昨年4月に玉川高島屋SC本館がリニューアルを実施した際、誤って汚水配水管を雨水配水管に接続したことによるもの。世田谷区所管の雨水管を経由し、下水道局が管理する谷川雨水幹線に流入、多摩川に流出していた。4月9日に悪臭があるとの世田谷区からの情報提供を受け、下水道局が調査を開始したことから判明。15日に排水の切替工事を行い、現在は流出は是正されている。 |
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団体の動き/日本コンクリート防食協会、法人設立記念総会 |
2009年04月22日 |
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日本防食協議会は、一般社団法人日本コンクリート防食協会の設立記念総会(第2期総会)を、東京・港区の虎ノ門パストラルホテルにおいて開催した。冒頭、事務局より正会員数が180名であることが報告された。一般社団法人として代表理事に就任した五箇博之会長(日本ジッコウ叶齧ア取締役)は、積層防食作業に関する実技検定の受託を中心に活動してきたこれまでの経緯を述べ、「補修改修市場は膨大なポテンシャルを持っている。専門の知識を持った集団として対応していくことができれば、我々が望むような事業展開が期待できる」と抱負を語った。 |
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団体の動き/管路協 中国・四国支部、第16回定例総会 |
2009年04月21日 |
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(社)日本下水道管路管理業協会中国・四国支部は、広島市南区のホテルセンチュリー21広島で支部総会および全体会を開催した。開会にあたり中村美保子支部長は「今回の第16回定例総会は、社団法人として最後の総会になる。厳しい経済状況のなか、新たな公益社団法人として会員一丸となり、支部そして下水道業界を盛り上げていきたい」と挨拶した。総会では、協会本部の田中修司専務理事による「公益社団法人になると何が変わるのか?」と題した講演の後、新年度事業計画・予算案の審議と公益社団法人としての第1全体会を行った。 |
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