団体の動き/日本防食協議会、一般社団法人へ移行 |
2008年12月01日 |
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日本防食協議会は発展的に改組し、「一般社団法人 日本コンクリート防食協会」(五箇博之代表理事会長)として再出発となった。旧協議会は13の業界団体が団結して平成15年10月に設立したもの。今後、一般社団法人として、旧協議会の活動を引き継ぐとともに、コンクリート防食に関わる技術者の水準向上と育成を目的とした技術研修会の開催や、法人認定資格制度による技術検定、公共工事の性能保証を担保し得る保証保険制度の創設の検討を進めていく。 |
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団体の動き/水コン協ほか、大雨に対する管渠内工事の安全対策説明会 |
2008年12月01日 |
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「局地的な大雨に対する下水道管渠内工事等安全対策に関する説明会」(主催:(社)全国上下水道コンサルタント協会、(社)日本下水道管路管理業協会、(財)下水道新技術推進機構)が2008年12月、東京と大阪の2会場でそれぞれ開催された。このうち、1日に東京・千代田区の九段会館で開催された説明会には、関東地区を中心に東北地方などからも自治体や民間企業の下水道関係者ら約400名が参加した。説明会では、国土交通省下水道部の松原誠企画専門官が『局地的な大雨に対する下水道管渠内工事等安全対策の手引き(案)』について解説したほか、気象庁や厚生労働省の担当官、コンサルタント、維持管理事業者らが災害防止対策やリスク管理の取組みなどについて講演した。大阪会場では12月9日、大阪市西区の大阪科学技術センターで開催された。 |
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団体の動き/日本水フォーラム、シンガポール水戦略等テーマに話題提供 |
2008年11月27日 |
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NPO日本水フォーラムは、東京・千代田区の都市センターホテルにおいて、産官学が一体となって世界の水問題に貢献する一環として、シンガポールの水戦略や水ビジネスの国際展開などの話題提供を行い、参加者間での意見交換を行った。話題提供を行ったのは、シンガポール国際水週間ゼネラルマネージャーのマイケル・トー氏と、グローバルウォーター・ジャパン代表の吉村和就氏。 |
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団体の動き/水制度改革国民会議、第2回水循環基本法研究会 |
2008年11月25日 |
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水制度改革国民会議は、水に関する統合的法案制定を目指す水循環基本法研究会の第2回会合を開き、汚水処理施設の縦割り制度等について議論した。松井三郎理事長(京都大学名誉教授)は冒頭に、「現在のところは、各事業の違いは違いとしてまず認め、建設的な議論となるようお願いしたい」と挨拶した。また、中川秀直共同座長代表(自民党・衆議院議員)は、「いよいよ各論に入った。勇気を持って新しい水制度をつくり上げていくことが必要」と述べた。 |
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企業の動き/シーベルインターナショナル、流水式小水力発電機が優秀賞 |
2008年11月25日 |
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流水式小水力発電機「ストリーム」の開発・販売を手がけるシーベルインターナショナル梶i海野裕二CEO総代表、東京都千代田区)はこのほど、東京都(産業労働局)が主催する「東京都ベンチャー技術大賞」において「優秀賞」を受賞した。東京・江東区の東京ビッグサイトで開幕した第11回産業交流展のなかで、海野社長が石原慎太郎東京都知事より表彰を受けた。 |
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国の動き/環境省、19年度公共用水域の水質測定結果 |
2008年11月21日 |
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環境省は、平成19年度公共用水域の水質測定結果を発表した。それによると、静岡県の佐鳴湖がCOD高濃度水域として全国ワースト3位となり、平成13年度以後6年連続ワースト1位から脱却した。今回、ワースト1位となったのは千葉県の印旛沼で、第2位が茨城県の北浦だった。印旛沼、北浦は、前年度よりCOD濃度が悪化しランクも上がっている。 |
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団体の動き/日本非開削技術協会、第19回技術研究発表会 |
2008年11月20日 |
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JSTT・日本非開削技術協会は、東京・港区の発明会館において「第19回非開削技術研究発表会」を開催した。今回は、更新・補修技術を中心に例年よりも多い25件の発表申込みがあり、@非開削技術の海外展開、A非開削技術と低炭素化社会、社会的コスト負担、B非開削地下探査・調査技術、C非開削管路更生技術、D非開削改築推進技術、E非開削推進・推進関連技術、既設管路点検・補修技術――の6部門に分けて発表が行われた。また今回の発表会では、技術研修のために来日中の英国・ウェセックス州上下水道社資産管理技士のジェームス・キッチング氏が、優れた非開削技術に贈られる国際的な賞「No-DIG Awadrd 2007」を受賞した「改良型アクリルジェルを使った浸入水対策技術」(英国での商品名「GelacrylSR AR」)について特別講演を行った。 |
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団体の動き/ビックリート製品協会、第13回定時総会 |
2008年11月19日 |
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防菌コンクリート「ビックリート」の普及拡大を図るビックリート製品協会は、東京・千代田区の帝国ホテルにおいて第13回定時総会を開催した。総会では、ビックリート管(下水道用耐食性鉄筋コンクリート管)が(社)日本下水道協会のU類認定資器材に登録されていることを活用した普及促進活動を積極的に展開していくことなどを盛り込んだ第14期事業計画案が満場一致で採択された。また任期満了に伴う役員改選では、高尾重道会長以下全役員が再任された。総会後に開かれた懇親会では、仙波不二夫副会長が挨拶に立ち、「若い技術者のなかには下水道にコンクリート製品を用いることを不安に思っている人もいるようで、間違ったイメージができている。そうしたなか、私にとってビックリートは“救いの神”。需要はいまだ伸び悩んでいるが、今は助走の時期。これからマーケットは拡大すると考えている」と話した。 |
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団体の動き/下水道関連4団体、下水道整備促進全国大会 |
2008年11月19日 |
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下水道整備促進全国大会が、東京・千代田区のシェーンバッハ・サボーにおいて、(社)日本下水道協会、流域下水道都道府県協議会、全国流域下水道促進協議会連合会、全国町村下水道推進協議会の4団体共催により開催された。まず主催者代表として、(社)日本下水道協会の倉田薫会長(池田市長)が挨拶に立ち、「下水道事業予算は、国費ベースでピークであった平成10年度と比べて、すでに半分以下に落ち込んでいる。これ以上の削減は、下水道事業を推進するうえで事業の遅れを招き、快適で安全安心な暮らしを希求する国民の要望に応えることが難しくなる」と述べ、事業の推進に必要な予算を確保するための意気込みを語った。21年度概算要求している@管きょの補助対象範囲を拡充する「下水道未普及解消重点支援制度」の創設、A「下水道浸水被害軽減総合事業」の創設、B「下水道総合地震対策事業」の創設、――等の施策を盛り込んだ要望決議案を採択し、閉会後、関係省へ要望活動を実施した。 |
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企業の動き/カナフレックスコーポレーション、全国5会場で新製品説明会 |
2008年11月13日 |
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カナフレックスコーポレーション鰍ヘ、全国5会場で新製品説明会を開催した。同社創立20周年を機に代理店や販売店、ユーザーを招き初めて実施するもので、下排水用資材を始め建築・電設、工業など広範な分野の新製品・事業を披露した。名古屋会場に続き11月13日に大阪市都島区の太閤園で行われた説明会には約500人が参加。金尾茂樹社長が「環境性・経済性を両立させた製品を今後も提供していきたい」と挨拶した。 |
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