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団体の動き/日本下水道協会、ISO/TC224/WG6リスボン会議の会議報告 2008年11月13日
(社)日本下水道協会は、東京・千代田区の協会内において、11月3〜4日に行われたISO/TC224/WG6(アセット・マネジメント)リスボン会議の会議報告を行った。出席者は、ドイツ、英国、ポルトガル、オランダ、フランス、オーストリア、スイス、チェコ、米国、カナダ、ナイジェリア、日本の12ヵ国で、日本からは東京都水道局建設部の今井滋設計課長、仙台市建設局経営企画課の水谷哲也資産管理戦略室長、(社)日本下水道管路管理業協会の田中修司専務理事、オブザーバーとして(社)日本水道協会の澤井隆之氏が出席した。今回の会議では、最終目標としてPAS(一般公開仕様書)を目指すほか、作成文書名が変更され、“Guideline for asset management of drinking water and wastewater infrastructure(水道および下水道インフラストラクチャーのアセット・マネジメントガイドライン)”とすること、第2回WG6会議に示す文書案を作成するため、事前会合グループ(AHG)を設置し、2回にわたって開催することが決められた。AHGは12名で構成され、日本からは水谷氏が参加する。第2回WG6会議は2009年7月に開催される見通し。
自治体の動き/横浜市環境創造局、業務研究改善事例発表会 2008年11月12日
横浜市環境創造局は11月12、13日の両日、平成20年職員業務研究改善事例発表会を横浜市開講記念会館において開催した。冒頭、宮永邦人副局長は挨拶のなかで、「予算編成は厳しいが、日常業務における知恵や工夫に関する情報の共有化を図り、次年度に活かすことができれば、市民の満足度につながる」と同発表会の目的を述べた。基調講演は、同市の審議会委員も務めている「武蔵工業大学環境情報学部の小堀洋美教授が行い、「生物多様性の保全を考える――グローバルな視点と新たなアプローチ」をテーマに、深刻な環境問題の現状を総括した。下水道分野を中心とする発表は、「流量調整弁設置による3期滞水池への取込み改善」「戸塚ポンプ場進相コンデンサ改良による経費節減」など、73発表のうち約6割を占めた。
団体の動き/土壌浄化法連絡協議会、技術研修会 2008年11月12日
土壌浄化法による汚水処理施設を採用した自治体を中心に組織している全国市町村土壌浄化法連絡協議会(会長:竹内会津坂下町長)は11月12、13日の両日、山梨県身延町において第9回技術研修会を開催した。初日の講演会では、まず身延町環境下水道課の赤池義明課長が同町の汚水処理事業等について紹介。また、地元住民として水質保全活動を行っている元山梨県土地改良事業団体連合会の佐野和彦氏は、離町によって家族の人数が徐々に減ってしまうと合併浄化槽も不都合が生じる点を指摘し、「維持管理費がかからない、個人向けの土壌浄化システムを」と要望を述べた。2日目は、同町内にある土壌浄化システムの4施設(建設途中も含む)を見学し、“ニオイが発生しない汚水処理施設”を確認した。
団体の動き/JS、AMの特別講義を一般公開 2008年11月11日
日本下水道事業団(JS)は、埼玉県戸田市のJS研修センターにおいて、アセットマネジメント(AM)の普及・啓発とJS研修利用の感謝を込めて、臨時研修「下水道事業におけるアセットマネジメント」の一部、東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻の小澤一雅教授による特別講義「社会資本へのアセットマネジメントの導入に向けて」を一般公開した。特別講義では、インフラにおけるアセットマネジメントの概念、導入までの流れをはじめ、平成20年5月に「道路橋の予防保全に向けた提言」となる5つの方策(点検の制度化、点検および診断の信頼性確保、技術開発の推進、技術拠点の整備、データベースの構築と活用)、導入に期待する効果などがわかりやすく講義された。
団体の動き/日本防食協議会、第6回通常総会 2008年11月06日
日本防食協議会は、東京・中央区の三笠会館で第6回通常総会を開催した。同協議会は、2008年12月1日の公益法人制度改革に関する改正法施行に併せて「日本コンクリート防食協会」と改組し一般社団法人へ移行する予定であることから、協議会としては最後の総会となる。総会では、技能検定委員会活動の充実と活発化や日本下水道事業団が進めている耐硫酸性モルタル防食工法のマニュアル策定への参画を図ることなどを柱とした平成20年度事業計画案が満場一致で承認されたほか、公益法人移行後の「一般社団法人日本コンクリート防食協会」の定款(案)についても可決承認された。
団体の動き/エコ防食工法研究会、設立総会 2008年11月05日
潟Rーケン(中山宣秋代表取締役、横浜市金沢区)は、横浜市金沢区の横浜テクノタワーホテルファミールにおいてエコ防食工法研究会設立総会を開催した。今総会では正会員9社、賛助会員4社により研究会を発足し、以下の役員を選出した。会長:増田聖史・コーケン常務取締役、副会長:秋山譲治・日本アクシス工業椛纒\取締役、名誉会長:中山宣秋・コーケン代表取締役、理事:寺沢政男・潟eクノ中央代表取締役、高橋英樹・茂興業椛纒\取締役。総会に先立ち中山氏は「洞爺湖サミットで取り上げられた地球温暖化防止には低炭素社会構築は急務である。エコ防食工法は二酸化炭素発生量を70%削減できることからその要求に応える最適な防食技術と言えると思う」と同工法の技術に対する自信を述べた。
自治体の動き/宮城県、「がんばろう 栗原」合い言葉に研修会 2008年11月05日
2008年6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震の災害対策活動を振り返り、今後の災害対策に役立てる目的で宮城県が主催し、被災地となった宮城県栗原市役所金成庁舎において、「平成20年度下水道施設防災(地震)研修会〜待ったなしの宮城県沖地震に備え、考えてみませんか!〜」が開催された。研修会では、宮城県土木部下水道課の門脇秋彦技術副参事兼技術補佐が「岩手・宮城内陸地震を振り返って(災害時支援活動の報告)」、(社)日本下水道管路管理業協会の米川尚男技術部調査課長が「被災地支援の取り組み」、日本下水道事業団東北総合事務所の原田庄一郎施設管理課長代理が「震災対策と減災対策について」、被災地となった栗原市上下水道部下水道課の岡村次郎施設整備係長が「被災を受けた栗原市はどう動いたか」を講演した。
団体の動き/大阪科学技術センター、下水道バイオマスエネルギーのセミナー 2008年10月31日
(財)大阪科学技術センターは、神戸市東灘区の神戸市建設局東水環境センターにおいて、「下水バイオマスエネルギー高度活用システム導入セミナー〜身近な再生可能エネルギーによる低炭素社会実現の可能性を探る〜」を開催した。セミナーではまず、宗宮委員長が研究会活動の総括を行い、活動内容を報告し、次に、特別講演として国土交通省都市・地域整備局下水道部下水道企画課の石井宏幸下水道技術開発官が「下水汚泥資源利用の動向と今後の課題について」を講演した。続いて、日本環境技研滑ツ境計画部の須田礼二専任部長が「下水バイオマスエネルギー高度活用研究の成果報告とエネルギー消費原単位の現状」という成果報告を行った。さらに、京都大学大学院工学研究科の津野洋教授が「超高温可溶化メタン発酵システムの開発」、大阪大学の水野稔名誉教授が「都市代謝系と温暖化問題」と2つの講演が行われたほか、神戸市建設局東水環境センターの浜口哲男センター長より、2008年4月1日に供給開始した「こうべバイオガスの概要」が紹介され、こうべバイオガス活用設備の視察も行われた。
団体の動き/日本下水道協会、第21回汚泥セミナー 2008年10月30日
(社)日本下水道協会は10月、福岡および東京の東西2会場で、第21回下水汚泥の有効利用に関するセミナーを開催した。10月30〜31日に東京・新宿区の家の光会館で開催されたセミナーでは、東京都下水道局や日本下水道事業団が進めている最新の研究開発など下水汚泥の有効利用に関わる最新動向が講演されたうえ、講演をもとに、(独)土木研究所材料地盤研究グループリサイクルチームの岡本誠一郎上席研究員を座長とし、講師一同がパネラーとして参加した総合討議が行われた。そのほか、民間企業のポスター発表、砂町水再生センターの施設(汚泥炭化施設、下水道技術研究開発センター、熱供給施設)視察が行われた。
団体の動き/日本下水道協会、第3回中日水環境セミナー 2008年10月28日
(社)日本下水道協会と中国城鎮供水排水協会は10月28〜29日、中国・北京市の北京世紀国建賓館において「2008年 中日水環境汚濁防止と再生に関するセミナー」を開催した。主な議題は、@水環境の回復と持続可能な利用、A水処理や汚泥処理に関する省エネルギー、B汚泥処理技術と工程、C小規模処理技術、D再生水利用、E処理場運営――等。日本からは論文発表6名およびポスター発表3名、中国からは5名が論文発表し、北京市排水グループの周博士による再生水の修景利用に関する研究や北京市市政工程設計院の張韵副院長によるオリンピックセンターへの再生水利用が紹介された。
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