企業の動き/日本ステップ工業ほか、ツインドリル工法協会を設立 |
2008年09月03日 |
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日本ステップ工業鰍ヘ、工作機械メーカーの潟jチコン、管路管理業の且O木田興業など16社とともに発足させたツインドリル工法協会の設立総会を東京・中央区の三笠会館において開催した。会長には、三木田興業専務取締役の河原井正志氏が就任した。総会冒頭に発起人を代表して挨拶に立った日本ステップ工業鰍フ高橋英明社長は、「都市部を中心に下水道機能の維持管理が大きな課題となっているが、その入口となるマンホール内ステップは硫化水素などにより腐食が進み安全面が懸念されている。ツインドリル工法ではこの『安全の確保』と『作業効率の向上』というテーマを全く新しい取り扱い方法である“ステップリプレイスメント施工技術”により解決。危険を伴う作業環境において抜群の機動性を発揮、削孔時の粉塵を最小限に抑え健康面から安心して作業を行える」と新工法を紹介した。 |
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自治体の動き/東京都、管きょ内工事の安全対策を強化 |
2008年09月01日 |
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8月5日、東京都豊島区内で行われていた都発注の「雑司ヶ谷幹線再構築工事」現場において、作業員5人が突然の増水に流され死亡する事故が発生した。これを受けて、東京都下水道局では事故発生直後、局内に「雑司ヶ谷幹線再構築工事事故調査委員会」を設置し、事故原因の究明と再発防止策を講じてきた。委員会では、突発的な局所的集中豪雨による急激な水位上昇が今回の事故を引き起こした大きな要因と指摘し、気象情報の把握方法や作業中止判断基準、安全対策などを見直すべきとする『雑司ヶ谷幹線再構築工事事故調査報告書』を9月1日に都下水道局へ提出。これを受け都では、同日、雨天時の安全管理を強化した新たな安全基準を策定した。 |
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自治体の動き/東京都、下水道管の応急復旧訓練 |
2008年08月31日 |
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東京都は、中央区と江東区との合同で、総合防災訓練を実施した。会場は、晴海、銀座、木場公園、亀戸駅周辺等の8ヵ所。訓練開始の合図とともに、震災の模擬音が会場にとどろき、「震度6強、M7.3」の状況がアナウンスされた。東京都下水道局も参画し、晴海会場(東京オリンピックスタジアム建設予定地)では、救助用ヘリコプターや消防車、救急車などが往来する中、被災した下水管渠の応急復旧訓練を行った。 |
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団体の動き/全国非開削普及協議会、第5回定時総会 |
2008年08月29日 |
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推進工法など非開削技術の普及促進を図っている全国非開削普及協議会は、東京・港区のメルパルク東京において第5回定時総会を開催した。総会冒頭に挨拶に立った岡本州雄会長は、「この間『住民に対するPRが普及活動のキーワード』との考えに立ち全国で活動してきた。大変よい結果を得ることができた。これまで築き上げてきた非開削工法の『総合評価』『ソーシャルコスト』に関する取組みこそが本物であり『偽造』ではないことを、今こと住民に理解していただくべく活動していきたい」と話した。 |
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団体の動き/スナップロック協会・耐震技術協会、秋田市でデモ施工 |
2008年08月28日 |
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日本スナップロック協会と下水道既設管路耐震技術協会は、秋田市御所野の秋田県中央地区老人福祉総合エリアにおいて、下水道耐震工法のデモンストレーションを開催した。当日は、秋田市をはじめ近隣の横手市、潟上市、大仙市など発注者側を含め40余名の参加者があった。発表会では、2工法の工法概要説明を屋内で各30分ほど実施。その後、デモ施工に移った。デモ施工の冒頭、日本スナップロック協会の喜多島会長は「本日披露する2工法は既設管路・マンホールの耐震化に有効な手段であるのでよくご覧いただき、今後事業設計をする上で候補となれば幸い」と開会の挨拶をした。 |
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団体の動き/エコロジーファースト、都のビルピット臭気対策抑制事業決定報告会 |
2008年08月27日 |
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環境事業を支援するNPOエコロジーファースト(木村政明理事長、東京都調布市飛田給2−6−1)は、平成20年度における東京都の「社会的課題解決型研究開発助成事業」のテーマとして、同NPOが普及に取り組む次亜塩素酸水技術による「ビルピット(地下排水槽)における臭気抑制技術の開発」事業が受託決定したことを受けて、東京・調布市の調布市市民プラザにおいて、「都・下水事業決定報告会」を開催した。申請した技術の概要は、「安価な次亜塩素酸水で汚水の脱臭および除菌を行う方法について、センサー、投入制御装置などを開発し、運用試験により適切な時期に適量の薬剤を投入するための条件を調べ、実用的な臭気抑制装置を開発する」。開発者は潟Gイチ・エス・ピー(増田礎代表取締役社長)で、共同企画は宮澤設備工業梶i宮澤千昭代表取締役)、エコロジーファーストとなっている。 |
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自治体の動き/埼玉県ほか、第4回埼玉県建設資材県産品フェア |
2008年08月27日 |
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埼玉県建設資材県産品フェア実行委員会および埼玉県が共催する「第4回建設資材県産品フェア」が8月27〜29日の3日間、さいたま新都心駅前コンコースにおいて開催された。同フェアは、公共事業に使用する材料等を製造している会社や協会が協力して、自社製品や新工法の魅力をアピールするイベント。骨材・改良土・造園、電気・新工法、コンクリート二次製品、上下水道、道路舗装・橋梁の5つのグループに分けて製品等の展示が行われたが、今年は、昨年の来場者約1,100人を上回り約1,500人が見学に訪れ盛況だった。今回のフェアでは技師研修のプログラムの一部にフェア見学が盛り込まれるなど、県による建設資材産品のPR活動も積極的に行われた。 |
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国の動き/国交省、第2回国際協力推進会議 |
2008年08月25日 |
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下水道分野における国際協力活動推進会議(座長=大垣眞一郎・東京大学大学院教授)の第2回会合が、東京・千代田区の中央合同庁舎4号館共用会議室において開催された。この会議は、国連ミレニアム開発目標に掲げられている“2015年までに安全な飲み水や衛生施設を継続的に使用できない人々の割合の半減”など、下水道分野での国際協力活動を推進するための具体策などを検討するもの。国土交通省が今年6月に立ち上げた。会議では、今年度内をめどに『下水道分野における国際協力活動の推進に向けた具体施策の骨子』(案)を取りまとめる予定にしている。また骨子の一部内容は2009年度国土交通省予算概算要求に反映され、行政経費として3,900万円が計上されている。 |
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団体の動き/下水道機構、人孔浮上防止3技術に研究成果証明書 |
2008年08月22日 |
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(財)下水道新技術推進機構は、東京・新宿区の同機構内で、マンホール浮上防止対策に関わる3技術の共同研究者に対し、新技術研究成果証明書を交付した。研究成果証明書を交付された3技術は、@WIDEセフティパイプ工法:叶M明産業、藤村ヒューム管梶AAアンカーウィング工法:千代田工営梶AB浮上防止マンホールフランジ工法:浮上防止マンホール工業会──の3技術。 |
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団体の動き/管路協、『下水道管路管理に関する安全衛生管理マニュアル』周知へ |
2008年08月07日 |
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(社)日本下水道管路管理業協会は、協会員らに向けて、管きょ内作業での危険防止対策をまとめた『下水道管路管理に関する安全衛生管理マニュアル』(2002年3月、管路協)の周知徹底など、安全確保に向けた注意喚起を行った。これは、「雑司ヶ谷幹線再構築工事」現場において、作業員5人が突然の増水に流され死亡する事故を受けたもの。 |
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