国の動き/国交省、2008年度新世代下水道第1回採択 |
2008年05月09日 |
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国土交通省下水道部(下水道事業課)は、新世代下水道支援事業の2008年度第1回採択分として、膜分離活性汚泥法による処理水の利用を図る福岡県新宮町の「新宮町セントラルパーク水環境整備事業」など、8自治体9事業の採択を決めた。同支援事業は、水環境の創造やリサイクルの推進、機能高度化の促進を積極的に図る下水道事業をサポートするもので、1999年度の事業開始以降、これまでに249件の事業が採択されている。また今年度からは、新たに「雨に強い都市づくり支援事業」がメニューに加わった。 |
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団体の動き/日本SPR工法協会東京支部、第20回定例総会 |
2008年05月08日 |
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日本SPR工法協会東京支部は、東京・新宿区の京王プラザホテルにおいて第20回定例総会を開催した。 総会の冒頭足立勇支部長は、「昨年9月には、東京都の総合防災訓練において、下水道施設のライフライン復旧訓練に再びSPR工法が採用され、多くの方から高い評価をいただくことができた。まことに喜ばしい限り」と挨拶した。平成19年度では、SPR工法のうち自由断面工法が延長、受注額ともに前年度を上回った。デモ施工などを積極展開する平成20年度の事業計画案も無事承認された後、事務局長が清水恭行氏から戸高廣道氏にバトンタッチすることが報告された。 |
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国の動き/民主党、合併浄化槽の接続免除求め下水道法改正案を参院に提出 |
2008年04月25日 |
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民主党は、合併浄化槽の公共下水道への接続義務を原則的に免除することなどを盛り込んだ法律案「下水道法及び建築基準法の一部を改正する法律案」を参議院に提出した。この法案は、現行では下水道への接続が義務付けられている公共下水道整備区域内の合併浄化槽について、水質保全・公衆衛生の面で問題がない限り、原則的にその接続義務を免除するというもの。法案提出について同党の福山哲郎政策調査会長代理は、下水道整備が事業実施自治体の財政を圧迫しているとの認識を示したうえで、「住民負担を減らし環境を守る社会を作りたいという思いの中での提出」と話している。 |
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団体の動き/日本SPR工法協会、第19期定時総会 |
2008年04月24日 |
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日本SPR工法協会は、東京・港区の明治記念館において第19期定時総会と懇親会を開催した。総会の冒頭、昨年度30社が入会し、現在会員数が521社であることが報告された後、計画施工高143億円、6都市による追跡調査の実施を盛り込んだ平成20年度の事業計画案等が審議された。また、取り扱い工法が増えたこと、農業用水路や工業用排水路からの採用など、事業展開が拡大していることから、定款の一部改正が提案された。いずれの議案も満場一致で承認された。 |
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団体の動き/東京下水道設備協会、第28回通常総会 |
2008年04月24日 |
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(社)東京下水道設備協会は、東京・千代田区の東京會舘で第28回通常総会を開催した。総会では、設備の老朽化を背景に進められる再構築工事での安全管理・施工管理についての積極的な提案活動の実施、二酸化炭素排出量削減技術に伴う技術の意見交換会の実施などを柱とする平成19年度事業が報告された。また平成20年度事業では、協会の設立目的である「都民の生活環境の向上と地球環境保全に資する」ため、高品質の技術で貢献していく方針を打ち出した。具体的には、@新技術の採用促進と採用後の検証支援、A省エネルギー・高効率化技術を駆使した地球温暖化対応技術の推進、B情報化技術の維持管理への導入に関する調査・研究、C包括管理委託等の新たな事業形態の把握、D再構築工事に関する技術提案・改善案の実施――など。 |
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団体の動き/推進技術関連11団体、平成20年度通常総会・合同懇親会 |
2008年04月24日 |
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ユニコーン協会、SHスーパー工法協会、ケコム協会、エスパー探査協会、ロックマン工法協会、コマンド工法協会、エンビ・ホリゾン推進協会、ベビーモール協会、沈設立坑協会、PIT&DRM協会、エースモール工法協会の推進技術関連11団体は、東京・千代田区のグランドプリンス赤坂において、平成20年度通常総会開催を記念する、恒例の合同懇親会を開催した。合同懇親会では冒頭、ユニコーン協会会長の菊地眞氏が主催11団体を代表して挨拶に立ち、「合同懇親会は今回で20回目。また今年は、日本で推進工事が施工されて60周年にあたる記念すべき年。決意を新たに、社会のニーズに応え、更生・更新を含めた、上質なインフラ整備を目的にし、会員各社の創意工夫を結集して、建設および研究開発に取り組んでいきたい」と話した。 |
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団体の動き/JS技術評価委員会、2つの技術評価を答申 |
2008年04月24日 |
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日本下水道事業団(JS)の石川忠男理事長が技術評価委員会に諮問していた「耐硫酸モルタル防食技術の技術評価」および「下水汚泥固形燃料化システムの技術評価」の2つの技術評価について、松尾友矩技術評価委員会会長(東洋大学学長)より答申された。このうち「耐硫酸モルタル防食技術の技術評価」については、従来の塗布型ライニング工法に比べてライニング工程を省略し、モルタル単体での施工となるため、工事工程数が減り、工期の短縮を図ることができ、今後における施設(主として処理場、ポンプ場)の改築更新での施工に適した技術として期待されている。一方、「下水汚泥固形燃料化システムの技術評価」について、技術評価に関する報告書では、下水汚泥固形燃料化技術について、実証試験、燃料の分析、燃料の燃焼試験等に基づき、システム性能、燃料特性、有効利用時の効果、貯蔵・運搬時の安全性等に関する評価が体系的にまとめられた。 |
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団体の動き/21世紀水倶楽部、下水道と地域の市民活動の研究集会 |
2008年04月24日 |
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NPO法人21世紀水倶楽部(大迫健一理事長)は、東京・新宿区の(財)下水道新技術推進機構において、地域で活躍する市民団体で活動している人たち等をプレゼンテーターとして招き、「下水道事業と地域活動」と題する研究集会を開催した。この研究集会は、下水道事業が建設から維持管理に移行していく中で、都市の重要な水環境施設であるという一般市民の下水道に対する認識が薄くなりつつある現状を踏まえ、先進都市の取り組みや、地域の市民団体の活動を紹介し、さらに地域市民と下水道事業との連携のあり方などを議論して、今後の下水道事業の参考にしてもらうことを目的に開催されたもの。研究集会は、第一部の千葉市と横須賀市による事例報告、第二部の東京都清瀬市と川崎市それぞれの市民団体によるプレゼンテーション・参加者を交えた討論、の二部構成で行われ、第二部の討論では総勢約40名の参加者により活発な議論が繰り広げられた。 |
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団体の動き/土壌浄化法ネットワーク、平成20年度総会 |
2008年04月23日 |
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土壌を活用した水処理・土壌浄化法の普及を図る土壌浄化法ネットワーク(観音信則会長)は、東京・中央区の東京八重洲ホールにおいて平成20年度総会を開催した。土壌浄化法を熟知した個人会員(スキルマネージャー)で構成されている同ネットワークでは、近年、土壌浄化法採用施設の海外視察が増えている。総会では、そのパイプ役としての活動を進めることなどを目的に、NPO法人化することが承認された。また、土壌浄化法の技術を活用して民主導による汚水整備を提案してきた土壌浄化法事業推進連合会が3月末をもって解散し、以降、連合会の会員各社は同ネットの賛助会員として活動することが報告された。NPOの名称は、「日本土壌浄化法ネットワーク」となる予定で、会長は観音会長が続投する。 |
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団体の動き/パルテム技術協会、第3回定時総会 |
2008年04月23日 |
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非開削による管更生工法を手掛けるパルテム技術協会は、東京・港区の浜松町東京會舘で第3回定時総会を開催した。総会では、平成19年度の事業実績として、パルテム・フローリング工法が対前年度比128%の3,166.66mだったことなど、協会保有4工法の施工実績などが報告された。このほか総会では、協会保有工法の施工技術の向上を目的とした技能研修会や工法説明会などを積極的に開催していくほか、支部主催の現場見学会の積極的な支援、各工法ごとの技術資料の作成および整備を進めていくことなどを盛り込んだ平成20年度事業計画案などが承認された。 |
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