団体の動き/下水道既設管路耐震技術協会、第7回年時総会 |
2008年04月21日 |
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既設人孔と既設管路の接合部を非開削で耐震化施工する下水道既設管路耐震技術協会は、東京・港区の虎ノ門パストラルにおいて第7回年時総会を開催した。平成19年度の事業報告では、施工した人孔数が対前年比132%の2,736基に達したことや、全国86人孔で実施した施工済み箇所の追跡調査のいずれにおいても問題はなかったことなどが報告された。平成20年度事業計画では、技術の引き合いが全国的に広がってきている状況に対処するため支部を設置する方針が決定された。今年度はまず、東京支部と東海・北陸支部が設置された。さらに協会組織の実勢については、今年度から新たに14社が会員として加わり総勢59社になった。今年度入会したのは、潟Aームズ東日本(仙台市宮城野区)、且R越(名古屋市西区)、滑ヨ西工業所(東大阪市俊徳町)など。また総会ではこのほか、任期満了に伴う役員の改選が行われ、久木實会長の続投が全会一致で承認された。 |
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国の動き/国交省、コスト80%縮減 工期30%短縮・未普及解消プロジェクト07年度成果 |
2008年04月21日 |
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国土交通省下水道部(下水道事業課)は、2007年度に着手した社会実験「下水道未普及解消クイックプロジェクト」の成果と08年度の方針を公表した。それによると、07年度の成果としては、@コストを約80%縮減、A工期を約30%短縮、B人孔を約60%省略――等の効果がみられた。また今回新たに、人口減少下における下水道計画のあり方について、転換すべき事項をとりまとめている。同部ではこの結果を受け、08年度から、新たな都市、工法を加え、未普及解消への取り組みを一層強化するとしている。 |
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団体の動き/マイクロサンプリング調査会、平成20年度通常総会 |
2008年04月18日 |
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NPOマイクロサンプリング調査会は、東京・清澄庭園「涼亭」において平成20年度通常総会と懇親会を開催した。同NPOは、テクノ・コブルサーベイ(礫・玉石直接採取による詳細調査)、テクノ・ウォーターホールズ(地下埋設物の試掘調査;特許出願中)、テクノ・メジャリング(地下埋設物変位調査-FM式沈下測定棒の設置;特許取得済)のコスト縮減に向けた非開削調査技術によって、事業型のNPO活動を行っている。総会では、法人が4社増え、個人会員も増えていることが事務局より報告され、挨拶に立った石橋信利会長は、「昨年の総会で、(目標とすることの)10%しか達成していないと大変失礼なことを言った」と詫びた後、「私自身は活動に全然参加できなかったにもかかわらず、50%に上がっている。本年度は本腰を入れる」と新たな決意を表明した。 |
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国の動き/国交省、下水処理水の再利用のあり方・中間とりまとめ |
2008年04月18日 |
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国土交通省下水道部(流域管理官付)は、下水処理水の再利用を進めるにあたっての検討課題を整理し、“中間とりまとめ”として公表した。同部が設置した「下水処理水の再利用のあり方を考える懇談会」(座長=黒川和美法政大学教授)が今年2月から3回にわたって議論した内容を整理したもの。地球温暖化対策面での有効性などを具体的にアピールすることや高度処理の着実な推進が再生水の利用促進につながるなどとし、積極的な展開を推奨している。しかし、費用負担のあり方や民間の参入形態・条件の整理などいくつかの課題については引き続き検討が必要として、同懇談会を引き続き開催し、利用促進策の進め方などについて議論していく方針だ。 |
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国の動き/国交省、「費用効果分析マニュアル」追補版 |
2008年04月18日 |
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国土交通省下水道部(下水道事業課)はこのほど『下水道事業における費用効果分析マニュアル(案)』の追補版をとりまとめ、(社)日本下水道協会のホームページ上で公表している。今回追加されたのは、従来より記載が望まれていた@合流改善による便益、A公共用水域の水質改善がもたらすレジャー振興による便益、B下水処理水等の再生利用による便益――の算出方法。また、今回の追補では盛り込まれなかった「汚泥等のエネルギー利用による便益」については、とりまとめが済み次第、公表される予定。 |
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団体の動き/ディスポーザ生ごみ処理システム協会、維持管理技術者講習会 |
2008年04月18日 |
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ディスポーザ生ごみ処理システムの普及・適正利用の呼びかけを行っている、NPOディスポーザ生ごみ処理システム協会は、東京・港区の勤労福祉会館において、同システムの維持管理技術者講習会(更新講習)を開催した。この講習会は、ディスポーザ生ごみ処理システムの適正な維持管理技術ならびに維持管理制度の普及を図るため、業者登録制度を設けて実施しているもの。今回は、3年前の新規講習会で登録した浄化槽管理技術者ら約30人が参加した。 |
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団体の動き/THパイプルーフ技術協会、第11回定時総会 |
2008年04月17日 |
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トンネル掘削の補助工法・THパイプルーフ工法を普及しているTHパイプルーフ技術協会は、東京・千代田区の東海大学校友会館において第11回定時総会に伴う懇親会を開催した。懇親会では冒頭、総会が無事終了したこと、施工実績が7万kmに達したこと、発足以来会長を務めた中村眞氏が退き、日特建設鰍フ藤井輝彦取締役事業本部長が就任したことが報告された。 |
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団体の動き/オールライナー協会関西支部、第14回支部総会 |
2008年04月15日 |
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管更生工法のオールライナー協会関西支部は、大阪市淀川区のメルパルクOSAKAで第14回総会を開催した。任期満了に伴う役員改選では今中健司支部長が再任されたほか、販売促進PR活動の推進や受注拡大意見交換会の実施などを盛り込んだ2008年度事業計画案を承認した。 |
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団体の動き/アイアンモール協会、第30回定時総会 |
2008年04月15日 |
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推進工法を手がけるアイアンモール協会は、東京・千代田区の東海大学校友会館において、第30回定時総会を開催した。総会では、平成19年度に全国で計21回実施した工法講習会等で合計740人の参加者を得たことなどが報告されたほか、全国13会場でアイアンモール工法およびRPSに関する講習会を開催することなどを盛り込んだ20年度事業計画案が承認された。また総会では併せて、30周年記念行事として、(社)日本下水道管渠推進技術協会の石川和秀専務理事による「第三世代の推進技術が目指すものは何か」と題した講演会が開かれた。 |
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企業の動き/日立プラントテクノロジー・三菱重工業、バラスト水処理装置・船上試験 |
2008年04月07日 |
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鞄立プラントテクノロジーと三菱重工業鰍ヘ、共同開発した凝集磁気分離方式水浄化装置「日立バラスト水浄化システム」の船上試験を開始したと発表した。同装置は、凝集技術と磁気分離技術を組み合わせた世界初の水処理システム。同装置が、2008年4月に国際海事機関(IMO)の「活性物質に関するガイドライン(G9)」の基本承認を取得したことを受け、このほど実用化に向けた1年間の実規模試験を開始した。試験装置を搭載したのは、雄洋海運梶i本社=横浜市)がこのほど新造したLPG運搬船「YUYO」。新造船へのバラスト水処理装置の搭載が義務化される2009年7月をめどに販売を開始し、12年度に国内外シェア50%、100億円の売り上げを目指す。 |
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