企業の動き/東電PG・ウォーターエージェンシー、富士市の計装設備点検を受託 |
2018年08月01日 |
|
東京電力パワーグリッド梶i東電PG)は8月1日、富士市東部浄化センターで施設の管理運転業務等を請け負うウォーターエージェンシー・パシフィックコンサルタンツ特定共同企業体(WA・PCKK企業体)と、計装設備の保守点検業務について受託することに合意し、契約を締結した。東電PGでは、電気事業で培ったO&Mやコスト削減、経営ノウハウなどを自治体へ提供し、下水道事業へ活用することで今後の事業領域の拡大を目指していきたい考えだ。東電PGとしては今回の契約締結が下水道事業参入への第一歩となる。 |
|
|
団体の動き/リン資源リサイクル推進協議会、「リンの循環社会を考える」シンポ開催 |
2018年07月31日 |
|
リン資源リサイクル推進協議会は7月31日、「リンの循環社会を考える」をテーマとするシンポジウムを東京・千代田区の区立日比谷図書文化館で開催した。開会挨拶に立った同協議会の大竹久夫会長(早稲田大学総合研究機構リンアトラス研究所客員教授・大阪大学名誉教授)は、いち早い「リンの産業化」の必要性を訴え、その一環として協議会においては、7月8日に行われた総会で、リン循環産業の振興を図り、もって持続的なリン利用の実現をめざす事業を推進することを目的とした「一般社団法人 リン循環産業振興機構」として法人化することを決定したとの報告を行った。シンポジウムでは、経済産業省製造産業局素材産業課の喜多正人課長補佐や国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道企画課の村岡正季課長補佐らによる講演が行われた。 |
|
|
団体の動き/管診協・GMA、下水道展'18北九州で講演会 |
2018年07月27日 |
|
(一社)管路診断コンサルタント協会(管診協、角田五郎会長)と日本グラウンドマンホール工業会(JGMA、浦上紀之会長)は7月27日、北九州市小倉北区の西日本総合展示場において「マンホール蓋ストックマネジメント計画最前線」をテーマに講演会を開催した。講演会では初めに、管診協技術委員会の山下徹委員が、2017年5月に管診協が発刊した『下水道管路施設改築・修繕に関する設計委託業務標準歩掛(案)―平成29年版―【下水道ストックマネジメント計画(マンホール蓋)編】」について、同歩掛案策定の経緯や同歩掛案のポイントなどについて解説するなどした。続いて登壇したJGMAグラウンドマンホール維持管理推進委員会の手嶋泰三委員は「マンホール蓋調査スクリーニング技術(変遷表の活用)」をテーマに、マンホール蓋の維持管理が必要な背景(リスクと特性)や、下水道ストックマネジメント支援制度におけるマンホール蓋の取扱いなどについて講演。マンホール蓋変遷表の作成について解説したほか、変遷表を活用したスクリーニング事例を紹介するなどした。 |
|
|
団体の動き/水コン協九州支部、下水道展併催企画で講演会開催 |
2018年07月27日 |
|
(公社)全国上下水道コンサルタント協会(水コン協)九州支部は7月27日、下水道展'18北九州の併催企画として、北九州市小倉北区のAIMビルにおいて、「下水道事業のパラダイムチェンジに向けて」と題する講演会を開催した。この講演会では、「低コストで省資源の下水処理施設を具現化するための限界設計技術」をテーマに北九州市立大学国際環境工学部の安井英斉教授、「下水道事業における多様な連携手法について」をテーマに劾JS開発本部経営コンサルティング部の西澤政彦執行役員部長がそれぞれ講演した。安井氏の講演では東南アジア特にベトナムでの研究成果を例に説明がなされた。西澤氏の講演では人口減少化がもたらす下水道事業への影響、広域連携と官民連携、コンサルタント業務の今後のあり方について説明がなされた。 |
|
|
団体の動き/エコ防食工法研究会、第11回通常総会 |
2018年07月27日 |
|
エコ防食工法研究会(増田聖史会長)は7月27日、横浜市中区のメルパルク横浜で第11回通常総会を開催した。平成29年度に取り組んだ技術開発では、厚生労働省指針13物質および文部科学省基準6物質ともに含有せず従来の水硬性硬質ウレタンよりも現場開放までの時間を大幅に短縮させた「水性ハイブリッド型スチレンフリー塗り床材」を商品化させた。平成30年度は「ハイブリッド型スチレンフリー防食樹脂工法」について、平成29年12月に刊行された日本下水道事業団「下水道コンクリート構造物の腐食抑制技術及び防食技術マニュアル」準拠A〜D種の試験成績書を10月をめどに取得し市場導入を図る。また「KSライニング工法」に新たな硬化システムを導入してノンスチレン型防食工法の市場寡占体制を目指していく。 |
|
|
団体の動き/管路協、「SM実践の現状と課題」セミナー開催 |
2018年07月26日 |
|
(公社)日本下水道管路管理業協会(管路協)主催の「下水道展'18北九州」併催企画「ストックマネジメント実践の現状と課題」のセミナーが7月26日、北九州国際会議場メインホールで開催された。セミナーでは、国の考え方や施策、そして北九州市、福岡市、長崎市三つの自治体の取組みが紹介されたが、最初に講演した国土交通省水管理・国土保全局下水道部事業マネジメント推進室の栗原崇晃課長補佐は、「ストックマネジメント(SM)の実践に向けて」をテーマとして、管路の老朽化の現状や、下水道SM支援制度による国の支援、SMの今後の方向性などを述べた。この講演では、管路の老朽化の実態を表す現象として、下水管路に起因する道路陥没件数にとどまらず、今年4月に小田急小田原線脇の陥没事故を紹介。また、平成28年度の点検結果を踏まえた今後の課題として、@点検実施率の平準化、A詳細調査の早期実施、B緊急度Tの速やかな対策実施、を挙げた。 |
|
|
団体の動き/JERコンクリート補改修協会管路部会、平成30年度総会 |
2018年07月26日 |
|
JERコンクリート補改修協会管路部会(井上敬介部会長)は7月26日、福岡市博多区のハイアットリージェンシー福岡で平成30年度総会を開催した。平成29年度は、認定工法に関する専門技術者試験を福岡、沖縄、東京、宮城等7会場で開催、施工に関する技術研修会の開催等の活動を行った。同部会では平成30年度から平成34年度まで5年間の予定で、管路部会認定工法の普及拡大のため、専門技術者を増やす必要から部会員を対象に新規講習・認定試験・更新研修の費用を無料とする。 |
|
|
団体の動き/JERコンクリート補改修協会、第14回定期総会 |
2018年07月26日 |
|
JERコンクリート補改修協会(佐藤匡良会長)は7月26日、福岡市博多区のハイアットリージェンシー福岡で第14回定期総会を開催した。同協会は平成29年度、コンクリート施設の長寿命化に関わる技術研修会・セミナーの開催、専門技術者認定試験・更新研修、対外技術研修会・セミナー、(一社)日本コンクリート防食協会活動への参加等の活動を行った。平成30年度は、「コンクリート防食技士」資格者取得の会員増加とコンクリート防食工事賠償責任保険制度の市場啓発活動、コンクリート施設の長寿命化に関わる技術研修会・セミナーの開催等の活動を計画している。 |
|
|
自治体の動き/北九州市、「下水道国際シンポジウム」開催 |
2018年07月25日 |
|
北九州市および(独)国際協力機構(JICA)が主催する北九州市下水道100周年記念事業「下水道国際シンポジウムin北九州」が7月25日、北九州国際会議場メインホールで開催された。同市の下水道事業100周年を記念し、これまでのアジア各都市との技術交流を振り返り、アジアの将来の水環境、国際技術協力について考えることを目的として行われたもので、アジア地域初の「SDGsモデル都市」選定を受けた北九州市ならではの内容となった。シンポジウムで北九州市の有田仁志上下水道局長はこれからの国際技術協力について、「北九州市の国際技術協力は、北九州市海外水ビジネス推進協議会と北九州ウォーターサービスの二つを軸に展開しているが、こうした官民連携が大事であり、技術だけでなく市民等に対する啓発活動が重要だと考えている。さらに、国際技術協力は職員の教育にも効果があることから、今後もいろいろな面で協力していきたい」と述べた。 |
|
|
国の動き/国土交通省・環境省、「AWaP設立シンポジウム」を開催 |
2018年07月25日 |
|
カンボジア、インドネシア、ミャンマー、フィリピン、ベトナムおよび日本のアジア6ヵ国によるアジア汚水管理パートナーシップ(AWaP)の設立、第1回総会を受けて7月25日、北九州国際会議場メインホールにおいて、AWaP設立記念シンポジウム(主催:アジア汚水管理パートナーシップ事務局[国土交通省、環境省])が開催された。シンポジウムで講演した(独)国際協力機構(JICA)地球環境部国際協力専門員(下水道管理・汚水対策)の北川三夫氏は「未処理汚水を半減するというSDGsをどうやって達成していくか」について、技術、計画、そして特に情報共有の重要性を訴えた。 |
|
|