団体の動き/クリスタルライニング工法協会、第20回総会 |
2018年07月23日 |
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クリスタルライニング工法協会は7月23日、北九州市のステーションホテル小倉において第20回総会を開催した。総会の冒頭、菊池英夫理事長は西日本豪雨ついて触れ、「広島からは、どこまで管内の堆積土砂を清掃すればよいか、撤去すればよいか、そのための一次調査依頼が入っている。地震による災害ではないので管路施設に損傷はないとは思うが、二次調査が今後続いていくだろう」と災害対策について述べるとともに、「協会の会員数も現在129社で、まもなく150社に差しかかり、確実に実績を重ねてきた。協会のネームバリューもかなりついてきているのを感じている」と述べた。総会では平成29年度事業報告・収支報告、30年度事業計画・収支計画(案)が満場一致で可決承認され、その後、樺部プラントサービス技術サービスセンターの小濱清所長による犠牲防食技術に関する講演も行われた。 |
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自治体の動き/北九州市、下水道100周年記念式典を開催 |
2018年07月23日 |
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今年7月で下水道事業着手から100周年を迎えた北九州市は7月23日、同市小倉北区の北九州国際会議場において「北九州市下水道100周年記念式典」を開催した。市民や市職員OB、県・市会議員ら約400人が参加した。主催者を代表して挨拶に立った北橋健治市長は、「死の海」と呼ばれた洞海湾や「ドブ川」とも称された紫川の著しい水質改善を遂げたことやその経験を生かした国際貢献活動等が評価されて今年4月にOECD(経済協力開発機構)からSDGsの推進に向け世界のモデル都市にアジアから唯一選ばれたことなどを紹介。その後、次の100年に向けた想いを、記念式典直前に発生し北九州市自体も被害を受けた平成30年7月豪雨に触れながら、「今回のような豪雨による浸水被害、施設の老朽化による事故の発生など課題も少なくない。次の100年は、より安全な危機管理体制を構築し快適な都市環境を提供すること、下水道事業本来の使命を果たし、これら課題解決に向けた新しい視点を持って地域や世界に貢献していきたい」と話した。 |
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自治体の動き/神奈川県、改築事業の国庫補助継続の要望活動 |
2018年07月20日 |
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下水道の改築事業の国庫補助継続に関する「意見書」提出などが各地で行われているなか、神奈川県相模川および酒匂川流域下水道事業連絡協議会は7月20日、総務・財務・国土交通大臣へ国庫補助継続の要望活動を行った。神奈川県の浅羽義里副知事は、同協議会として平塚市長、茅ヶ崎市長、南足柄市長、小田原副市長らとともに、下水道事業を継続的かつ計画的に遂行するため国庫補助の必要性をそれぞれの副大臣に直接説明し、継続を強く要望した。同県県土整備部河川下水道部下水道課によると、各副大臣ともに同様の見解を示し、「使用料などが拙速に上がることは得策ではない。自治体によって経営状況にもバラツキがあるので、状況を見ながらていねいに議論していきたい。知恵を出して事業手法などでも工夫してほしい」などと述べた。 |
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団体の動き/高耐圧ポリエチレン管協会、第31回定期総会 |
2018年07月17日 |
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高耐圧ポリエチレン管協会(鳥本匡聡会長)は7月17日、東京・港区の東海大学校友会館で第31回定期総会を開催した。同協会は平成29年度、内圧用高耐圧ポリエチレン管(HSPE)のJIS規格およびISO規格制定委員会に参画。日本プラスチック工業連盟の「TC138(プラスチックパイプ関係)幹事国業務委員会」活動としてISO/TC138/SC3工業用水分野の会議に参画するなどの活動を行った。平成30年度は、「ISO/TC138幹事国業務委員会」に参画してHSPEの国際標準化の推進を図るほか、2年に1度開催されるプラスチックカンファレンスへISOの規格化の推進を目的に参画するなどの活動を予定している。 |
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団体の動き/JSTT、非開削技術講演会を開催 |
2018年07月13日 |
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(一社)日本非開削技術協会(JSTT)は7月13 日、東京・港区の政策研究大学院大学想海樓ホールで第25回非開削技術講演会を開催した。講演会冒頭、楠田哲也副会長は開会挨拶として「この講演会は、最新の技術、非開削技術に関係する技術について講演してもらうことで参加者も含めて将来の技術展開を議論する場と考えている。一つの技術は単体で進化するわけではなく、隣接する技術とともにスパイラルを描きながら技術が進展していく『技術群』として発展する特性を持ち合わせている。今回の講演で新たな情報を共有し、さらに新しい技術を創造していくプロセスを願っている」と述べた。 |
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団体の動き/ヒューム管&ベルスタ推進工法協会、平成30年度定例総会 |
2018年07月11日 |
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ヒューム管&ベルスタ推進工法協会(穴澤康之会長)は7月11 日、東京・千代田区のホテルルポール麹町で平成30年度定例総会を開催した。平成29年度末までの施工実績は、ヒューム管推進工法で累計398件(総施工延長8万9,951 m)、ベルスタモール工法で累計414件(総施工延長11万3,870m)となった。平成30年度は、発注者および設計コンサルタント会社への設計・積算協力・技術提案、工法説明会・現場見学会の全国各地での適宜開催、各種相談および工法検討依頼への対応等の活動を予定。役員改選では穴澤会長が再任された。 |
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団体の動き/デュアルシールド工法協会、平成30年度通常総会 |
2018年07月11日 |
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シールド切替型推進工法のデュアルシールド工法協会(岩川智会長)は7月11日、東京・千代田区の海運クラブで平成30年度通常総会を開催した。総会では、総会前に行われた理事会で岩川智会長をはじめ役員全員の再任が決定したことが報告された。平成29年度はさいたま市水道局、埼玉県水道局、市川市等への説明会、八千代市下水道課の現場説明会などを開催したほか、21件の施工を実施した。累計延長は13.3qとなった。また平成30年度は工法説明会、地方都市発注者向け現場見学会、会員向け技術説明会などを開催する計画だ。 |
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団体の動き/水コン協、第28回技術研究発表会 |
2018年07月06日 |
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(公社)全国上下水道コンサルタント協会は7月6日、東京・渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで第28回技術研究発表会を開催した。村上雅亮会長は開会にあたっての挨拶のなか「上下水道事業は大転換期にある。現在のことを現在のままやればよいということではない。選択肢が広がるなか、新しいことに取り組んでいかねばならない。今までのコンサルタントは自治体や事業体から一歩ひいて第三者的にアドバイスしてきた。今後は上下水道を担っている重要なセクターであるという意識をもって課題に向き合っていくスタンスが必要」と話した。研究発表会では、会員社から上下水道に関する14件の研究発表が行われたほか、特別講演として(一社)スマート水道推進協会の石井健睿専務理事が「水道のスマート化とコンサルタントへの期待」をテーマに講演を行った。 |
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団体の動き/日本スナップロック協会、営業技術研修 |
2018年07月06日 |
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管きょ接続部および継手部の耐震化工法等の全国展開を図っている日本スナップロック協会は7月6日、東京・新宿区の東京都トラック総合会館で平成30年度営業技術研修会を開催した。最大震度6弱を観測し3万棟を超える住宅被害や大規模な断水を引き起こすなどした大阪北部地震によって改めて下水道施設の耐震化が注目されるなか、講習会には満席となる約40人が参加した。研修会では、下水道管路施設における管口耐震に関する施工上の基礎知識をおさらいするとともに、類似他工法との比較解説、作業時間の捉え方など積算の基本的な考え方など、施工および営業の各現場で欠かせない内容について講義が行われた。 |
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団体の動き/グッドモール工法研究会、第17回総会 |
2018年07月06日 |
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グッドモール工法研究会(福島博喜会長)は7月6日、東京・渋谷区の渋谷東武ホテルで第17回総会を開催した。平成29年度は、グッドモール工法の認知度を上げるため、東京都や新潟市、倉敷市などの自治体に加えコンサルタントや建設会社に対して普及・広報活動を実施するなどした。また平成29年度の施工実績は193ヵ所1,161.2mで、累計施工箇所は6,551ヵ所、3万1,802.9mとなった。平成30年度は、同工法普及に向けた活動を地方自治体やコンサルタントに対して積極的に行っていくほか、年間を通して研修会・工法勉強会を開催していく予定。 |
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