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団体の動き/全国非開削普及協議会、道路集水桝浸透化工法の採用広がる 2016年08月26日
 全国非開削普及協議会は8月26日、東京・港区のメルパルク東京で平成28年度定時総会を開催した。平成27年度同協議会では、推進工法および道路集水桝浸透化技術(EGSM工法)、マンホール浮上防止技術(インナーウェイト工法)のPR活動を全国展開するなどし、東京都杉並区や同世田谷区のほか兵庫県姫路市等での本格採用に結びつけた。今年度は、関東地区を重点地区に位置付けてEGSM工法等の普及を図るほか、土壌汚染対策技術の開発と放射能汚染水の処理を含めた泥水処理技術の向上を図っていく方針。岡本州雄会長は総会冒頭「市民の安全や安心を脅かす水害が各地で発生している。雨水浸透施設の設置やマンホールの浮上防止策等が国の施策として重要になってきた。コンパクトな小口径管推進工法やEGSM工法など、工事公害による住民負担を減少させ環境にやさしいこれら工法の普及を通じ、社会貢献していきたい」などと話した。
国の動き/内閣府ほか、消化ガスからの水素ステーション連携が産学官連携功労者表彰国交大臣賞 2016年08月26日
 内閣府、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、(一社)日本経済団体連合会、日本学術会議が産学官連携活動における優れた成功事例等を表彰する「産学官連携功労者表彰」の平成28年度(第14回)受賞者を決定し、「国土交通大臣賞」として「下水汚泥消化ガスからの水素ステーション開発」に取り組んだ九州大学水素エネルギー国際研究センター客員教授の田島正喜氏、福岡市長の高島宗一郎氏、三菱化工機潟Gネルギープロジェクト室担当部長の宮島秀樹氏、豊田通商叶V規事業開発部部長の中川浩司氏が受賞した。8月26日、東京・江東区の東京ビッグサイトで表彰式が行われ、受賞者は同日、国交省下水道部長室において受賞報告を行った。
団体の動き/アイスピグ研究会、新聞報道等で施工実績急増 2016年08月23日
 特殊アイスシャーベットを用いて管内洗浄を行うアイスピグ研究会は8月23日、東京・新宿区の東亜グラウト工業鰍ノおいて平成28年度定時総会を開催した。昨年度同研究会では、パイプライン洗浄に関する展示会においてアイスピグ工法のPRを行うなどし、施工実績の大きな増加につなげている。今年度は、昨年度の経験を踏まえ引き続き同工法の認知度向上と普及活動に力を入れていくほか、技術委員会とは別に、現場で実際の施工に携わる技術者たちの交流会を開き、知見の共有化等を図っていく方針だ。大岡伸吉会長は「口コミや新聞掲載によってアイスピグ工法の知名度が広がり、施工実績が急激に増えてきている。新聞記事に取り上げられるということは新規性があるからであり、アイスピグ工法はこれからまだまだ伸びると確信している」などと話した。
団体の動き/日本下水文化研究会、創設30周年・バルトン生誕160年記念式典を開催 2016年08月06日
 NPO法人 日本下水文化研究会(酒井彰代表)および久保赳・バルトン記念基金管理委員会(稲場紀久雄委員長)は、同研究会創設から30周年を迎えるとともに、今年がわが国近代上下水道の父W. K.バルトンの生誕160年という節目の年に当たることを記念し、バルトン忌の8月6日に合わせて東京・千代田区の主婦会館にて記念式典を開催した。記念式典ではバルトン記念賞、久保赳記念賞の授与も行われた。このうちバルトン記念賞には、バルトンの活躍を追跡調査した研究『W.K.バルトンの研究』(日本建築学会)等でバルトンの実像を現代によみがえらせた長岡造形大学の平山育男教授に授与された。久保赳記念賞には、日本下水文化研究会を物心両面で支援してきた西堀清六元日本下水道文化研究会評議員会会長が特別賞を、水循環基本法に基づく水制度改革に取り組む水循環フォローアップ委員会(座長:沖大幹東京大学生産研究所教授)が奨励賞を授与された。
学の動き/長岡技術科学大学、下水エネ活用実証設備見学会を開催 2016年08月04日
 長岡技術科学大学資源エネルギー循環研究室は8月4日、新潟県流域下水道西川浄化センター(新潟市西区)において、下水道資源・エネルギーを活用した植物栽培実験の実証設備見学会を開催した。同設備は新潟県と同大学がの開発を行うためのもので、国交省の「GAIAプロジェクト」による支援を得ている。同設備では新潟県立植物園の協力の下、さまざまな植物の栽培を検討している。そのなかでも冷水を活用する水草の栽培に注目し、現在、絶滅危惧種に指定され、栽培技術が確立されていないバイカモの栽培を試みている。下水処理場は水・栄養塩・下水熱・CO2と栽培に必要な要素がすべて揃っており、バイカモの栽培に適していると考えられている。下水処理場でのバイカモの栽培が可能となれば、種の保全への貢献など新たな価値の創造が期待される。
自治体の動き/大阪市建設局・OGCTS・月島機械ほか、官民連携による消化ガス発電事業実施 2016年08月01日
 市内4ヵ所の下水処理場において民設民営方式による消化ガス発電事業の実施を計画している大阪市建設局は8月1日、同市西淀川区の大野下水処理場において発電事業を開始した。これは再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を活用し20年間維持管理を実施するもので、本施設はその第1号となる。外GCTS、月島機械鰍ィよび月島テクノメンテサービス鰍フ3社共同で実施する。消化ガスを用いて発電した電力はFITを活用して売電する。また発電に伴い発生する排熱は、消化槽の加温に利用する。大野下水処理場では発電機30台で750kWを発電する。想定年間発電量は一般家庭1,500世帯分相当の550万kWhで、CO2削減効果は大阪城公園約3倍の面積の森林が1年間に吸収する量に相当する2,800tが見込まれている。
団体の動き/土壌浄化法連絡協議会、第17回全国大会を開催 2016年07月29日
 全国土壌浄化法連絡協議会は7月29日、東京・中央区にあるオフィス東京で第17回全国大会を開催した。熊本県地震発生から3ヵ月半という状況下、下水道の被災報告のほか、ブータン王国におけるJICAのモデル事業に採択されたばかりというトピックを抱え開催された。開会にあたり挨拶に立った齋藤文英会長(会津坂下町町長)は、「下水道は人々の生活の安心・安全、環境の向上に欠かせないインフラ。自然の力を最大限に生かすことができる土壌浄化法が時代が求めるリバース・イノベーション技術として世界的に広がることを願う」と期待を語った。大会では、新たな海外展開事例としてブータン王国での企画申請採択の事例が報告されたほか、熊本県土木部道路都市局下水環境課の森裕審議官より熊本地震による被災状況が報告され、下水道クイックプロジェクトによる“露出配管”を採用した益城町では被災箇所が一目瞭然なため翌日には復旧できたという話などがあった。
団体の動き/名古屋の市民団体が下水道展会場で名古屋堀川浄化事例を発信 2016年07月28日
 下水道展'16名古屋の併催企画として7月28日、ポートメッセなごや交流センターにおいて、名古屋市の堀川を舞台に活動している市民団体等が参加し、「堀川をとりまく市民活動─官学民連携のネットワーク─」をテーマに議論や情報交換を行う水環境ひろばが開催された。この水環境ひろばは、水環境やまちづくり、下水道等に関わる市民団体やNPO法人にそれぞれの活動紹介をしてもらい、来場者に水環境や下水道の理解を深めてもらうとともに、日頃活動している市民、団体の絆を深め、今後の活動発展に役立てることを目的に開催するもの。今回で4回目。今回は、名古屋の母なる川・堀川について浄化活動やまちづくりで活動している@堀川1000人調査隊2010、ANPO法人堀川まちネット、Bレトロ納屋橋まちづくりの会、C黒川ドリーム会とともに、大阪、東京で水環境向上を目的に活動しているDNPO法人下水道と水環境を考える会・水澄、ENPO法人21世紀水倶楽部がパネリストとして参加した。
団体の動き/抗菌コンクリート研究会、管路維持などに大きな市場と期待 2016年07月27日
 抗菌コンクリート研究会は7月27日、名古屋市中村区の名鉄グランドホテルで第20回定時総会を開催した。開催にあたり、冒頭、粕谷英孝会長は「当協会では、腐食の原因菌を抑制し、下水道管路施設の長寿命化に貢献。ライフサイクルコストの低減にも有効」と訴えた。同協会は平成27年度、役所向け提案活動計37件、コンサルタント向け提案活動計22件を実施。セミナー関連では、10月に第21回下水道用管路資器材研修会を開催し、曝露試験関連では、京葉ユーティリティ梶A島根県宍道湖流域下水道東部浄化センターで試験を実施した。今年度は、役所、コンサルタントへの製品説明活動の推進や技術セミナーの開催、抗菌コンクリートの曝露試験を継続するほか、(公社)日本下水道協会が推進する認定工場の増加を図る(現在、14工場が登録済み)。
団体の動き/全国上下水道コンサルタント協会、第26回技術研究発表会を開催 2016年07月25日
 (一社)全国上下水道コンサルタント協会(水コン協)は7月25日、名古屋市中村区のウインクあいちにおいて第26回技術研究発表会を開催した。これは上下水道技術者の育成を図ることを目的に同協会が実施しているもの。会員ら約120人が参加し、会場はほぼ満席となった。研究発表会では、人口減少傾向を見据えて施設整備計画を策定した事例や浸水被害常襲地域における浸水対策計画の効果検証事例など14篇が発表され、最優秀賞発表論文には「載荷状態を考慮したせん断耐力式の水道施設への適用事例」(劾JS東京支社東京総合事務所水道部・小野敏幸氏)が、また優秀発表論文には「応急給水施設の整備に係る検討事例」(日本水工設計鞄結梹x社水道部設計課・笠原雄司氏)および「A市におけるアセットマネジメントの取り組みとAM支援システムの構築事例」(日本水工設計鞄結梹x社事業運営支援部運営支援課・高野伸彦氏)の2篇がそれぞれ選ばれた。
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