| 団体の動き/クリスタルライニング工法協会、会員サービス充実に向けIT化進める |
2016年07月25日 |
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| クリスタルライニング工法協会は7月25日、名古屋市中村区にあるキャッスルプラザで第18回定例総会を開催した。開催にあたり挨拶に立った菊池英夫理事長は「当工法の実績は伸びている。従来からの防食や止水、補強工に加え、マンホールの耐震補強等、多数のコンサルタントから見積や設計依頼が増えている。今後は施工要領書に動画や音声といったIT資料を用いたIT化を進める。近くホームページにアップするので、業務に活用できるよう進めていきたい」と挨拶した。総会で承認された平成27年度事業報告によると同協会では昨年度、クリスタル専門技術者認定講習会を開催し55名が受講し620名が認定されている。また下水道展'15東京や下水道管更生技術施工展2015岡山に出展した。今年度は、10月に千葉市で開かれれる下水道管更生技術施工展2016千葉に出展するほか、修繕・改築工法説明会を2回開催する予定。 |
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| 団体の動き/エコ防食工法研究会、新型ノンスチレン樹脂を開発 |
2016年07月22日 |
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| エコ防食工法研究会は7月22日、横浜市中区のメルパルク横浜で第9回通常総会を開催。同研究会は平成27年度、ノンスチレン樹脂としては世界初となる耐薬品性、耐摩耗性および耐クラック追従性等多用途展開機能を付与した新規樹脂の開発・製品化に成功した。平成28年3月末現在のスチレンフリー防食工法の施工実績は累計120件以上・17万m2強、ポリウレア・ポリウレタン樹脂工法は累計8件・約4万m2となり、合計20万m2を達成した。今年度は@汎用型ノンスチレン樹脂塗布ライニング工法・A種、C種およびD種の公的試験機関試験成績書の取得、A汎用型ノンスチレン樹脂およびKSノンスチレン樹脂の塗り床工法市場への導入等の活動を予定している。総会冒頭、増田聖史会長は「新しいかたちのノンスチレン材を開発した。これにより価格による差は解消されることとなり、さらにノンスチレン樹脂を前面に押し出した活動ができる」と挨拶した。 |
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| 団体の動き/下水道管路データバンク、被災時の下水道復旧をバックアップするクラウドサービス |
2016年07月22日 |
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| 大規模地震などによる被災時に備えて自治体の下水道管路施設データを無償で保管・提供する組織「(一社)下水道管路データバンク」(GPD)が7月22日に設立された。立ち上げたのは、積水化学工業梶A管清工業梶A鞄水コン、日之出水道機器鰍フ4社。代表理事には積水化学工業の福井一晃氏が就き、事務所は東京都中央区日本橋冨沢町9−19においた。今後、広く会員企業を募り、9月1日(防災の日)より業務を開始する。設立の目的は、預かっておいた管路データを災害時等に迅速に提供して被災管路施設の早期復旧を支援すること。GPDでは自治体から下水道管路管理データを無償で預かりクラウド上に保管。災害時には、被災自治体や支援団体等はIDとパスワードを入力することですぐにデータを入手できる仕組み。無償で行うデータの保管・提供サービスのほか、有償によるクライシスマネジメントおよびアセットマネジメント支援サービスも備える。 |
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| 団体の動き/日本スナップロック協会、高崎市でマグマロックNGJデモ施工見学会を開催 |
2016年07月20日 |
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| 日本スナップロック協会は7月20日、群馬県高崎市の同市下水道局阿久津水処理センターにおいて「マグマロック工法NGJ」デモ施工見学会を開催した。高崎市をはじめ、前橋市や伊勢崎市等周辺自治体8市町村からの35名を含む約60名が参加した。高崎市では、市内の下水道管路施設の耐震化を考えるうえでの参考として、同工法のデモ施工を実施した。喜多島恒会長はデモ施工に先立ち、「スナップロック工法は高い止水性を誇っている。施工にあたりステンレススリーブというリング状の材料と管の間にゴムをかませているので、耐性、振動に強い。この特性を考えてマグマロック工法の開発が始まり、本日デモ施工するNGJの開発に結びついた。本日のデモ施工をよく見ていただき、当工法を理解していただき、今後設計を行ううえでの参考となれば幸いである」と挨拶した。 |
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| 団体の動き/JSTT、第23回非開削技術講演会を開催 |
2016年07月14日 |
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| (一社)日本非開削技術協会(JSTT)は7月14日、東京・港区の発明会館で第23回非開削技術講演会を開催した。講演会ではまず、清水建設葛Z術研究所上席研究員の若原敏裕氏が戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術推進の取組について」をテーマに講演し、SIPが始まってまだ2年なので知的財産権の関係からすべてをオープンにできないが今後活用してほしい旨を述べつつ現状を説明した。このほか、国土交通省下水道部事業マネジメント推進室長の石井宏幸氏が「改正下水道法による維持、修繕及び改築の取組みについて」をテーマに、厚生労働省水道課課長補佐の山田拓也氏が「水道事業の現状と課題について」をテーマにそれぞれ講演し、現在問題となりつつある人口減少による人材不足・収入減、事業継続に対する課題等を述べ、熊本地震の現状についても報告した。 |
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| 団体の動き/強化プラスチック複合管協会、新会長に積水化学の福井氏が就任 |
2016年07月14日 |
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| 強化プラスチック複合管協会は7月14日、東京・千代田区の東京国際フォーラムガラス棟において第44回定期総会を開催した。平成28年度は、「耐震」「長寿命化」をキーワードに同製品の優位性を下水・農水市場顧客に対し積極的にPRしていくほか、技術研修会を東京で開催する等の活動を予定している。同総会では役員の選任が行われ、積水化学工業鰍フ福井一晃氏が新たに会長に就いた。福井新会長は、「強プラ管は軽く、施工しやすく、粗度係数が小さく、そのためトータル建設費用が安くなる点がメリットだと考えている。現在まだまだ自治体の認識が低いと感じている。昨今、老朽管の被害が多く報告されている。当製品のメリットを会員各社が一丸となりアピールすれば世の中に受け入れられる商品であると思う。今後は雨水事業、農水事業へ強プラ管の優位性をPRしていきたい」と挨拶した。 |
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| 団体の動き/ボックス推進工法協会:簡易型を除き8現場の受注施工実績を確保 |
2016年07月14日 |
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| ボックス推進工法協会は7月14日、福岡市博多区のホテルセントラーザ博多で平成28年度総会を開催した。酒井英治会長は総会冒頭に挨拶に立ち、「8回目の総会を迎えることができた。この間の採用実績としては、簡易型を除けばようやく8現場の受注施工実績が確保されたことになる。現在製作中のジャイアントボックス推進工事も秋以降に現場入場予定となっている。歩みの鈍い工法に対して本協会責任者として、そろそろ機が熟すのではないかと先への期待感は途絶えていない。また、密閉型ボックス推進工法は、形状寸法の平準化が難しく、その都度大きな設備投資が必要となるが、多方面の方々のご協力の下、本工法の優位性を生かした市場開拓、歩行者の利便性・安全性を掲げて地域社会の安全確保に邁進していく」と述べた。 |
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| 団体の動き/超流セミシールド協会、浸水対策の迅速化で社会貢献したい |
2016年07月14日 |
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| 超流セミシールド協会は7月14日、平成28年度定時総会を福岡市博多区のホテルセントラーザ博多で開催した。総会冒頭に挨拶に立った三浦栄会長は次のように述べた。「減災を目的としたインフラ整備の必要性が言われている。我々非開削技術の専門業者としては、降雨をいち早く地下に貯留するための管路を構築し、その管路が役割を果たすことが第一の望み。地道にその対策を日本全国で行っていくことで、少しでも社会に貢献できればと考えている。当工法では、泥濃式の中でもいち早く遠隔操作方式の掘削機を採用し、油圧式ゲートを設置するなど、安全対策を十分に図っているという自負がある。今年度ようやく改訂を行った積算資料にもそれらの内容を改めて記載した。さらに当工法の特徴的な施工条件として、雨水対策工事における既設構造物への直接切削接合を示した」。 |
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| 団体の動き/建築学会、「蓄雨」PRアニメーションを一般公開 |
2016年07月14日 |
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| (一社)日本建築学会がこの3月に新たに定義した雨水利用に関する概念「蓄雨」をわかりやすく解説したアニメーションがこのほど、動画投稿サイト「YouTube」で公開された(https://www.youtube.com/watch?v=uKvIvqvUrgg)。同サイトで視聴できるのはサンプル版だが、サイト内で示されている「利用申込書」を指定のメールアドレス(chikuucity@gmail.com)に添付送信することで、本編をダウンロードして自身のホームページやイベント等で活用することも可能だ。雨を敷地内に留めて利活用するとともにグリーンインフラ等との連携をはかり、防災面などの効果を高めながら水循環の健全化をはかる街づくりを目指す「蓄雨」の概念を広めることがねらい。 |
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| 団体の動き/高耐圧ポリエチレン管協会、平成28年度はJIS、ISOに力点 |
2016年07月12日 |
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| 高耐圧ポリエチレン管協会は7月12日、東京・港区の東海大学校友会館で第29回定期総会を開催した。同協会では平成28年度は、昨年度に続き「TC138(プラスチックパイプ関係)幹事国業務委員会」に参加して内圧用高耐圧ポリエチレン管の国際標準化の推進、同管の埋設性能試験の実施、内圧用HSPE管のJIS規格およびISO規格制定委員会への参画、ドイツ国ベルリン市で開催されるプラスチックパイプカンファレンスへの参画等を予定している。総会冒頭、三木裕会長は「現在、プラスチックパイプの基準は欧米の基準が基になっている。これからは日本から製品基準を発信していければと思う。今年度は、経産省が進めるJIS、ISOに力点を置いてやっていきたい」と述べた。 |
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