| NPOの動き/21世紀水倶楽部、「水系環境リスク」研究集会 |
2015年07月08日 |
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| NPO法人21世紀水倶楽部(亀田泰武理事長)は、東京・千代田区の(公財)日本下水道新技術機構において、「水系環境リスクの最前線」をテーマとする研究集会を開催し、身の回りにあって人の健康や水生態系への影響が懸念される医薬品や化学物質、福島原発事故による沼や湖の放射性物質汚染などの水系環境リスクについて最新情報を解説してもらい、意見交換を行った。研究集会では最初に、国立研究開発法人国立環境研究所環境健康研究センター総合影響評価研究室の中山祥嗣室長が「排水中の化学物質曝露・影響評価の動向」と題して講演し、次に、国立研究開発法人土木研究所水環境研究グループ水質チームの岡本誠一郎上席研究員が「下水道へのWETの適用とその課題」について講演した。さらに、群馬県水産試験場水産環境係の湯浅由美主任による「群馬県赤城大沼における放射性セシウムの減衰過程〜原発事故から4年を経過して〜」と題する講演した。 |
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| 団体の動き/ヒューム管&ベルスタ推進工法協会、平成27年度定例総会 |
2015年07月03日 |
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| ヒューム管&ベルスタ推進工法協会は、東京・千代田区のホテルルポール麹町で平成27年度定例総会を開催した。同協会は昨年度、技術部会では推進機改良、積算歩掛見直し等を行った。平成26年度末までの施工実績は、ヒューム管推進工法で累計380件(総施工延長8万5,108m)、ベルスタモール工法で累計387件(総施工延長10万6,868m)となっている。平成27年度は、工法説明会・現場見学会を開催する。また総会では、勢川肇会長が所属会社の異動に伴い会長職を退任するため、役員選任の審議が行われ新会長に葛ヲ和エクシオ土木事業本部の穴澤康之土木営業部門長が新会長に就任した。穴澤会長は就任に際し「協会発展のため会員各社の協力を得ながら努力していく」と述べた。 |
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| 団体の動き/FRP内面補修工法協会、施工技能士認定研修 |
2015年06月30日 |
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| FRP内面補修工法協会は6月30日〜7月1日、滋賀県甲賀市のエスジーシー下水道センター且賀工場で、FRP内面補修工法・施工「技能士」認定研修会(第3回)を実施した。1日目は、「FRP内面補修工法の基礎知識」と「施工の基礎知識」を室内で学んだ後、「基本事項」として材料切断、配合、撹拌、含浸、模擬管での本管補修、さらに「模擬実管路での本管補修」にかかる実習が行われた。2日目は「一体型補修」の実習。施工時の注意点について長倉享司施工指導員(エスジーシー下水道センター技術部長)は、「チームワークが大事な作業。エアーが入らないなど、おかしいと思ったときは、『やめる勇気』が大事。時間や材料をむだにしないためにも、失敗しないためにも、『やめる勇気』が必要。今回、それを学んでほしい」と説明した。 |
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| 団体の動き/デュアルシールド工法協会、平成27年度通常総会 |
2015年06月30日 |
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| デュアルシールド工法協会は、平成27年度通常総会を東京・千代田区の海運グラブにおいて開催した。同協会は昨年度、船橋市で現場見学会を開いたほか、横浜市や東京都品川区での説明会、日本下水道事業団での説明会および見学会、日越下水道セミナー現場見学会など同工法説明会を開催し普及・PRに努めた。また平成27年度は、同工法をさらに普及させるため、年3回程度の工法説明会、地方都市発注者向け現場見学会等を開催する計画だ。岩川智会長は「近年推進工事、シールド工事ともに少ないが、本年度は稼働中・予定を含め、本工法工事が16件ある。これらすべてを終えると1万3,059mとなる。昨年、船橋市より発注された工事で2次覆工なしで施工できるRCセグメントが採用された。今後は関東を中心として一層の事業拡大を図るため、水道工事、民間工事にも積極的にあたっていく」と、営業展開を積極的に図っていく姿勢を示した。 |
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| 自治体の動き/大阪府、地下河川に下水道管がジョイント |
2015年06月30日 |
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| 大阪府寝屋川流域では、下水道事業と河川事業が一体となって浸水対策を進めており、その一環として、このほど河川事業による門真調節池が完成し、その調節池に下水道増補幹線が接続した。門真調節池は、全長14.3qにわたる寝屋川北部地下河川のうち、上流域に位置する2.9qの区間の大深度の雨水貯留施設。口径はφ5,400o。両者の接続により、寝屋川北部流域における雨水の貯留能力が約7万m3アップし、同流域全体で約35万tとなる。 |
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| 団体の動き/日本レジン製品協会、平成27年度定時総会 |
2015年06月29日 |
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| 日本レジン製品協会は、東京・千代田区の学士会館において平成27年度定時総会を開催した。同協会は昨年度、それまで開催していた臨時総会の代わりに“関連施設見学・講演会”を企画し、堺市上下水道局三宝下水処理場を訪問。同市における下水道成熟化に向けた取組みについて説明を受けるとともに、同処理場における高度処理施設等の見学を行った。 平成27年度は、製品検査立会研修会を麻生商事潟激Wン九州工場(レジンコンクリート管)と東海ヒューム管本社工場(レジンコンクリート製マンホール)で開催するほか、同協会製品の採用頻度の高い岡山市河川局への研修・見学会等を実施する予定。守屋洋会長は「平成26年度は会員の増減について若干の成果があった。今年度は技術資料やマニュアルの作成を予定している。今後もより一層の実績を上げるため、会員各社と協力していく」と意気込みを示した。 |
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| 団体の動き/ツインドリル工法協会、第8回総会 |
2015年06月26日 |
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| ツインドリル工法協会は、第8回総会を東京・荒川区のホテルラングウッドで開催。平成26年度は、福島県白河市で行われた国土交通省発注工事において同協会会員の滑ロ鹿が技術指導を行うなどした。このほか札幌市、佐賀市、富士市等で5回の講習会を開催。平成27年度は、同工法に関する工機具・材料および施工技術の調査研究、同工法に関する普及・宣伝活動およびデモ施工の全国展開、技能講習会の開催等の活動を予定している。松村行雄会長は「昨年末までに約6万本の施工を行った。協会の目標である10年で10万本を達成するためにはあと3年で4万本施工する必要がある。そのためには当工法を施工管理者にさらに周知させなくてはならない。施工デモを行うことが解りやすいと感じている。会員各社がデモ施工を行う際には協会が全面的にバックアップする」と話し工法普及に向けた意気込みを示した。 |
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| 団体の動き/日本下水道協会、第4回定時総会 |
2015年06月26日 |
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| (公社)日本下水道協会は、東京・千代田区の砂防会館において第4回定時総会を開催した。総会では@「接続促進対策に関する調査研究」および「下水道使用料等に関する調査研究」におけるアンケート調査の実施、A持続可能な下水道事業の運営のための事業管理計画を支援するための「全国データベース」構築に向けた検討、B管路更生工法に関する「新たな耐薬品性試験(案)」の策定および公表するなどした平成26年度事業報告等が可決承認された。また任期満了に伴う会長・副会長等の改選では、会長には仙台市の奥山恵美子市長が、副会長には福井市の東村新一市長、宮崎市の戸敷正市長、奈良県斑鳩町の小城利重町長がそれぞれ選任された。 |
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| 団体の動き/セラミックキャップバー工法研究会、第2回定時総会 |
2015年06月24日 |
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| セラミックキャップバー(CCb)工法研究会は、第2回定時総会を東京・千代田区のアルカディア市ヶ谷において開催した。同研究会は今年度、施工面の改良・工夫実施のため可逆性グラウトの改良および貯留槽方式の改良(アクリル治具の事前貼付を要しない方式)を上半期中に実施するほか、機械式継手に関する講習会の開催、積算マニュアルおよび施工マニュアルの改訂等を実施する方針。また総会では、金岡稔会長が退任し、カジマ・リノベイト鰍フ齋藤健代表取締役社長が新会長に就任した。齋藤新会長は「昨年度は7万本を超える施工を行った。現在までの累計は17万本ある。今後もさらに採用が続くものと考えている。今後引き続き実績を積み、技術開発・改良をすすめ研究会として積極的な活動を行う。当工法の優秀性がさらに世の中に認知されることを望んでいる」と挨拶した。 |
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| 団体の動き/日本スナップロック協会関東ブロック支部、第1回定時総会 |
2015年06月24日 |
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| 日本スナップロック協会関東ブロック支部は、東京・新宿区の東亜グラウト工業鰍ノおいて第1回定時総会を開催した。同支部は平成26年10月8日の設立後、武蔵野市の下水道課職員を対象とした技術説明会・デモ施工を実施したほか、日立市下水道フェアへの出展、協会本部と連携した官公庁への工法PR活動を展開するなどし、関東支部管内で新たに5自治体でマグマロック工法が採用された。また協会保有3工法の同管内での昨年度施工実績は、協会全支部の中で最も多い2,313ヵ所(対全国比66%)。2年目となる平成27年度は、地域特性に応じた受注機会拡大を図るため支部組織の強化を進めるほか、デモ施工および工法説明会を積極的に開催していく方針だ。高野浩治支部長は好調だった昨年度実績を振り返り、「スナップロック工法の長所が改めて見出されてきたことの表れ」と話し、新製品を含め積極的に工法PRに乗り出す姿勢を示した。 |
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