| 団体の動き/下水道既設管路耐震技術協会、平成26年度はニュージーランドで技術指導を実施 |
2015年04月24日 |
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| 下水道既設管路耐震技術協会は東京・中央区のコートヤードマリオット銀座東武ホテルで第14回定時総会を開催した。それによると平成26年度施工実績は「既設人孔耐震化工法(ガリガリ君)」が過去最高の34都市7,483人孔(前年度比1.12倍)、「フロートレス工法」は28都市2,298人孔(同1.16倍)、「耐震一発くん」は13都市1,147管口(同1.16倍)だった。このほか、南海トラフ地震の発生が予測されている近畿・中国・四国地区において「西日本支部」が発足したほか、ニュージーランドにおいてフロートレス工法の技術指導および現場施工指導を実施するなどしている。平成27年4月1日時点での同協会の会員数は97社。豊口直樹会長は挨拶のなか「3工法それぞれが前年を上回る実績を上げている。国を強くするという思いで臨んでいる」と述べた。 |
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| 自治体の動き/横浜市、包括委託更新の入札公告で現場説明会開催 |
2015年04月24日 |
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| 横浜市は南部汚泥資源化センターおよび金沢水再生センター前処理施設において包括的民間委託を更新するため6月に入札公告を行うが、応募者をより多く募るため5月にそれぞれのセンターで現場説明会を開催する。委託対象施設は、南部汚泥資源化センター(ほか7ヵ所の送泥施設)、鳥浜第一工場排水処理場および福浦工場排水処理場で、いずれも平成27年度末で包括的民間委託契約が完了する。更新される包括委託の履行期間は平成28年4月1日〜平成34年3月31日までの6年間。現場説明会の受付期間は平成27年5月18日(月)〜同22日(金)で、受付時間は9:00〜15:00。事前に担当まで連絡する。連絡先は、南部汚泥資源化センターが管理棟2階事務室(Tel.045―774―0848、包括見学担当)、金沢水再生センターが2階事務室(Tel.045−773−3053、前処理担当)まで。 |
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| 団体の動き/日本下水道協会、米国水環境連盟会長招き日米下水道シンポジウムを開催 |
2015年04月23日 |
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| (公社)日本下水道協会は東京・千代田区の東京国際フォーラムにおいて、米国水環境連盟(WEF)のエド・マコーミック会長を招き「下水処理場のエネルギー自立に向けて」をテーマとする日米下水道シンポジウムを開催した。このなかでマコーミックWEF会長は、2002年時点でエネルギー回収率40%だった米国カリフォルニア州のイーストベイ上下水道事業組合が2012年に北米で初めて再生可能エネルギーによりエネルギー純生産者となったこと、WEFは「下水処理場が廃棄物処分施設ではなく、むしろ清浄な水を生み出し、栄養塩を回収し、再生可能エネルギーの生産と使用によって化石燃料への依存を減少させる可能性を持つ資源回収施設である」という世界観の転換を図り、下水処理場の「グリーン工場」への変革を進めていることなどを紹介した。 |
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| 団体の動き/日本SPR工法協会、平成27年度を新しい四半世紀に向けたスタートに位置付け |
2015年04月23日 |
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| 日本SPR工法協会は、東京・港区の明治記念館で第26期定時総会を開催した。それによると平成26年度は、25周年記念式典や全国49ヵ所でのデモ施工、10年以上経過した更生管の追跡調査で良好な結果が得られるなどした。27年度は、計画施工高200億円等を目標に事業を実施していく。総会後の懇親会で小川健一会長は「管きょの更新、再構築、改築の需要は、今後ますます増加していく。このニーズに的確に応えていくためには、さらなる技術開発、改良、品質の向上、あるいは安全で効率的な施工技術の確立、コストの削減など、さまざまな努力を重ねていかなければならない。これまでの25年間、更生工法のパイオニアとして業界をリードしてきたが、27年度を新しい四半世紀に向けたスタートの年と位置付け、会員一同力を合わせて努力を続けていきたい」と述べた。 |
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| 自治体の動き/京都市、「上下水道局」の局名変更で市民アンケート開始 |
2015年04月23日 |
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| 京都市上下水道局は、水道事業および下水道事業を市民とともに未来に繋ぎ発展させていくことを狙いとして局名の変更を検討。よりふさわしい局名にするべく市民へのアンケート調査を開始した。この取組みは、平成26年7月の水循環基本法施行を踏まえ、京都の先人達が築いた水道事業および下水道事業を市民とともに未来に繋いでいくために、水道水の供給や汚水の処理にとどまらない、水道事業および下水道事業が担う幅広い重要な役割をより的確に表現する新しい局名に、平成28年度から変更することを検討しているもの。アンケートの回収は、イベント会場や局内窓口、E-mail、FAXによって8月31日まで実施する。 |
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| 団体の動き/パルテム技術協会、設立10周年記念総会を京都市で開催 |
2015年04月22日 |
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| パルテム技術協会は、3団体統合後10回目を記念する定時総会を京都市下京区のリーガロイヤルホテル京都で開催した。総会開催にあたり挨拶に立った八木伊三郎会長は「当協会は前身の時代を含め、32年間、管更生を引っ張ってきた。我々の技術はそれぞれが特長を持つ強い工法。さらに昨年度には、1時間15分ほどの短時間で施工ができるパルテムフレップ工法を新たに開発した。管更生は追い風の吹いている業界。わが国の管路は上水道が62万km、下水道46万km、農業用水が60万kmあり、社会的使命は大きい。五つの工法を武器に、日本の社会に貢献しつつ、会員各社とともに今後ますます協会を大きく発展させていきたい」と展望を語った。平成26年度におけるパルテム4工法の施工実績は前年度対比約35ポイント増の5万8,352mで、施工累計は126万9,486mとなった。 |
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| 団体の動き/エースモール工法協会、平成27年度は新位置検知技術を発表 |
2015年04月22日 |
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| 小口径管推進工法のエースモール工法協会は、東京・墨田区のKFC国際ファッションセンターにおいて平成27年度(第二十三回)定時総会を開催した。総会では、全国9会場における技術説明会や各種技術研修会などを実施した平成26年度事業等が報告され、可決承認された。また平成27年度はエースモール工法、リバースエース工法のさらなる普及・PRを図るとともに、技術者育成、技術開発に取り組んでいく。奥要冶会長は挨拶で、「エースモール工法の推進延長は26年度は39.6qに達したが、今年度は40qの大台にのせたい。小口径推進370qのうちの60qに向かってがんばっていきたい。そのために新技術の開発に注力しており、近々新しい位置検知技術も発表できる。会員皆様のアドバイスをいただきながら、少々アグレッシブな広報活動を展開したい」などと語った。 |
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| 団体の動き/ハイブリッドモール工法協会、累計推進延長が1万2,758mに |
2015年04月21日 |
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| 複合式推進工法を展開するハイブリッドモール工法協会(澤口明会長)は東京・中央区の東京八重洲ホールで平成27年度(第5回)定時総会を開催した。総会では、他団体との協賛による全国20都市での技術説明会や工法の適用検討および見積り作成(27年3月現在、前年比25%増の112件)等を実施した平成26年度事業報告が可決承認されたほか、「さらなる普及・PR活動の充実」および「部会活動の活性化」を主眼とする平成27年度事業計画が決定した。平成26年度の推進施工延長は前年度を14%上回る1,917mで、累計施工延長実績は1万2,758.2mとなった。平成26年度末の協会会員数は、正会員、賛助会員合わせて前年度より3社増え18社となっている。 |
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| 国の動き/B-DASHプロジェクト2015年度実施5事業を決定 |
2015年04月20日 |
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| 国土交通省は2015年度の下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)実施技術5件を選定した。今回の募集では、@複数の下水処理場からバイオガスを効率的に集約・活用する技術、AバイオガスからCO2を分離・回収・活用する技術、B都市域における局所的集中豪雨に対する降雨および浸水予測技術、C設備劣化診断技術――の4技術について事業提案を募っていた。今回選定された実施事業は以下のとおり。@複数の下水処理場からバイオガスを効率的に集約・活用する技術、Aバイオガス中のCO2分離・回収と微細藻類培養への利用技術実証事業、B都市域における局所的集中豪雨に対する雨水管理技術実証事業、CICTを活用した下水道施設の劣化状況把握・診断技術の実証、DICTを活用する劣化診断技術および設備点検技術実証事業――。 |
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| 団体の動き/BISTRO下水道推進戦略チーム、「レシピブックVer.2.0」を発表 |
2015年04月17日 |
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| 国土交通省と(公社)日本下水道協会が設置している「BISTRO下水道推進戦略チーム」は「BISTRO下水道〜レシピブックVer.2.0〜」をとりまとめたと発表。「Ver.2.0」は、農業・食品に関わる資源の現状とともに、下水道資源が農業に有用であることを伝え、下水道資源が安全で、農家から好評を得ている地域があることを紹介している。また、下水道資源を活用して栽培した作物を、日本地図を利用してわかりやすく説明している。さらに、再生肥料を使って栽培される長いもやアスパラガス、バイオガスから精製したCO2を使って栽培される海藻、再生水や熱・CO2を使って栽培されるトマト、再生肥料を使って栽培される生姜やアーティチョーク等を用いた美味しいレシピを紹介している。 |
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