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『マニュアルにはない水質管理 〜お金をかけずに求められる水を〜』 |
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著者:古賀みな子 体裁:B5版148ページ、微生物カラーグラビア付 定価:3,850円(税込・送料別)
本書は、『月刊下水道』(環境新聞社)の2006年6月号から2007年12月号にかけて連載したものに書き下ろしを加えて、再構成したものです。 著者は、福岡県大牟田市の下水処理場管理に約30年間従事した技術者(農学博士)で、「限られた財源のなか有効に汚水処理を行うためには、微生物の力を最大限活用することが必要である」「水が使われた発生源から処理施設までを一つのバイオリアクターと捉え、水処理を考えることが必要である」という信念のもと、自ら現場に出向き、調査研究を行ってきました。 本書では、その結果得られた最適な管理手法として、活性汚泥微生物を指標にした運転管理、現場の経験から確立した処理技術や固液分離障害の抑制運転、合流改善対策法の1つの方法である雨天時活性汚泥法等、また余剰汚泥の処理についても沈降性、脱水性等に触れながら紹介しています。 これらの管理技術やノウハウは、主に下水道の施設現場から導き出されたものですが、本書の生物処理のしくみを理解していれば、農業集落排水施設や合併処理浄化槽、特定事業所等の汚水処理施設管理、あるいは除害施設の水質監視や指導などにも大いに参考になることと思います。
第1章 水処理の基本的な考え方 第2章 処理施設の管理 第3章 流入水の水質把握と指導 第4章 活性汚泥生物の観察 第5章 処理障害を解消する運転方法 第6章 消毒方法の特性 第7章 構造物が腐食しない環境づくり 第8章 鉄剤添加の効果 第9章 コスト縮減型合流改善 第10章 活性汚泥法で行なう窒素・リンの除去 付録 |
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(2008/04/15) |
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