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もしも下水道が使えなくなったら――。水道・電気・ガス等と同様に、私たちの生活や社会活動に欠かせないライフラインとなっている下水道。だがそれは、使っていることを利用者が認識しにくい側面を持つ。またさらに、水道や電気のように給水車や発電機等による代替が利かない点は、他のライフラインと大きく異なるところだ。阪神・淡路大震災や新潟県中越地震等では、下水道のない生活の不便さが大きくクローズアップされた。が、そうした記憶も、月日の経過とともに風化しつつある。 滞ることが許されない下水道だが、その事業を間断なく実施するためには、膨大な量にのぼる管路施設や処理施設の計画的な維持・更新の実施、発生量が年々増加している汚泥の効率的な処理、事業経営のスリム化などを確実に図っていくことが不可欠だ。もし下水道が抱えるこれらリスクが「発火」し事業が停止してしまったら――。「下水道の日」に向けた9月号特集では、下水道事業への社会的理解を深めるためのPRを、リスクの観点から考えてみる。 |
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古くから日本文化の中心として栄えた近畿地方は、茶の湯や和歌、書画など水に関係する文化で国内外に広く知られる地域である。さらに産業面でも、醸造や水産、繊維、皮革、機械・金属工業が盛んであり、水とはとても深い関係にある。 本年10月6日に大阪市住之江区で開催する「下水道管更生技術施工展2010関西」を記念する『月刊下水道』10月号では、水循環や資源循環という新たな“水文化”を支える下水道事業のなかでも特に管路施設の管理に焦点を当てながら、近畿地方における下水道事業の概況、下水道管渠の長寿命化に向けた考え方や取組み、管更生工事における品質確保に向けた取組み等を紹介する。 |
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